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海外の情報

カルシウム
Calcium

写真に掲載している食材の成分表一覧
位置 食品 100gあたりの
含有量(mg)
A 種実類・ごま・煎り 1200
B えび類・さくらえび・素干し 2000
C 嗜好飲料・青汁・ケール 1200
D 藻類・こんぶ類・刻み昆布 940
E わかめ・カットわかめ・乾 870
F 乳類・脱脂粉乳・スキムミルク 1100
G かたくちいわし・田作り(かたくちいわし・煮干し) 2500(2200)
H チーズ類・エメンタール 1200
I チーズ類・パルメザン 1300
J 藻類・ほしひじき・ステンレス釜・乾 1000

[補足]
本文中の必要摂取量、推奨摂取量、上限値・下限値等はアメリカ人を対象としたデータです。日本人に関するデータについては「日本人の食事摂取基準(厚生労働省)」などをご覧ください。
日本人の食事摂取基準(厚生労働省)

本項目の説明・解説は、米国の医療制度に準じて記載されているため、日本に当てはまらない内容が含まれている場合があることをご承知ください。

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2020年3月26日

このファクトシートは医療関係者向けです。平易なビタミンDカルシウムの概要については「一般向け:カルシウム」をご覧ください。
一般向けファクトシートの翻訳サイトは以下を参照してください

はじめに

カルシウムは体内に最も多く含まれるミネラルで、一部の食物にも含まれているが、ほかの食物に添加されたり、サプリメントとして利用されたりしている。一部の医薬品(制酸薬など)にも配合されている。カルシウムは、血管の収縮と拡張、筋肉の機能、神経の伝達、細胞内のシグナル伝達およびホルモン分泌に必要とされているが、これらの極めて重要な代謝機能を促すのに必要な体内総カルシウム量は、1%未満である[1]。血清中カルシウム濃度は極めて厳格に制御され、食事摂取量の変化によって変動することはない;身体は、血液、筋肉および細胞内液におけるカルシウム濃度を一定に維持するため、骨組織をカルシウムの貯蔵庫またはカルシウムの供給源として利用する[1]。

体内で必要なカルシウムを供給した後の残りの99%は、骨および歯に貯蔵され、その構造と機能を支える[1]。骨自体は、新生骨へのカルシウムの再吸収と沈着の繰り返しによって連続的にリモデリングを行う。骨のカルシウムの再吸収と沈着のバランスは加齢に伴って変化する。骨の形成は小児および青年の成長期には再吸収を上回るが、成人早期および中年期に両過程はほぼ同等となる。高齢者、特に閉経後の女性では、骨の破壊が骨の形成を上回って、骨量が減少し、骨粗鬆症のリスクが経時的に増加する[1]。

推奨摂取量

米国科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会(Food and Nutrition Board:FNB)が設定した食事摂取基準(Dietary Reference Intakes:DRIs)には、カルシウムやほかの栄養素の推奨摂取量が提示されている[1]。DRIは、健常人の栄養摂取の計画と評価に関する一連の基準値に対する総称である。これらの基準値は年齢や性別ごとに異なり、次のような項目がある。

  • 推奨栄養所要量(Recommended Dietary Allowance:RDA):ほとんどすべての(97~98%)健常人が栄養所要量を満たすのに十分な平均1日摂取量。
  • 適正摂取量(Adequate Intake:AI):RDAを設定するためのエビデンスが不十分である場合に示され、十分な栄養が確保できると推定される値に設定されている。
  • 推定平均必要量(Estimated Average Requirement:EAR):健常者の50%において所要量を満たすと推定される平均1日摂取量。通常、母集団の栄養摂取量の妥当性を評価し、栄養学的に適切な食事を計画するために使用される。また、個人の栄養摂取量の評価にも利用できる。
  • 許容上限摂取量(Tolerable Upper Intake Level:UL):健康上の有害作用を引き起こすとは考えにくい最大1日摂取量。

FNBは、健常者における骨の健康と適切なカルシウム保持率を維持するために必要とされるカルシウムのRDAを設定した。表1にそれらをmg/日単位で示す。

表1:カルシウムの推奨栄養所要量(RDA) [1]
表1:カルシウムの推奨栄養所要量(RDA)
年齢 男性 女性 妊婦 乳婦
生後0~6カ月* 200 mg 200 mg
生後7~12カ月* 260 mg 260 mg
1~3歳 700 mg 700 mg
4~8歳 1,000 mg 1,000 mg
9~13歳 1,300 mg 1,300 mg
14~18歳 1,300 mg 1,300 mg 1,300 mg 1,300 mg
19~50歳 1,000 mg 1,000 mg 1,000 mg 1,000 mg
51~70歳 1,000 mg 1,200 mg
71歳以上 1,200 mg 1,200 mg

*適正摂取量(AI)

カルシウムの摂取源

食物

牛乳、ヨーグルトおよびチーズは天然の豊富なカルシウム源であり、アメリカでは食物から摂取する主要なカルシウム源とされている[1]。乳製品以外のカルシウム源には、白菜、ケール、ブロッコリーなどの野菜がある。ほうれん草にもカルシウムが含まれているが、吸収されにくい欠点がある。ほとんどの穀物は、カルシウム強化されていない限り、カルシウム量は多くない。しかし、少量のカルシウムが含まれているため、頻繁に食べていれば食事からカルシウムを摂取できる。カルシウム強化食品には多くの果汁、飲料、豆腐およびシリアルなどがある。表2にカルシウム源となる食物群を示す。

