文字サイズ変更
  • 標準
  • 特大

海外の情報

ビタミンB6
Vitamin B6

写真に掲載している食材の成分表一覧
位置 食品 100gあたりの
含有量(mg)
A 野菜類・トマト類・ドライトマト 0.95
B 嗜好飲料・緑茶類・抹茶 0.96
C 果実類・バナナ・乾 1.04
D 野菜類・にんにく・りん茎・生 1.53
E いも及びでん粉類・こんにゃく・精粉 1.2
F 砂糖及び甘味類・黒砂糖 0.72
G 魚介類・かつお・秋獲れ・生 0.76
H 嗜好飲料・青汁・ケール 0.75
I 野菜類・とうがらし・果実・乾 3.81
J 肉類・うし・加工品・ビーフジャーキー 0.85

[補足]
本文中の必要摂取量、推奨摂取量、上限値・下限値等はアメリカ人を対象としたデータです。日本人に関するデータについては「日本人の食事摂取基準(厚生労働省)」などをご覧ください。
日本人の食事摂取基準(厚生労働省)

本項目の説明・解説は、米国の医療制度に準じて記載されているため、日本に当てはまらない内容が含まれている場合があることをご承知ください。

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2020年2月24日

このファクトシートは医療関係者向けです。平易なビタミンB6の概要については、「一般向け:ビタミンB6」をご覧ください。

はじめに

ビタミンB6は水溶性のビタミンで、多くの食物に天然に含まれており、ほかの食物に添加されることもあり、また、サプリメントとして使用される。また、ビタミンB6の活性を持つ6つの化合物(ビタマー)の総称名でもある。アルコール型のピリドキシン、アルデヒド型のピリドキサール、アミノ基をもつピリドキサミンと、それぞれに対応する5'-リン酸エステル型がある。ピリドキサール-5'-リン酸(pyridoxal 5' phosphate:PLP)とピリドキサミン-5'-リン酸(pyridoxamine 5’ phosphate:PMP)は、ビタミンB6の活性型コエンザイムである[1,2]。果物、野菜、穀物に自然に含まれるピリドキシンは、かなり多くの割合がバイオアベイラビリティー(生物学的利用能)の低いグリコシル化された形態で存在する[3]。

コエンザイム型のビタミンB6は、体内で幅広い機能を果たしており、きわめて汎用性があり、100を上回る酵素反応に関与し、そのほとんどがタンパク質代謝にかかわる[1]。PLPとPMPはいずれもアミノ酸代謝に関与する。また、PLPは一炭素単位、炭水化物、脂質の代謝にも関与する[3]。ビタミンB6は、神経伝達物質の生合成を通じた認知機能の発達や、アミノ酸の一種であるホモシステインの血中濃度を正常に保つ役割も果たしている[3]。ビタミンB6は糖新生と糖原分解、免疫機能(たとえば、リンパ球とインターロイキン2の産生を促進する)、ヘモグロビン形成に関与する[3]。

人体は空腸でビタミンB6を吸収する。ビタミンのリン酸化体は脱リン酸化され、遊離型ビタミンB6は受動拡散によって吸収される[2]。

ビタミンB6濃度はPLPや他のビタマー濃度、あるいは血漿中、あるいは赤血球中、尿中の総ビタミンB6量を測定することによって直接見積もることができる[1]。また、ビタミンB6濃度は、PLPあるいはトリプトファン代謝物による赤血球アミノトランスフェラーゼ飽和度を計算することによって間接的に見積もることもできる。血漿中のPLPは、ビタミンB6の状態を評価するのに最も良く用いる尺度である。

PLP濃度30 nmol/L以上は、成人でのビタミンB6が十分であることを示す、従来からの指標であった[3]。ただし、米国科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会(Food and Nutrition Board:FNB)は、成人の推奨栄養所要量(Recommended Dietary Allowance:RDA)を計算する際に、血漿PLP値20 nmol/Lを妥当性の主要な指標として用いていた[1,3]。

推奨摂取量

FNBが設定した食事摂取基準(Dietary Reference Intakes:DRI)には、ビタミンB6や他の栄養素の推奨摂取量が提示されている[1]。DRIは、健常人の栄養摂取の計画と評価に関する一連の基準値に対する総称である。これらの基準値は年齢や性別ごとに異なり、次のような項目がある。

