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コミュニケーション

ストレスに対するリラクゼーション療法について知っておくべき5つのこと
5 Things To Know About Relaxation Techniques for Stress

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終改訂年月(翻訳時):2013年1月15日

ストレスがかかると、“攻撃・逃避”反応を引き起こすホルモンが出て体が反応します。心拍数や呼吸数が上がり、血管が狭くなります(つまり、血流が制限されます)。時折のストレスなら正常な対処メカニズムが働きますが、長期間にわたるストレスは、消化器疾患、頭痛、睡眠障害などといった健康上の問題を引き起こす一因となったり、それらを悪化させたりする可能性もあります。

ストレス反応とは対照的に、弛緩反応は心拍数や血圧を下げ、酸素消費量とストレスホルモンを減少させます。理論的には、リラクゼーション療法を定期的に行うことで弛緩反応を自発的に生み出し、 ストレスの悪影響に対抗することもあり得ます。

  1. リラクゼーション療法は一般的に安全ですが、特定の疾患に対する有効性については、わずかな報告しかありません。 リラクゼーション療法とその健康効果についてさらに調べるため、研究が進められています。
  2. リラクゼーション法には、漸進的弛緩法、誘導イメージ療法、バイオフィードバック、自己催眠、深呼吸運動などさまざまな方法があります。 目標はどれもほぼ同じで、ゆっくりとした呼吸、低い血圧、平穏な気分や幸福感を特徴とする、身体の自然なリラクゼーション反応を意識的に引き起こすことです。
  3. リラクゼーション法では、心身を穏やかな状態にするために、しばしば呼吸法と意識集中法が併用されます。 これらのリラクゼーション法は定期的に実践すること、そして栄養バランスの取れた食事や定期的な運動に加えて手厚い社会支援システムが揃って最も効果があると考えられます。
  4. リラクゼーション療法の多くは自分で習得し、実践できます。 本または経験豊富な施術師から簡単な指示を得るだけで、自分でできるようになるのです。
  5. 通常医療の代わりにリラクゼーションを利用する、または、医学的問題について医療機関を受診することを先送りにするためにリラクゼーションを利用しないでください。 特定の健康状態に対しリラクゼーション療法を検討する場合は、医療スタッフに相談しましょう。それによって連携のとれた安全な治療が受けられるでしょう。

監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
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