表2:カルシウム源となる食物群 [2]
表2:カルシウム源となる食物群
食物(1オンスは約28g、1カップは240ml) 1回当たりの摂取量(mg) %DV*
ヨーグルト、プレーン、低脂肪、8オンス(約227g) 415 32
オレンジジュース、カルシウム強化、1カップ(240ml) 349 27
モツァレラ、一部スキムミルク、1.5オンス(約43g) 333 26
イワシ、中骨入りのオイル缶、3オンス(約85g) 325 25
チェダーチーズ、1.5オンス(約43g) 307 24
牛乳、無脂肪乳、1カップ(240ml)** 299 23
豆乳、カルシウム強化、1カップ(240ml) 299 23
牛乳、低脂肪(乳脂肪2%)、1カップ(240ml) 293 23
牛乳、低脂肪、バターミルク、1カップ(240ml) 284 22
牛乳、成分無調整乳(乳脂肪3.25%)、1カップ(240ml) 276 21
ヨーグルト、フルーツ、低脂肪、6オンス(約227g) 258 20
豆腐、木綿、硫酸カルシウム添加、1/2カップ(120ml)*** 253 19
鮭、カラフトマス、身と中骨入り缶詰、3オンス(約85g) 181 14
カッテージチーズ(乳脂肪1%)1カップ(240ml) 138 11
豆腐、絹ごし、硫酸カルシウム添加、1/2カップ(120ml)*** 138 11
朝食用シリアル類、カルシウムの1日摂取量10%添加、1食分 130 10
フローズンヨーグルト、バニラ味、ソフトクリーム、 1/2カップ(120ml) 103 8
カブラ菜、なめ、茹で、1/2カップ(120ml) 99 8
ケール、生、加熱調理、1カップ(240ml) 94 7
アイスクリーム、バニラ味、1/2カップ(120ml) 84 6
チアシード、大さじ1 76 6
白菜(パクチョイ)、生、細切り、1カップ(240ml) 74 6
精白パン1枚 73 6
トウモロコシのトルティーヤトルティーヤ、直径6インチ 46 4
小麦粉のトルティーヤトルティーヤ、直径6インチ 32 2
低脂肪のサワークリーム大さじ2杯 31 2
全粒粉パン1枚 30 2
ケール、生、刻み、1 カップ (240ml) 24 2
ブロッコリー、生、1/2カップ(120ml) 21 2
クリームチーズ(レギュラー)大さじ1杯 14 1

*DV = 1日摂取量(Daily Value)。FDAは、消費者が食事全体における食物およびサプリメントの栄養素含有量を比較するのに役立つようDVを設定した。最新の栄養成分表示および表2に記載のカルシウムに対するDVは成人および4歳以上の小児で1,300 mgである[4].FDAは、製造業者に2020年1月より最新の栄養成分表示 を使用するよう義務付けているが、年間売上1千万ドル以下の業者に関しては、2021年1月まではカルシウムDV1,000mgの古い表示の継続使用を許可している。[3,5].FDAは、すべての成分表示においてカルシウム含有量の記載を義務付けている。DVが20%以上となる食物は高栄養源と考えられるが、DVのパーセンテージが低い食物でも健康的な食事をとることができる。
** カルシウム含有量は脂肪含有量によって若干変動;食物中の脂肪含有量が多いほど、カルシウム含有量は少なくなる。
***カルシウム塩で処理された豆腐のカルシウム含有量。ほかの塩で処理された豆腐にはそれほど大量のカルシウムは含量されない。

米国農務省(The U.S. Department of Agriculture:USDA)のFoodData Central (英語サイト)では、多くの食物の栄養素含有量をリストアップし、栄養素含有量(英語サイト)別および食物(英語サイト)別に整理された、カルシウムを含む食物の総合リストを提供している。

サプリメント

カルシウムサプリメントには主に炭酸塩とクエン酸塩の2種類がある。炭酸カルシウムは入手しやすく、安価で使いやすい。炭酸カルシウムは吸収にあたって胃酸に依存するため、食事と一緒に摂取すると最も効率的に吸収される。これに対し、クエン酸カルシウムは食事と一緒に摂取しても摂取しなくても同等に吸収される[7]。また、クエン酸カルシウムは無塩酸症、炎症性腸疾患または吸収障害のある人々にも有用[1]。サプリメントや強化食品に含まれるカルシウムには、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸カルシウムなどがある。クエン酸リンゴ酸カルシウムは一部の強化されたジュースに含まれ、非常に吸収しやすい形のカルシウムである。[8]。

カルシウムサプリメントにはさまざまな量のカルシウム元素が含有されている。例えば、炭酸カルシウムは重量あたり40%がカルシウム、クエン酸カルシウムは21%がカルシウムである。サプリメントファクトパネルにカルシウム成分一覧が掲載されているため、消費者はさまざまなカルシウムサプリメントによって供給されるカルシウムの量を算出する必要はない。

カルシウム吸収率は1度に消費されたカルシウム元素の総量に依存する。総量が多いほど、吸収率は下がる。吸収率は500mg以下で最も高くなる[1]。例えば、カルシウム1,000mg/日をサプリメントから摂取している場合、投与回数を分割して、1日2回500mgずつ摂取しても構わない。

カルシウムサプリメントを摂取している人々の一部では、胃腸系の副作用(ガス、腹部膨満、便秘またはこれらの症状の組合せ)を経験することがある。炭酸カルシウムはクエン酸カルシウムよりも多くの副作用を誘発するとされている[1]。このため、このような副作用が報告されたら、カルシウムサプリメントの種類について検討する必要がある。症状を緩和するほかの方法には、1日のカルシウム摂取回数を分割する、食事と一緒にサプリメントを摂取するなどの方法がある。

医薬品

炭酸カルシウムには胃酸を中和する能力があるため、一部のOTC制酸薬(Tums®、Rolaids®など)に含有されている。その力価によって異なるが、各チュアブル錠やソフトチューは200~400mgの単体カルシウムを供給する。上述したように、炭酸カルシウムは、特に胃酸レベルが正常な人々には受け入れられやすいサプリメントである。

カルシウムの摂取状況

2003年から2006年に行われた米国全国健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey:NHANES)[9]から、アメリカにおける食物およびサプリメントの両方からの推定カルシウム摂取量があきらかになった。生後1歳以上の男性における食事性カルシウムの平均1日摂取量は、どのライフステージに該当するかによって、871~1,266mgの範囲内であった;女性では748~968mgの範囲内であった。平均摂取量がそれぞれのEARを下回っていたグループ(50%以上の人々で栄養摂取の妥当性が認められないグループ)には、9~13歳の男女児童、14~18歳の女子児童、51~70歳の女性および70歳以上の男女が含まれている[1,9]。全体として、女性では男性よりも食物から十分な量のカルシウムを摂取している可能性が低いものと考えられる[10]。