  • 推奨栄養所要量(Recommended Dietary Allowance:RDA):ほとんどすべての(97~98%)健常人が栄養所要量を満たすのに十分な平均1日摂取量。
  • 適正摂取量(Adequate Intake:AI):RDAを設定するためのエビデンスが不十分である場合に示され、十分な栄養が確保できると推定される値に設定されている。
  • 推定平均必要量(Estimated Average Requirement:EAR):健常者の50%において所要量を満たすと推定される平均1日摂取量。通常、母集団の栄養摂取量の妥当性を評価し、栄養学的に適切な食事を計画するために使用される。また、個人の栄養摂取量の評価にも利用できる。
  • 許容上限摂取量(Tolerable Upper Intake Level:UL):健康上の有害作用を引き起こすとは考えにくい最大1日摂取量。

表1には、現在のビタミンB6のRDAを示す[1]。出生から12カ月までの乳児の場合、FNBは、健康な母乳栄養の乳児におけるビタミンB6の平均摂取量に相当するビタミンB6のAIを設定している。

表1: ビタミンB6の推奨栄養所要量(RDA)[1]
表1:ビタミンB6の推奨栄養所要量(RDA)
年齢 男性 女性 妊婦 授乳婦
生後0~6カ月 0.1 mg* 0.1 mg*
生後7~12カ月 0.3 mg* 0.3 mg*
1~3歳 0.5 mg 0.5 mg
4~8歳 0.6 mg 0.6 mg
9~13歳 1.0 mg 1.0 mg
14~18歳 1.3 mg 1.2 mg 1.9 mg 2.0 mg
19~50歳 1.3 mg 1.3 mg 1.9 mg 2.0 mg
51歳以上 1.7 mg 1.5 mg

*適正摂取量(AI)

ビタミンB6の摂取源

食物(1オンスは約28g、1カップは240ml)

ビタミンB6は、さまざまな食物に含まれている[1,3,4]。ビタミンB6を豊富に含む食物として、魚、牛レバー、その他の内臓肉、ジャガイモその他の澱粉質の野菜、果物(柑橘類を除く)が挙げられる。アメリカでは、成人は食事由来のビタミンB6のほとんどを、栄養強化されたシリアル、牛肉、鶏肉、澱粉質の野菜、一部の非柑橘系の果物から摂取している[1,3,5]。混合食から摂取されたビタミンB6の約75%は体内で吸収されて利用することが可能である[1]。

「ビタミンB6の供給源となる食物例」の表は、多くのビタミンB6供給源であることを示唆している。

表2: ビタミンB6源となる食物群[4]
表2:ビタミンB6源となる食物群
食物(1オンスは約28g、1カップは240ml) 1食分当たりのミリグラム数(mg) %DV*
ヒヨコマメ、缶詰、1カップ(240ml) 1.1 65
牛レバー、焼いたもの、3オンス(90 g) 0.9 53
マグロ、キハダマグロ、鮮魚、調理済み、3オンス(90g) 0.9 53
紅鮭、調理済み、3オンス(240g) 0.6 35
鶏むね肉、焼き、3オンス(約90g) 0.5 29
朝食用シリアル、ビタミンB6をDVの25%強化 0.4 25
ジャガイモ、ゆで、1カップ(240ml) 0.4 25
七面鳥、皮なし、ロースト、3オンス(90g) 0.4 25
バナナ 中1本 0.4 25
マリナーラ(スパゲッティ)ソース、インスタント、1カップ(240ml) 0.4 25
牛ひき肉、パテ、85%赤身、焼き、3オンス(90g) 0.3 18
プレーンワッフル、半加工品、加熱済み、1個 0.3 18
ブルグア(小麦を半ゆでにして砕いて乾燥させたもの。トルコ地方の常食)、調理済み、1カップ(240ml) 0.2 12
カッテージチーズ、1%低脂肪、1カップ(240ml) 0.2 12
クリカボチャ、冬カボチャ、焼き、1/2カップ(120ml) 0.2 12
白米、長粒種、強化米、加熱調理、1カップ(240ml) 0.1 6
ミックスナッツ類、ドライロースト、1オンス(30g) 0.1 6
レーズン、種なし、1/2カップ(120ml) 0.1 6
タマネギ、刻み、1/2カップ(120ml) 0.1 6
ホウレンソウ、冷凍、刻み、茹で、1/2カップ(120ml) 0.1 6
豆腐、生、木綿、硫酸カルシウム使用、1/2カップ(120ml) 0.1 6
スイカ、生、1カップ(240ml) 0.1 6

