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コミュニケーション

禁煙のための補完療法について知っておくべき5つのこと
5 Things To Know About Complementary Health Approaches for Quitting Smoking

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終改訂年月(翻訳時):2014年2月21日

米国の全国調査によれば、成人喫煙者のほぼ70%が禁煙を希望しています。カウンセリングや薬物療法などの通常の禁煙治療により、禁煙の成功率を2倍または3倍に増やすことができます。禁煙に関する情報は、国立がん研究所[米国]の禁煙情報サイトsmokefree.govを参照してください。

喫煙者のなかには、禁煙を成功させるために補完療法を試みている人もいます。ここでは、禁煙の補完療法に関して科学的に知っておくべき5つの項目を紹介しています。

  1. 最近の報告では、数種類の心身療法が禁煙に役立つことを示唆しています。 複数の研究から、瞑想法やヨガ、誘導イメージ療法(リラクゼーション療法の一種)がタバコの使用や欲求を低下させる可能性があることが判明しました。
  2. 鍼治療や催眠術など、その他の心身療法について、それらの有効性を示した根拠はほとんどありません。 2010年の科学論文の系統的レビューにおいて、催眠療法は、18種類の別の心身療法または無治療の場合と比較して禁煙率に寄与しないことが結論づけられました。2011年の鍼治療に関する系統的レビューでは、鍼治療が禁煙に効果があるとする一貫した根拠は認められませんでした。ただし、入手できる報告の質と量に限度があるため、断定的な結論には至っていません。
  3. 現在、どのようなサプリメントにおいても禁煙を手助けするという根拠はありません。 たとえばS-アデノシル-L-メチオニン(SAMe)、酢酸銀、ロベリン(薬草ロベリアインフラタ由来)、セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)などのサプリメントに関していくつかの研究がされましたが、どれも効果があるとの結果が得られていません。
  4. ここで議論されている心身療法は、適切に行えば一般に安全と判断されています。 もし、あなたが健康上の問題を抱えている場合は、心身療法の開始前に医療スタッフおよび補完療法の施術者の両方にそのことを話してください。
  5. サプリメントを摂取することを考えているなら、「自然」ということが必ずしも「安全」であるとは限らないことを忘れないでください。 サプリメントにも副作用を有する場合があり、また薬剤や他のサプリメントとの相互作用により有害作用を引き起こす場合もあります。特にセイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)では多くの薬剤との相互作用が示されています。

監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください
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