アメリカの一般集団(約70%が高齢女性)の約43%がカルシウム含有のサプリメントを摂取し、サプリメント摂取者ではカルシウム摂取量が一日あたり約330mg増加している[1,9]。NHANES 2003-2006データによると、年齢1歳以上の人々における食物およびサプリメントからのカルシウムの平均総摂取量は918~1,296 mg/日の範囲内であった[9]。総カルシウム摂取量を考慮すると、複数の年齢層についてカルシウム不足が懸念されている。そのような年齢層には4歳以上の女性(特に思春期の女児)、9~18歳の男児、51歳以上の男性が含まれている[1,11]。スペクトラムのもう一端では、一部の高齢女性において、食物およびサプリメントの両方からのカルシウムを摂取するとULを超える可能性がある[1]。

すべてのカルシウムが実際に消化管で吸収されるわけではない。ヒトでは食物に含有されるカルシウムの約30%が吸収されるが、これは摂取した食物の種類によって異なる[1]。また、カルシウムの吸収は以下のようなほかの要因からも影響を受けるのである:

  • 摂取量:カルシウム摂取量が増加すると、吸収の効率が低下する[1]。
  • 年齢およびライフステージ:骨の形成のために大量のミネラルを必要とする新生児および乳幼児では、正味のカルシウム吸収率は60%と高くなっている[1,12]。カルシウム吸収率は成人期に15~20%に低下し(妊娠中は増加する)、加齢に伴って低下していく。若年成人と比べ、推奨されるカルシウム摂取量は、50歳以上の女性、70歳以上の男性および女性の双方においてより高くなる[1,12,13]。
  • ビタミンDの摂取:この栄養素を食物から摂取したり、十分な強度の太陽に当たることで皮膚によって生成されたりすると、カルシウムの吸収が促進される[1]。
  • 食物中に含有されるほかの成分:フィチン酸およびシュウ酸は、一部の植物に元々含まれており、カルシウムに結合し、その吸収を阻害する。シュウ酸を大量に含有する食物には、ほうれん草、コラードの若葉、サツマイモ、ダイオウ、豆などがある。フィチン酸を大量に含有する食物には線維を含有する全粒製品および小麦ふすま、豆、種子、ナッツ、大豆分離物などがある[1]。これらがカルシウムの吸収に影響を及ぼす程度にはばらつきがある。研究では、例えば、ほうれん草と牛乳を同時に摂取すると牛乳に含有されるカルシウムの吸収が低下することが判明している[14]。対照的に、小麦製品(ふすまを除く)はカルシウムの吸収を低下させないとされている[15]。さまざまな食物を摂取していれば、相互作用によって栄養上の悪影響がほとんどまたはまったく生じないものと考えられ、混合食におけるカルシウム吸収率の違いを考慮した総カルシウムDRIで説明される。

吸収されたカルシウムの一部は、身体から尿、便および汗を介して排泄される。この排泄量は以下の要因から影響を受ける:

  • ナトリウムおよび蛋白質の摂取:ナトリウム摂取量が多いと尿中カルシウム排泄量が増加する[16,17]。また、蛋白質摂取量が多いときも尿中カルシウム排泄量が増加し、カルシウムの状態に好ましくない影響が生じるものと考えられる[16,17]。しかし、近年実施された研究では、蛋白質の摂取量が多いと腸でのカルシウム吸収量も増加し、カルシウム排泄への影響が効率的に相殺され、体内カルシウム蓄積量は変化しないことが示唆されている[18]。
  • カフェインの摂取:コーヒーやお茶に含まれる刺激物であるカフェインは、カルシウム排泄量を適度に増加させ、カルシウムの吸収を低下させる[19]。例えば、淹れたてのレギュラーコーヒーを1杯飲んでも、カルシウム減少量はわずか2~3mgである[17]。若年女性がやや多めのカフェイン(1日当たりコーヒー1杯またはお茶2杯)を摂取しても、骨への悪影響はない[20]。
  • アルコールの摂取:アルコールを摂取すると、カルシウムの吸収が低下すること、また[21] ビタミンDを活性型に変換するのを促す肝酵素が阻害されることで[22]、カルシウムの状態に影響を与える可能性がある。しかし、カルシウムの状態に影響するアルコール摂取量、また適度なアルコール摂取が骨に役立つのか有害なのかについてはあきらかになっていない。
  • リンの摂取:このミネラルはカルシウムの排泄にほとんど影響しない。複数の観察研究では、大量のリンを含有する炭酸清涼飲料を摂取すると骨密度が低下し骨折のリスクが増大することが示唆されている。しかし、その原因はリン自体より牛乳をソーダに替えたことによるものと考えられる[23,24]。
  • 果物および野菜の摂取:蛋白質を大量に含有する食事や穀物から摂取された代謝性酸は、カルシウム排泄量を増加させる[25]。果物や野菜が代謝されると、重炭酸塩が生成され体内の酸塩基バランスがアルカリ性に移行し、カルシウム排泄量が減少する。しかし、果物や野菜を大量に摂取すると骨塩密度に影響が生じるのかについてはあきらかになっていない。これらの食物は、カルシウム排泄量を低下させるだけでなく、消化管からのカルシウム吸収量を減少させる可能性があることから、カルシウムのバランスに実際に影響することはない。

カルシウム欠乏症

食物およびサプリメントからのカルシウム摂取量が不十分であっても、短期的には顕著な症状が発現することはない。カルシウムの循環血中濃度は厳密に制御される。低カルシウム血症は、主に医学的な問題や治療(腎不全、胃の外科的切除、利尿剤などの特定の医薬品の使用など)の結果として生じる。低カルシウム血症の症状は、手指のしびれやうずき、筋けいれん、けいれん、嗜眠、食欲減退、心拍リズムの異常などである[26]。カルシウム欠乏症は治療しなければ死に至ることがある。

長期的には、カルシウム摂取量が不十分であると骨減少症が発現する。骨減少症は治療しなければ骨粗鬆症に至ることがある。特に高齢者では、骨折のリスクも増大する[1]。また、カルシウム欠乏症によって、くる病が生じることもあるが、これはカルシウム欠乏症よりビタミンD欠乏症との関連性が強い[1]。

カルシウム欠乏のリスク群

あきらかなカルシウム欠乏症はあまり見られないが、栄養摂取量が推奨量を下回ると、長期的に見て健康上好ましくない影響が生じることがある。以下のグループでは、カルシウムを余分に摂取する必要が高いものと考えられる。