*DV = 1日摂取量。FDAは、消費者が食事全体における食物およびサプリメントの栄養素含有量を比較するのに役立つようDVを設定した。最新の栄養成分表示および表2に記載のビタミンB6に対するDVは成人および4歳以上の小児で1.7 mgである[7].FDAは、製造業者に2020年1月より最新の栄養成分表示 を使用するよう義務付けているが、年間売上1千万ドル以下の業者に関しては、2021年1月まではビタミンB6 DV2.0mgの古い表示の継続使用を許可している[6,8]。FDAは、ビタミンB6が食物に追加されていない限り、ビタミンB6含有量を食品ラベルに表記することを要求していない。DVが20%以上となる食物は高栄養源と考えられるが、DVのパーセンテージが低い食物でも健康的な食事をとることができる。

米国農務省(The U.S. Department of Agriculture:USDA)のFoodData Central(英語サイト)では、多くの食物の栄養素含有量をリストアップし、栄養素含有量別および食物別に整理された、ビタミンB6を含む食物の総合リストを提供している。

サプリメント

ビタミンB6は、マルチビタミンとして、また他のビタミンB群も含むサプリメントやビタミンB6単独のサプリメントとして入手できる[9]。一部のサプリメントに最も多く含まれるビタミンB6ビタマーは、ピリドキシンである(ピリドキシン塩酸塩[HCl]として)が、PLPを含むのもある。ビタミンB6サプリメントには、経口カプセルあるいは錠剤(舌下錠およびチュアブル(咀嚼)錠含む)、液剤がある。サプリメントからのビタミンB6の吸収は食物を供給源とする場合と同様であり、さまざまな形態のサプリメントの間でもほとんど差はない[1]。身体は高用量の薬理学的用量ビタミンB6をよく吸収するが、そのほとんどは尿中に速やかに排出される[10]。

アメリカ人全体の約28%-36%はビタミンB6を含むサプリメントを使用している[11,12]。51歳以上の成人および9歳未満の小児は、他の年齢層よりもビタミンB6を含むサプリメントを多く摂取しているとみられる。

ビタミンB6の摂取状況

2003-2004年の米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey:NHANES)のデータ解析結果によると、アメリカの小児、未成年者(青年)や成人のほとんどは、推奨される量のビタミンB6を摂取している[12]。ビタミンB6の平均摂取量は、女性で約1.5 mg/日、男性で2 mg/日である[1]。

しかし、ビタミンB6サプリメント使用者の11%と、ビタミンB6を含むサプリメントを使用していないアメリカ人の24%は、血漿PLP濃度が低い(20 nmol/L未満)[12]。2003-2004年NHANESの分析では、現在のRDAより多い2.0-2.9 mg/日を摂取していた群でも血漿PLP濃度が低いという結果が得られた。サプリメント使用者と非使用者の間では、血漿PLP濃度は、男性より女性の方がかなり低く、非ヒスパニック系白人よりも非ヒスパニック系黒人が、喫煙未経験者より喫煙者の方が、正常な体重の人より低体重の人の方がかなり低値であった。10代の小児は最もビタミンB6濃度が低く、次いで21-44歳の成人が低値を示した。しかし、高齢者では、サプリメントを使用していない人でも、血漿PLP濃度は特に低くなかった。これらのデータに基づいて、現在のRDAは多くの母集団において十分なビタミンB6の状態を保証していない可能性があると、この分析の筆者らは結論付けた[12]。

PLP濃度は、アルコール依存症の人、肥満の人、妊娠中の女性、特に子癇前症または子癇のある女性で低い傾向がある[1]。また、吸収不良症候群(セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎など)の人でも低い [3]。

ビタミンB6欠乏症

ビタミンB6単独の欠乏症は、あまりみられない。ビタミンB6不足は通常、他のビタミンB群(ビタミンB12や葉酸など)の不足と同時に起こる[2]。ビタミンB6欠乏症は、進行するに従って生化学的な変化が顕著になる[2]。

ビタミンB6欠乏症は、小球性貧血、脳波の異常、口唇症(口唇の鱗屑と口角のひびわれ)を伴う皮膚炎、舌炎(舌の腫脹)、うつと錯乱、免疫機能の低下に関連している[1,2]。ビタミンB6濃度が境界域の人や軽度の欠乏症の人は、何カ月あるいは何年も徴候や症状が認められない可能性がある。乳児では、ビタミンB6が欠乏すると、易刺激性、聴覚過敏、けいれん発作を引き起こす[2]。

