• 一般の方へ
  • 医療関係者の方へ
  • 統合医療エビデンス
  • 「統合医療」とは?
  • コミュニケーション
  • 冊子・資料
  • 海外の情報
ホーム  >  コミュニケーション  >  オメガ-3脂肪酸と心臓病の関係について知っておくべき5つのこと

コミュニケーション

オメガ-3脂肪酸と心臓病の関係について知っておくべき5つのこと
5 Things To Know About Omega-3s for Heart Disease

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終改訂年月(翻訳時):2013年12月21日

オメガ-3脂肪酸とは、体内の様々な機能に重要な、多価不飽和脂肪酸の一つです。脂肪が多い魚や一部の植物油などに含まれ、サプリメントも販売されています。 専門家は、オメガ-3脂肪酸を豊富に含む魚は心臓に良い食材の一つとすべきという意見で一致していますが、オメガ-3脂肪酸単独で心臓病の予防効果があることを示す決定的な報告はありません。

  1. 専門家はオメガ-3脂肪酸を豊富に含む魚を心臓に良い食材の一つとすべきという意見で一致しています。 これまで魚と心臓病の関係については数多くの研究がされ、週に最低1度は魚を食べる人は、極稀にしか食べない人やまったく食べない人に比べ、心臓病で亡くなる可能性が低いという結果が、決定的ではないにしろ有力な報告をもって示されています。
  2. オメガ-3脂肪酸サプリメントが心臓病を予防することは証明されていません。 オメガ-3脂肪酸サプリメントと心臓病の関係については相当数の研究がされてきましたが、個々の研究結果は一貫性がありません。2012年に行われたこれらの研究結果についての2つの複合解析では、オメガ-3脂肪酸が心臓病を予防することを示す有力な報告はありませんでした。
  3. オメガ-3脂肪酸サプリメントは血液凝固に影響を与える薬剤と相互作用を起こす可能性があります。 オメガ-3脂肪酸サプリメントの影響で、傷口の出血が止まりにくくなるかもしれません。抗凝固剤(“抗凝血剤”)や非ステロイド系抗炎症剤などの薬を使用している人がオメガ-3脂肪酸サプリメントを摂取しようとするときは、医療スタッフに相談してください。
  4. 魚肝油(魚油とは異なります)にはオメガ-3脂肪酸のほか、ビタミンA、Dも含まれますが、この種類のビタミンは過剰に摂取すると毒性があります。 魚肝油にはオメガ-3脂肪酸のほか、ビタミンA、Dも含まれます。どちらのビタミンも大量に取ると毒性が現れることがあります。魚肝油サプリメントに含まれるビタミンの量は製品ごとで異なります。
  5. オメガ-3サプリメントを摂取する前に医療スタッフに相談しましょう。 特に、妊娠中の人や授乳中の人、血液凝固に影響を与える薬剤を使用している人、魚や甲殻類にアレルギーがある人、または子供にオメガ-3脂肪酸サプリメントを取らせようと考えているような人は、自分の(または子供の)かかりつけの医療スタッフに相談することが大切です。

監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください
ページトップ