閉経後の女性

閉経すると、エストロゲンの生成量が低下して骨再吸収が増加しカルシウム吸収が低下するため、骨量低下に至る[13,27,28]。閉経後最初の数年間は骨量が年3~5%減少することが多いが、65歳以降になると通常年1%未満になる[29]。閉経時にカルシウム摂取量を増やしても骨量減少が完全に相殺されることはない[30,31]。エストロゲンおよびプロゲステロンによるホルモン補充療法(Hormone replacement therapy:HRT)は、カルシウム濃度を上昇させ骨粗鬆症および骨折を予防する。エストロゲン療法は、閉経後の骨リモデリングを閉経前と同レベルまで回復させて骨減少率を低下させる[27]。 これには消化管におけるカルシウム吸収量の増加が一部関与している可能性がある。いくつかの医療団体や専門家団体は、骨粗鬆症や骨折の発生リスクが増加している女性のホルモン療法利用を支持している[32-34]。このような女性は、この件について担当の医療スタッフと話しあう必要がある。さらに、すべての女性において、食物から十分な量のカルシウムを摂取すると骨減少率が緩やかになる可能性がある。

無月経の女性および女性アスリート三主徴

無月経とは、妊娠可能年齢に達しても月経が停止している状態または月経が開始しない状態を指し、その結果としてエストロゲンの循環血液中濃度が低下し、カルシウムのバランスに悪影響が生じる。神経性無食欲症の女性では、健常女性と比べてカルシウムの吸収が低下し、尿中カルシウム排泄率が上昇するだけではなく骨形成速度が低下する[35]。「女性アスリート三主徴」とは、摂食障害、無月経および骨粗鬆症が同時に認められる状態を指す。運動性無月経になると、通常、骨密度が低下する[36,37]。女性アスリートや軍隊に所属している活動的な女性では、骨塩密度の低さ、月経不順、特定の食事パターンおよび疲労骨折の既往歴があると、将来的な疲労骨折のリスクの高さと関連している[38]。このような女性は、カルシウムおよびビタミンDの適切な摂取量についてアドバイスを求める必要がある。海軍に所属する女性新兵では基礎訓練中、これらの栄養素のサプリメントによって疲労骨折のリスクが低下することが証明されている[39]。

乳糖不耐症または牛乳アレルギーの人

乳糖不耐症とは、小腸で生成される酵素ラクターゼが乳糖の成分である単糖のグルコースおよびガラクトースに加水分解できるよりも多くの乳糖(牛乳に元々含有される砂糖)を摂取した場合に生じる症状(腹部膨満、鼓腸、下痢など)を指す[40]。これらの症状は、乳糖の摂取量、乳糖含有食物の摂取歴および食事の種類によって左右される。乳糖不耐症であるか否かは判別が困難であるが[41]、一部の報告からアメリカの成人約25%(アジア系85%、アフリカ系アメリカ人50%、白人10%)で乳糖を消化する能力に限界があるものと示唆される[42-44]。

乳糖不耐症の人で、乳製品を摂取しないとカルシウム欠乏症が発現するリスクが高くなる[1,41,42]。研究によると、乳糖不耐症の人々の大部分は、ほかの食物と一緒に摂取すれば12gまでの乳糖(牛乳240ml中の含有量)を摂取でき、症状は極めて軽微かまったく発現しないと示唆されている;多くの場合、1日に何回か分散してほかの食物と摂取すれば大量の乳糖を摂取できる[1,41,42]。症状を軽減するほかの選択肢としては、熟成チーズ(チェダーやスイスチーズ)、ヨーグルト、低乳糖または無乳糖牛乳の摂取などがある[1,41,42]。一部の研究では、乳糖負荷量を経時的に増量し順応を誘発できるか否かについて検討されたが[44,46]、この方法を裏づけるエビデンスには一貫性がない[41]。

牛乳アレルギーは乳糖不耐症よりも頻度が低く、一般集団の0.6~0.9%です[47]。乳アレルギーの人々は、牛乳中の蛋白質を含有するあらゆる製品を摂取することができないため、カルシウム不足となる危険性が高い。

乳糖不耐症の人々および牛乳アレルギーの人々は、適切な量のカルシウムを摂取するために、乳成分不使用の栄養源(ケール、チンゲン菜、白菜、ブロッコリー、コラード、強化食物など)を選択するか、カルシウムサプリメントを摂取することになる。

ベジタリアン

ベジタリアンは、シュウ酸およびフィチン酸を含有する植物性製品を多く摂取するため、何でも食べる人々よりもカルシウム吸収量が低くなることがある[1]。乳卵ベジタリアン(卵および乳製品は食べる人々)および非ベジタリアンではカルシウム摂取量はほぼ同等である[48,49]。しかし、ビーガン(動物性製品を一切食べない人々:完全菜食主義者)およびオボベジタリアン(卵は食べるが乳製品は食べない人々)は、乳製品を摂取しないため、カルシウム摂取量が十分ではないことがある[50,51]。「がんと栄養に関するヨーロッパ前向きコホート研究」のオックスフォードコホートでは、骨折のリスクは肉食者、魚食者およびベジタリアンとほぼ同等であったが、ビーガンではおそらく平均カルシウム摂取量が低いためにそのリスクが高かった[52]。食習慣に大きな違いがあるため、カルシウムの状態に関して、ベジタリアンの食事が与える影響を評価することは困難であることから、個別に検討しなければならない。

カルシウムと健康

健康増進、疾患の予防や治療にカルシウムの潜在的な利益に関する主張が多くある。本項では、カルシウムが関与する/関与する可能性のある複数の領域、すなわち、骨の健康と骨粗鬆症、心血管疾患、血圧の調整と高血圧、結腸がん、直腸がん、前立腺がん、腎臓結石および体重管理に注目している。