末期の腎疾患、慢性腎不全などの腎臓病はビタミンB6欠乏症を引き起こす可能性がある[3]。さらにビタミンB6欠乏症は、吸収不良症候群(セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎など)が原因でも起こる可能性がある。ある種の遺伝性疾患(ホモシスチン尿症など)もビタミンB6欠乏症を引き起こす可能性がある[2]。抗てんかん薬など一部の薬剤の長期にわたる使用によって欠乏症をきたすこともある。

ビタミンB6欠乏のリスク群

明らかなビタミンB6欠乏症は、アメリカでは比較的まれであるが、一部にビタミンB6の状態が境界域の人がいることがある[2]。以下に挙げる群では、ビタミンB6の摂取量が不足しやすい。

腎機能障害のある人

末期の腎疾患患者や慢性腎不全患者など、腎機能が低下した人では、しばしばビタミンB6濃度の低下がみられる[3]。血漿PLP濃度は、持続的な腎臓透析あるいは間欠的腹膜透析を受けている患者、腎移植を受けた患者でも低い。これはおそらく、PLPの代謝クリアランスが増加するためである[13]。腎疾患患者は、しばしばビタミンB6欠乏症と同様の臨床症状を呈する[13]。

自己免疫疾患の患者

関節リウマチの患者は、ビタミンB6濃度が低いことが多く、疾患重症度が上がるほどビタミンB6濃度が下がる傾向にある[3]。ビタミンB6の低値は、疾患によって引き起こされた炎症が原因であり、その結果、この疾患に関連する炎症が増悪する。ビタミンB6のサプリメントは、関節リウマチ患者のビタミンB6濃度を正常化できるが、炎症性サイトカインの産生を抑制したり、炎症性マーカーのレベルを低下させたりはしない[3,14]。

セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患、およびその他の吸収不良性自己免疫疾患の患者は、血漿PLP濃度が低い傾向にある[3]。この作用機序は不明である。しかし、セリアック病はピリドキシン吸収の低下と関連しており、炎症性腸疾患の低PLP濃度は、炎症反応が原因である可能性がある[3]。

アルコール依存の人

血漿PLP濃度は、アルコール依存症患者できわめて低い傾向がある[1]。アルコールから産生されるアセトアルデヒドは、細胞による正味のPLP産生量を減少させ、タンパク質結合においてPLPと競合する[1,3]。結果として、細胞内のPLPは膜に結合した脱リン酸化酵素による加水分解の影響をさらに受けやすくなる。アルコール依存の人は、ピリドキシンの補充は有益性(ベネフィット)がある可能性がある[3]。

ビタミンB6と健康

心血管系疾患

科学者らは、ビタミンB群の一部(葉酸ビタミンB12、ビタミンB6)が、ホモシステイン濃度を低下させることによって心血管疾患リスクを低下させる可能性があるという仮説を立てている[1,15]。そのため、心疾患リスクを低下させるビタミンB群の追加用量の安全性と有効性を評価する臨床試験が行われている。これらの臨床試験の多くは、葉酸とビタミンB12の補充も含まれているため、ビタミンB6だけの影響を評価することは難しい。たとえば、既知の心血管疾患を有する成人5,500人以上が登録されたHeart Outcomes Prevention Evaluation 2(HOPE 2)試験では、ビタミンB6(50 mg/日)、ビタミンB12(1 mg/日)、葉酸(2.5 mg/日)を5年間補充して、ホモシステイン濃度が低下し、脳卒中リスクが約25%低下した。しかし、この研究ではビタミンB6のみを補充した群が設定されていなかった[16]。

さらに、他の大規模臨床試験のほとんどでは、ビタミンBの補充によってホモシステイン濃度が低下したが、実際に心血管イベントのリスクが低下するかどうかは示すことはできなかった。たとえば、42歳以上の女性5,442例によるランダム化試験で、ビタミンB6 (50 mg/日)を葉酸2.5 mg、ビタミンB12 1 mgと組み合わせて補充した場合の心血管疾患リスクに対する影響はみられなかった[17]。2つの大規模ランダム化対照試験、Norwegian Vitamin Trial(ノルウェービタミン試験)とWestern Norway B Vitamin Intervention Trial (ノルウェー西部ビタミンB介入試験)では、ビタミンB6(40 mg/日)のみを補充した群が設定された。これら2試験のデータの統合解析では、虚血性心疾患患者6,837例で、葉酸(0.8 mg/日)とビタミンB12 (0.4 mg/日)を併用した場合および併用しなかった場合に、主要な心血管イベントに対するビタミンB6補充の有益性(ベネフィット)は示されなかった[15]。後遺障害のない脳卒中に罹患した成人の試験では、ビタミンB6、ビタミンB12および葉酸の高用量または低用量の組み合わせを2年間補充した結果、脳卒中の再発、心血管イベント、死亡リスクに影響を及ぼさなかった[18]。

