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コミュニケーション

子供および10代の若者に向けた心身療法の安全性について知っておくべき5つのこと
5 Tips on Safety of Mind and Body Practices for Children and Teens

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終改訂年月(翻訳時):2013年3月11日

米国の子供の約12%(9人中1人)が、カイロプラクティック療法、深呼吸やヨガなどの補完療法を利用しています。心身(精神-身体)への介入療法とは、健康や幸福感の改善を目的として、通常は熟練した施術者や講師が行う身体的手法ですが、特に疼痛緩和目的でのリラクゼーション療法や深呼吸などは年齢の大きい子供であれば自分で(または親や介護者の手助けのもとで)行えることもあります。

通常、ほとんどの心身療法は適切に行えば安全とみられていますが、子供に対する心身療法の安全性について調査した限られた研究では、以下のことが示されています。

  1. 鍼治療は、 熟練の施術者が適切に行えば、ほとんどの子供にとって安全と思われますが、2011年度の研究のレビューによると、技術不足の施術者が鍼治療を行った場合に好ましくない副作用が起こる場合があると結論づけています。
  2. マッサージは小児癌患者にとって最も一般的に行われているとの報告がある補完療法ですが、腫瘍のある部分への直接的な圧迫は避けるべきです。
  3. リラクゼーション療法は、子供を含む健康な人にとって通常、安全と考えられています。 しかし、てんかんや特定の精神疾患、または薬物乱用や心的外傷の既往歴がある場合、リラクゼーション療法の中にはなんらかの症状を引き起こしたり悪化させたりしたケースもまれに報告されています。
  4. 乳幼児や小児の治療に行われる 脊椎徒手整復術によって、 重篤な合併症が起こる場合もありますが、頻度は少ないと考えられています。脊椎徒手整復術は、癌などの重篤な疾患に対する一次治療としては決して行うべきではありません。
  5. 子供を対象として、このような療法や他の心身療法の有効性および有害作用を評価するための試験が数多く行われています。

重要なのは、子供が使用している、または使用を検討している補完療法について、両親が子供のかかりつけの医療スタッフに相談すること、また10代の若者の場合は、かかりつけの医療スタッフに相談するよう両親が促すことです。補完療法について医療スタッフに話す際のヒントについては、NCCIH「Time To Talk」キャンペーンをご覧ください。

■ 補足

NCCIH’s Time to Talk campaignの翻訳サイトは以下を参照してください

監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください
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