骨の健康と骨粗鬆症

骨は、小児期および青年期の成長期に大きさおよび密度が増加し、30歳ごろに骨密度はピークに達します。ピーク時の骨密度が高いほど、加齢による深刻な骨量減少の発生が遅くなる。従って、すべての人々が、小児期、青年期および成人早期全体を通して適切な量のカルシウムおよびビタミンDを摂取する必要がある。骨粗鬆症は、多孔性で脆弱な骨を特徴とする疾患で、アメリカでは1000万人以上(うち80%が女性)の成人にとって深刻な公衆衛生上の問題である(さらに3400万人では骨粗鬆症の前段階である骨減少症または骨密度低下が認められている)。骨粗鬆症は、股関節、脊椎、手首、骨盤、肋骨およびほかの骨の骨折と最も強く関連している[53]。アメリカでは、骨粗鬆症による骨折が年間で推定150万件発生している[54]。

カルシウム摂取量が少ない場合または摂取したカルシウムの吸収が良好でない場合、正常な生物学的機能維持のために体内に貯蔵されているカルシウムが利用されて骨破壊が生じる。また、正常な老化のプロセスとして、特に閉経後の女性では、エストロゲン分泌量の低下によって骨量低下が生じる。女性、痩身、非活動的、高齢、喫煙、アルコールの過剰摂取、骨粗鬆症の家族歴などのさまざまな要因によって骨粗鬆症の発現リスクが増大する[55]。

さまざまな骨塩密度(bone mineral density:BMD)測定検査が現在利用できる。これらの検査から得られたTスコアに基づいて、個人のBMDと最適なBMD(30歳の健常成人における値)を比較する。Tスコアが-1.0以上であれば骨密度は正常、-1.0~-2.5であれば骨密度が低く(骨減少症)、-2.5以下では骨粗鬆症となる[56]。骨粗鬆症はすべての人種、民族、性別の人々に影響するが、女性では男性よりも骨格が小さく閉経に伴って骨量減少が加速するためにリスクが最も高くなっている。生涯を通して健康な骨を形成し維持するためには、定期的な運動と適切な量のカルシウムとビタミンDを摂取することが最重要である。体重負荷運動(ウォーキング、ランニング、足を踏み切って地面を蹴飛ばし重力量に逆らう動きをすることなど)および抵抗運動(健康体操や体重にかかわる運動など)も骨の健康を保つのに有用である。

施設に入居する高齢者では、カルシウムとビタミンDの補充が、骨折や転倒(骨折の原因)の減少に有効であったことが示されている。しかし、50歳以上の地域在宅高齢者では、骨折予防に対するこれらの栄養素の補充による効果は、それほど明確ではない。最近行われた26件のランダム化比較試験のシステマティックレビューでは、ビタミンDの有無にかかわらず、カルシウムの補充により、全体的な骨折および椎体骨折のリスクはわずかではあるが有意に減少したが、大腿骨近位部や前腕の骨折リスクは減少しなかったことがわかった。しかし、合計44,505人を対象とした、バイアスのリスクが最も低い4つの試験では、骨折リスクに対するカルシウム補充の効果が示された部位はなかった。カルシウム摂取と骨塩密度についてのメタアナリシスでは、カルシウム補充による骨塩密度の増加は、初期にわずかにみられる非進行性のもので、骨折リスクを臨床的に有意に低下させる可能性は低いことがわかった 。米国予防サービス特別調査委員会(U.S. Preventive Services Task Force:USPSTF)は、現在のエビデンスは閉経前の女性または男性において、骨折予防を目的としたビタミンDとカルシウムの併用補充による利益と有害性のバランスを評価するのに、不十分であると結論付けた。施設に入居していない閉経後の女性について、USPSTFは、現在のエビデンスは骨折予防を目的としたビタミンD(400 IU /日以上)とカルシウム(1,000 mg/日以上)の併用補充による利益と有害性のバランスを評価するのに不十分であると結論付けたが、より少ない用量での補充には利益がないことは明白であるとした。

1993年、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)は食物およびサプリメントに対するカルシウムおよび骨粗鬆症に関連する栄養機能表示を承認した。[61]。2010年1月、この栄養機能表示が拡大され、ビタミンDも含まれるようになった。典型的な栄養機能表示は以下の通り:十分にバランスのとれた食事の一環として、適正量のカルシウムを摂取すると、骨粗鬆症のリスクが低下することがある」、「身体的活動とあわせて、健康的な食事の一環として適切な量のカルシウムとビタミンDを摂取すると、晩年における骨粗鬆症のリスクが低下することがある」[61]。

結腸直腸がん

結腸直腸がんの予防におけるカルシウムの潜在的な役割に関する観察的および実験的研究から得られたデータは、やや一貫性に欠けるが、予防効果があることを強く示唆していると考えられる[1]。複数の研究では、食物(低脂肪乳製品による栄養源)および/またはサプリメントから大量のカルシウムを摂取すると大腸がんのリスクが低下することがあきらかになっている[62-65]。「カルシウムによるポリープ予防に関する研究」の追跡調査では、炭酸カルシウムのサプリメントを摂取したところ、がんの前段階である大腸腺腫(非悪性腫瘍)のリスクが低下した[66,67]。その効果はサプリメント摂取中止から5年経過しても継続していた[68]。2件の大規模な前向き疫学的研究では、700~800 g/日のカルシウムを摂取した男女で左側大腸がんの発現リスクが40~50%低下した[69]。しかし、ほかの観察的研究ではこのような関連性が決定的なものではないことが判明している[65,70,71].

女性の健康イニシアチブ(Women's Health Initiative)では、36,282人の閉経後女性を対象とする臨床試験で、1日当たり1,000 mgのカルシウムと400国際単位(IU)のビタミンD3のサプリメントが7年間投与されたが、進行結腸直腸がんのリスクにはプラセボと比べて有意差は認められなかった[72]。コクラン・システマティックレビューの著者らは、カルシウムサプリメントの摂取は結腸直腸腺腫の予防に多少効果があるかもしれないが、結腸直腸がんの予防を目的としてカルシウムのサプリメントの常用を推奨するためのエビデンスは十分ではないという結論に達した[73]。大腸がんの発現までに長い潜伏期間があることを考慮すると、カルシウム摂取が結腸直腸がんリスクに影響するか否かを十分に理解するためには、長期にわたる研究が必要である。