現在までの研究で、ビタミンB6の単独、または葉酸およびビタミンB12と組み合わせた補充量が心血管疾患および脳卒中のリスクと重症度を低下させるというエビデンスはほとんどない。

がん

一部の研究で、血漿ビタミンB6濃度の低値と、ある種のがんのリスク上昇が関連付けられている[3]。たとえば、複数の前向き研究のメタアナリシスでは、ビタミンB6摂取量が最高の五分位にある人は、最低の五分位にある人と比べて大腸がんのリスクが20%低いことが示された[19]。

しかし、現在までに完了した数少ない臨床試験で、ビタミンB6の補充が、がんの予防に役立つ、あるいはがんによる死亡率を低下させることは示されていない。たとえば、ノルウェーの2つの大規模ランダム化二重盲検プラセボ対照試験のデータを解析した結果、ビタミンB6補充とがんの発生率、死亡率、または全死因死亡との間に関連性は認められなかった[20]。

認知機能

ビタミンB6の不足した状態は、高齢者にしばしば起こる認知機能低下に関与しているという仮説が立てられている[21]。一部の研究で、高齢者におけるビタミンB6と脳機能との関連が示されている。たとえば、Boston Normative Aging Study (ボストン標準的加齢研究のデータを解析し、54-81歳の男性70人において、血清ビタミンB6濃度の高値と記憶テスト高スコアとの間の関連が示された[22]。

しかし、ランダム化比較対照試験14件のシステマティックレビューでは、正常な認知機能、認知症、虚血性の血管疾患を有する人において、ビタミンB6補充単独、あるいはビタミンB12または葉酸あるいはその両方との併用が認知機能に及ぼす影響についてのエビデンスは十分ではなかった[21]。このレビューによると、ほとんどの研究は質が低く、妥当性も限られている。 コクランレビューでは、筆者らが評価した2つの研究で、短期間(5-12週間)のビタミンB6補充が認知機能または気分を向上させるというエビデンスは見いだせなかった [23]。このレビューでは、健康な高齢男性において、毎日のビタミンB6サプリメント(20 mg)がビタミンB6の状態を示す生化学的指標に影響を及ぼすという一部のエビデンスが示されたが、これらの変化は認知機能に全体的な影響を及ぼさなかった。

ビタミンB6補充が高齢者における認知機能低下の予防または治療に役立つかどうかを判断するには、さらに多くのエビデンスが必要である。

月経前症候群

ビタミンB6サプリメントが月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)の症状を緩和する可能性を一部のエビデンスが示唆しているが、ほとんどの研究の質は高くないため、結論は限定的である[24]。報告された9試験のメタアナリシスでは、PMSの女性約1,000例のデータを解析した結果、ビタミンB6はプラセボと比較してPMS症状の緩和に有効であったが、解析対象となった研究のほとんどは小規模であり、一部の研究は方法論的な欠点があった[24]。最近実施された二重盲検ランダム化比較試験(女性94例)では、毎日80 mgのピリドキシンを月経周期で3周期投与したところ、気分のむら、易刺激性、もの忘れ、腹部膨満、そして特に不安など、幅広いPMSの症状に統計的に有意な減少がみられた [25]。 PMSの気分関連症状緩和へのビタミンB6の潜在的な有効性は、神経伝達物質の生合成における補助因子としての役割による可能性がある[26]。ビタミンB6はPMS症状を緩和する見込みがあるが、確固とした結論を導き出すには、さらに多くの研究が必要である。

妊娠中の悪心・嘔吐(つわり)

妊娠初期の数ヶ月間に、約半数の女性が悪心と嘔吐を、約50%-80%は悪心のみを経験する[27,28]。この状態は、一般に「つわり」として知られているが、症状はしばしば一日中続く。この症状は生命を脅かすものではなく、通常は12-20週を過ぎると治まるが、女性の社会的機能や身体機能を妨げる。

