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コミュニケーション

プロバイオティクスについて知っておくべき5つのこと
5 Things To Know About Probiotics

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終改訂年月(翻訳時):2013年7月16日

プロバイオティクスとは、ヒトの体内に自然に存在する微生物と同じ、または類似の生きた微生物(例:細菌)であり、健康に利益をもたらすと考えられています。人体を細菌やその他の微生物の「宿主」として捉えるとプロバイオティクスをより深く理解できます。人体の中でも特に下部消化管(腸)は、複雑で多種多様な腸内細菌叢を有しています。細菌は有害な「病原菌」と考える傾向がありますが、実際には細菌の多くは人体を適切に機能させるよう働きかけます。

プロバイオティクスは、サプリメントやヨーグルトのような経口用製品として、また坐薬やクリームのような経口用以外の製品としても消費者が利用できます。ただ、米国食品医薬品局(FDA)はプロバイオティクスの栄養機能表示を承認していません。ここでは、プロバイオティクスについて知っておくべきことをいくつか紹介しています。

  1. プロバイオティクスは、急性下痢症や抗生物質関連下痢症、アトピー性皮膚炎(乳幼児に最も多く見られる皮膚疾患)の改善に役立つとする報告がいくつかあります。
  2. プロバイオティクス製剤の中には、研究として有望な結果が示されたものもありますが、それ以外の適応では有効性を裏づけるに足る強い科学的根拠はほぼありません。
  3. 研究によるとプロバイオティクスは通常、副作用がほとんどないということが示唆されています。しかしながら、安全性、特に長期摂取の安全性に関するデータは限られており、基礎疾患のある人では重篤な副作用のリスクが高くなる可能性があります。
  4. プロバイオティクス製品は異なるタイプの細菌が含まれ、ヒトの体にさまざまな影響を与えます。また、その影響も人により異なります。
  5. もしプロバイオティクスのサプリメントを摂取しようと考えている場合には、まず医療スタッフに相談しましょう。科学的に立証された治療法を、立証されていない製品や療法に置き換えてはいけません。

監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください
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