前立腺がん

複数の疫学的研究では、カルシウム、乳製品またはその両方の大量摂取と前立腺がん発症リスクの増加に関連性があることがあきらかとなった[74-80]。しかし、結果には一貫性がなく、カルシウム摂取と前立腺がんリスクにおいて弱い関連性があるという結果やまったく関連性がないという結果、または好ましくない関連性があるという結果が得られている[81-84].前向き研究のメタ解析の著者らは、乳製品およびカルシウムを大量に摂取すると前立腺がんリスクがわずかに増加する可能性があるという結論に達した[85]。

入手可能なエビデンスの解釈には複雑さが伴う。それは、乳製品の影響とカルシウムの影響を区別することが困難なためである。しかし、全体的に、観察研究の結果から、カルシウムの1日総摂取量が1,500 mgまたは2,000 mg以上であれば、それがもっと低い場合(500-1,000 mg)と比べて、前立腺がん(特に進行性または転移性がん)のリスクが増大する可能性があるものと示唆される[1,86].前立腺がんのリスクへのカルシウムおよび/または乳製品の影響をあきらかにし、潜在的な生物学的メカニズムを解明するためには、さらなる研究が必要とされる。

心血管系疾患

カルシウムは、脂質の腸管吸収の低下、脂質排泄量の増加、血中コレステロールの低下および細胞へのカルシウム流入促進によって、心血管障害(cardiovascular disease:CVD)のリスクを低下させるのに役立つものと考えられている[1]。しかし、CVDのリスクへのカルシウムの影響に関する前向き研究のデータには一貫性がなく、食事中のカルシウムがサプリメントのカルシウムと比べて心血管系に異なった影響を及ぼすのか否かはあきらかになっていない。アイオワ女性健康研究では、閉経後の女性が食事および/またはサプリメントからカルシウムを大量に摂取したところ、虚血性心疾患による死亡率が低下と関連していた[87]。逆に、スウェーデンの高齢女性から成るコホートでは、総カルシウム摂取量および食事からのカルシウム摂取量の両方が1,400 mg/日を上回ると、600~1,000 mg/日であった場合と比べ、CVDおよび虚血性心疾患による死亡率が高かった[88]。ほかの前向き研究では、カルシウム摂取と心臓系イベントまたは心血管障害による死亡率の間に有意な関連性は認められなかった[86]。発作のデータには一貫性がなく、カルシウムを大量摂取すれば発作のリスクが低下するという結果が得られた試験もあれば、まったく関連性がないまたは反対の傾向があるという結果が得られた試験もある[86,88]。

いくつかの研究では、サプリメントによるカルシウムが、心筋梗塞や冠状動脈性心臓病などのCVDのリスクを高める可能性がという懸念が生じている[89-92]。例えば、Xiaoらの報告によると、1,000 mg/日以上のカルシウムをサプリメントから摂取した男性ではカルシウムのサプリメントを摂取しなかった男性に比べて全体的なCVDによる死亡のリスクが20%高かったが、女性ではサプリメントからのカルシウム摂取とCVDによる死亡率に関連は認められなかった[93]。女性の健康イニシアチブ(Women's Health Initiative;WHI)から得られたデータを再解析したところ、試験登録時にカルシウムのサプリメントを摂取していなかった女性において、カルシウムのサプリメント(1,000 mg/日)をビタミンD(400IU/日)とともに摂取した場合とカルシムのサプリメントのみ摂取した場合のいずれにおいても、心血管系イベントのリスクが増大したことがあきらかになった[94]。カルシウムとCVDの関係を裏付ける確立された生物学的メカニズムはないが、サプリメントによる過剰なカルシウム摂取により、血清中カルシウム濃度の正常な恒常性調節が機能しなくなり、一時的な高カルシウム血症になるのではないかと仮説を立てる一部の研究者もいる。[88,94,95].高カルシウム血症は血液凝固の亢進、血管の石灰化および動脈壁の硬化と関連があり、これによってCVDのリスクが増加する[93,94,96,97]。

多くの研究者は、サプリメントによるカルシウム摂取とCVDリスクの関連性を評価することを主な目的とした臨床試験がないにもかかわらず、両者を関連付ける現在のエビデンスの強さを疑問視しており、試験データの副次的解析のみでCVDの転帰を評価していると指摘している。2016年に発表されたシステマティックレビューおよびメタアナリシス (ランダム化試験4件と観察研究27件)に基づき、米国予防心臓病学会(the American Society for Preventive Cardiology)と米国骨粗鬆症財団(the National Osteoporosis Foundation)は、サプリメントや食事から摂取するカルシウムは、ビタミンDの有無にかかわらず、「健康な一般成人の心血管疾患、脳血管疾患、死亡、全死因死亡のリスクと関係(有益または有害)はない」とする「エビデンスの質は中程度」であると結論付けた。また、これまでのエビデンスに基づき、「食事やサプリメントからのカルシウム摂取は、許容上限摂取量(UL)を超えない限り、心血管の観点から安全であると判断する」とも述べた。

血圧および高血圧

複数の臨床試験においてカルシウム摂取量の増加と低血圧および高血圧リスクの双方に関連があることが示されたが[101-103]、そのリスク減少は一貫していない。女性の健康調査」(Women's Health Study)では、中高年女性においてカルシウム摂取量は高血圧のリスクと逆の相関が認められた[104]。しかし、ほかの研究では、カルシウム摂取量と高血圧の発生率には関連がないことが判明している[86]。カルシウムサプリメントの高血圧への影響についてのシステマティックレビューでは、ほとんどの研究で質に問題があり、方法が異なっていることを主な理由として、そのような関連性が認められたとしてもわずかであることが著者らによってあきらかになった[105]。

血圧へのカルシウムの影響は、研究対象の母集団によって異なることがある。高血圧の対象者ではカルシウムサプリメントの摂取によって収縮期血圧が2~4 mmHg低下するようであるが、血圧正常の対象者では収縮期または拡張期血圧への有意な影響は生じないとみられる[86]。

ほかの観察研究および実験的研究では、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)や線維が豊富で脂肪が少ないベジタリアン食を食べている人は血圧が低い傾向があるものと示唆されている[51,106-109]。3種類の食事パターンの血圧への影響を検証するために、「高血圧症を予防するための食事法」(Dietary Approaches to Stop Hypertension:DASH)の研究が実施された。3種類の食事パターンとは、「典型的な」アメリカ人の食事を対照群として、果物や野菜が豊富に含まれる食事、そして果物、野菜、低脂肪乳製品が豊富に含まれる食事であった。乳製品が含まれた食事では最も顕著な血圧の降下が認められたが[110]、この影響へのカルシウムの関与については評価されなかった。加情報およびサンプルとしてDASHメニュープランについては国立心肺血液研究所のウェブサイト(英語サイト)を参照のこと。

妊娠高血圧腎症

妊娠高血圧腎症は、おおむね妊娠20週以降の妊婦が高血圧とタンパク尿を呈する、深刻な疾患である。これは母親と新生児の罹患率や死亡率の主な原因となっており、アメリカでは妊婦の約5~8%でみられ、全世界では最大で14%にも上る。

妊娠中のカルシウム補充が妊娠高血圧腎症のリスクが低下することが研究により示唆されているが、この有益性(ベネフィット)を受けるのはカルシウム摂取量が不十分な集団のみである可能性がある[112,113]。例えば、524例の健常女性を対象としたインドのランダム化臨床試験では、ベースライン時のカルシウムの平均摂取量がわずか314 mg /日であったが、毎日2,000 mgのカルシウム補充を妊娠12~25週の間に開始し、出産まで継続したところ、プラセボと比較して妊娠高血圧腎症と早産のリスクが大幅に低下した[114]。一方、4,589例の健常女性を対象としたアメリカのランダム化試験では、妊娠13~21週から出産まで毎日2,000 mgのカルシウムを補充したが、プラセボと比較して妊娠高血圧腎症、妊娠高血圧症、ほかの有害な周産期転帰の発現率は低下しなかった[115]。ただし、この試験の参加者のベースライン時におけるカルシウムの平均摂取量は約1,100 mg /日であった。2014年に発表された13件の臨床試験のコクランレビューで、著者らは、妊娠中に1,000 mg以上のカルシウムを毎日補充すると、妊娠高血圧腎症のリスクが55%減少すると結論付けた[116]。リスクの減少幅がもっとも大きいのは、妊娠高血圧腎症のリスクが高い女性や、ベースラインのカルシウム摂取量が少ない女性(約900 mg /日未満)であった。一方、食事からのカルシウム摂取量が多い女性では、妊娠高血圧腎症のリスク低下は統計的に有意ではなかった。

複数の専門機関が、妊娠高血圧腎症のリスクを減らすため、カルシウム摂取量の少ない女性に妊娠中のカルシウム補充を推奨している。例えば、米国産科婦人科学会(American College of Obstetrics and Gynecology:ACOG)は、カルシウム摂取量が600 mg /日未満の妊婦が、1,500~2,000 mgのカルシウムを毎日補充すると、妊娠高血圧腎症の重症度を下げる可能性があるとしている[112]。同様に、世界保健機関(World Health Organization:WHO)は、食事からのカルシウム摂取量が少ない妊婦や、特に妊娠高血圧症のリスクが高い妊婦に対して、1,500~2,000 mgのカルシウム摂取を推奨している[113]。WHOでは、1日の総量を3回に分けて、できれば食事時にサプリメントを摂取することを、妊娠20週から出産まで継続するよう推奨している。WHOはまた、出産前のカルシウムと鉄の補充を数時間あけることによって、鉄吸収に対するカルシウムの抑制効果を最小限に抑えることを推奨している。しかし、この相互作用は臨床的意義がわずかであると主張する一部の研究者もおり、サプリメントの摂取を簡略化して摂取遵守を促進するために、サプリメントの分割摂取を妊婦に勧めないよう提案している[117]。カナダの妊娠高血圧ワーキンググループ(the Canadian Hypertensive Disorders of Pregnancy Working Group)[118]、国際妊娠高血圧学会(the International Society for the Study of Hypertension in Pregnancy)[119]、オーストラリアおよびニュージーランドの産科学会(the Society of Obstetric Medicine of Australia and New Zealand )[120]はすべて、ACOGやWHOと同様の推奨を報告している。

腎臓結石

尿路の腎臓結石は通常、その大部分がシュウ酸カルシウムから構成されている。一部の研究(全てではない)では、サプリメントによるカルシウム摂取と腎臓結石のリスクに正の相関があると示唆され、これらの所見は成人におけるカルシウムULの設定の基準として用いられた[1]。Women's Health Initiativeでは、閉経後の女性が1日あたり1000mgのカルシウムのサプリメントと400IUのビタミンDを7年間摂取した場合、プラセボを摂取した対象者よりも腎臓結石のリスクが17%高くなった[121]。看護師健康調査でも、サプリメントによるカルシウム摂取と腎臓結石の形成に正の関連が認められた[120]。一方、食事から大量のカルシウムを摂取しても腎臓結石が形成されることはないとみられ、実際には腎臓結石の形成が予防できる可能性がある[1,122-125]。とんどの場合、腎臓結石のほかのリスクファクター(食事によるシュウ酸塩の大量摂取、不十分な水分摂取など)が、カルシウム摂取よりも大きな役割を果たしている可能性が高いものと考えられる[126]。

体重管理

複数の研究において、カルシウムの大量摂取と時間の経過に伴う体重減少または体重増加の減少とに関連関連付けられている[127-130]。2つの説が提唱されている。1つ目は、カルシウムの大量摂取によって2種のホルモン(副甲状腺ホルモンと活性型ビタミンD)の生成量が低下して脂肪細胞中のカルシウム濃度が低下させる可能性がある。そして脂肪細胞内のカルシウム濃度が低下すると、脂肪分解が促進され脂肪蓄積が妨げられるというものである[129]。2つ目は、食事またはサプリメントにより摂取されたカルシウムが消化器で少量の食物脂肪と結合しその吸収が妨げられるというものである[129,131,132]。特に乳製品にはカルシウム含有量のみから推測されるよりも大きな影響を体重に及ぼすほかの成分が含まれている可能性がある[130,133-137]。

上記の知見が得られているものの、臨床試験の結果はその大部分が否定的である。例えば、過体重および肥満の成人340例では、カルシウム(炭酸カルシウム)1,500mg/日をサプリメントから2年間摂取しても、プラセボを摂取した対象者と比べて体重への臨床的に重大な影響は認められなかった[136]。カルシウムまたは乳製品から摂取されたカルシウムの体重管理への影響に関する公開された研究について3件のレビューが行われたが、いずれでもほぼ同様の結果であった[86,139,140]。2006年に公表された13件のランダム化比較試験のメタアナリシスでは、サプリメントからカルシウムを摂取した場合でも乳製品を大量摂取した場合でも体重減少への統計学的に有意な影響は認められなかったと結論付けられている[139]。さらに近年では、2009年の医療研究品質庁によるエビデンスレポートにおいて、全体的に、臨床試験の結果からサプリメントから摂取されたカルシウムの体重減少への影響は裏づけられないと結論付けられた[86]。また、2012年に実施された29件のランダム化比較試験のメタアナリシスでも、長期研究において乳製品を大量に摂取しても体重や脂肪減少への有益性(ベネフィット)は認められなかったことが明らかとなった[140]。全体として、臨床試験の結果から、カルシウムの大量摂取と低い体重または体重減少との関連は裏づけられない。

カルシウムと体重管理の詳細については、減量に関する医療専門家のファクトシートを参照すること。

カルシウム過剰摂取による健康上のリスク

カルシウム血中濃度が過度に上昇すると(高カルシウム血症)、腎機能不全、血管/軟部組織の石灰化、高カルシウム尿症(尿中カルシウム濃度の上昇)および腎臓結石が生じることがある[1]。カルシウムを過剰摂取すると高カルシウム血症が生じる可能性があるが[88]、ほとんどの場合、原発性副甲状腺機能亢進症または悪性腫瘍に関連している[1]。

カルシウムを大量に摂取すると便秘を引き起こす可能性がある。また、鉄や亜鉛の吸収が妨げられることもあるが、この影響については十分に確認されていない[1]。食物ではなくサプリメントからカルシウムを大量に摂取すると、腎臓結石のリスクが上昇する[1,119,120]。いくつかのエビデンスによるとカルシウムの大量摂取と前立腺がんのリスクに関連があるようであるが、この影響は十分に理解されていない。その理由の1つとして、乳製品による影響とカルシウムによる影響を区別することが困難であることが挙げられる[1]。また、一部の研究でも、特にサプリメントからカルシウムを大量摂取すると心血管障害のリスクが増大することが示されている[88-91,93,94]。

食品栄養委員会によって設定されたカルシウムの許容上限摂取量(Tolerable Upper Intake Levels:UL)を表3に示している(1日当たりのmg単位)。食物からカルシウムを過剰摂取することは稀である。カルシウムの過剰摂取はカルシウムサプリメントを摂取した場合に生じる可能性が高い。2003~2006年のNHANESデータから、50歳以上の高齢女性のうち約5%で、食物およびサプリメントによる推定総カルシウム摂取量がULを約300~365mg上回っているものと示唆される[1,9]。

表3:カルシウムの許容上限摂取量(Tolearable Upper Intake Level:UL)[1]
表3:カルシウムの許容上限摂取量(Tolearable Upper Intake Level:UL)
年齢 男性 女性 妊婦 乳婦
生後0~6カ月 1,000 mg 1,000 mg
生後7~12カ月 1,500 mg 1,500 mg
1~8歳 2,500 mg 2,500 mg
9~18歳 3,000 mg 3,000 mg 3,000 mg  3,000 mg 
19~50歳 2,500 mg 2,500 mg 2,500 mg 2,500 mg
51歳以上 2,000 mg 2,000 mg

医薬品との相互作用

カルシウムのサプリメントは種々の医薬品との相互作用を引き起こす可能性がある。以下に例を記載する。定期的にこれらの医薬品を服用している人は、カルシウム摂取について医療スタッフと話し合う必要がある。

カルシウムと下記の医薬品を併用するとこれらの医薬品の吸収が低下することがある:ビスホスホネート(骨粗鬆症の治療薬)、フルオロキノロン系およびテトラサイクリン系の抗生物質、レボチロキシン、フェニトイン(抗けいれん薬)およびチルドロン酸二ナトリウム(パジェット病の治療薬)[141-143].

チアジド系利尿薬は、炭酸カルシウムおよびビタミンDのサプリメントと相互作用を起こし、高カルシウム血症や高カルシウム尿症のリスクを増加させること可能性がある[142].

アルミニウムおよびマグネシウムを含有する制酸薬はいずれも尿中カルシウム排泄量を増加させる。ミネラルオイルおよび刺激性下剤はカルシウムの吸収を低下させる。プレドニゾンなどのグルココルチコイドは、数カ月間使用するとカルシウム枯渇を引き起こし、最終的に骨粗鬆症に至る可能性がある[142].

カルシウムと健康的な食事

米連邦政府が公表する「アメリカ人のための食生活の指針2015-2020」では、「栄養は主として食事から摂取すべきである。栄養分を豊富に含む食物(多くは未加工品)には、サプリメントに含まれることの多い必須ビタミンやミネラルだけでなく、食物繊維や体によい天然成分も含有している。場合によっては、強化食品やサプリメントは、補充しなければ推奨量を下回る可能性のある1つ以上の栄養素の摂取に有用と考えられる」と指摘している。

健康的な食事に関する詳細はDietary Guidelines for Americans(アメリカ人のための食生活指針)(英語サイト)と米国農務省の食事の指針システム、MyPlate(私の食事)(英語サイト)を確認すること。

「アメリカ人のための食生活指針」では健康的な食事を次のように述べています。

  • さまざまな種類の野菜、果物、全粒穀物、無脂肪もしくは低脂肪ミルクと乳製品、油を含んでいる。
    牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの多くの乳製品にはカルシウムが豊富に含まれている。一部の野菜にも、強化シリアルやジュースと同じように、大量のカルシウムが含まれている。
  • 魚介類、赤身の肉、鶏肉、卵、豆類、ナッツ類、種子、大豆食品などを含んでいる。
    カルシウム塩によって作られる豆腐は、食べられる骨のついたイワシや鮭の缶詰と同じように、素晴らしいカルシウム源である(ラベルをチェック)。
  • 飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、添加糖質、塩分および(ナトリウム)を少なくする。
    低脂肪および無脂肪の乳製品には全脂肪バージョンの乳製品(全乳製品)とほぼ同等のカルシウムが含まれている。
  • 1日に必要なカロリー摂取量を超えない。
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監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

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