つわりを治療するビタミンB6補充療法の前向き研究は、結果がまちまちであった。2つのランダム化プラセボ対照試験では、経口ピリドキシン1日30-75 mgによって、悪心を有する妊娠中女性の悪心が有意に減少した[29,30]。妊娠中の悪心嘔吐への治療介入に関する研究の最新のコクランレビューの著者らは、つわりの症状をコントロールするためのビタミンB6の効果について、確実な結論を引き出せなかった[28]。

複数のランダム化試験で、ビタミンB6とドキシラミン(抗ヒスタミン薬)の併用によって、妊婦の悪心・嘔吐が70%減少し、悪心・嘔吐による入院率が低下することが示された[27,31]。

米国産科婦人科学会(American Congress of Obstetrics and Gynecology (ACOG))は、妊娠中の悪心・嘔吐の治療に、ビタミンB6を1回10-25 mg、1日3-4回投与する単剤療法を推奨している[31]。患者の症状が改善しない場合、ACOGはドキシラミンを追加することを推奨している。用量がULに達する可能性があるため、妊婦はビタミンB6サプリメントを摂取する前に、医師に相談すべきである。

ビタミンB6過剰摂取による健康上のリスク

食物からビタミンB6を大量に摂取して有害作用を引き起こしたという報告はない [1]。しかし、経口ピリドキシンを1-6 g/日で12-40カ月長期投与すると、運動失調(動作の制御の喪失)を特徴とする重度の進行性の感覚ニューロパチーを引き起こす可能性がある[10,32-35]。症状の重症度は用量依存性であると考えられるため、神経症状が現れたらすぐにピリドキシン補充を中止すれば、通常は症状も消失します。ビタミンB6過剰摂取によるその他の影響には、痛みを伴い外観を損なう皮膚病変、光線過敏症、消化器症状(悪心や胸やけなど)がある[1,2,32]。

科学的文献の中には、妊娠期間の前半にピリドキシンのサプリメントを投与された妊婦から生まれた乳児に先天性欠損症が発生したという症例報告が1例ある[7]。しかし、さらに最近の観察研究では、妊娠7週目にピリドキシンの補充(平均用量132.3 ± 74 mg/日)を開始し、9 ± 4.2週間継続した妊婦から生まれた乳児で催奇性作用との関連を認めなかった[36]。

FNBは、食物とサプリメントの摂取量に適用するビタミンB6のUL(許容上限摂取量)を設定した(表3)[1]。FNBによると、500 mg/日未満の用量で感覚ニューロパチーが発生したという報告がいくつかあるが、最長5年間ビタミンB6を投与(平均用量200 mg/日)した患者でこの作用のエビデンスが得られなかったとしている。長期使用によって起こる潜在的な被害についてのデータが限られていたため、FNBは成人のUL(100 mg/日)を設定するための研究での用量を半量に設定した。ULは、小児および青年では身体の大きさに基づいてさらに低い値としている。ULは、治療のためにビタミンB6を投与されている患者には適用されないが、そのような患者は医師の監督下で投与されるべきである。

表3:ビタミンB6の許容上限摂取量(Tolerable Upper Intake Level:UL)[1]
表3:ビタミンB6の許容上限摂取量(Tolerable Upper Intake Level:UL)
年齢 男性 女性 妊婦 授乳婦
生後0~6カ月 設定不可* 設定不可*
生後7~12カ月 設定不可* 設定不可*
1~3歳 30 mg 30 mg
4~8歳 40 mg 40 mg
9~13歳 60 mg 60 mg
14~18歳 80 mg 80 mg 80 mg 80 mg
19歳以上 100 mg 100 mg 100 mg 100 mg

*乳児のビタミンB6摂取源は母乳、調合乳、食物のみとする。

医薬品との相互作用

ビタミンB6は、ある種の薬剤との相互作用があり、一部の薬剤はビタミンB6濃度に有害に作用することがある。以下に例を記載する。該当する薬や他の薬を定期的に服用している人は、ビタミンB12の状態について担当の医療スタッフと話し合うべきである。

サイクロセリン

サイクロセリン(Seromycin®)は、結核の治療に用いる広域スペクトル抗生物質である。ピリドキサールリン酸とサイクロセリンを併用すると、ピリドキシンの尿中排泄が増加する[9]。ピリドキシンの尿中への排泄によって、サイクロセリンに関連するけいれんと神経毒性が増悪する可能性がある。ピリドキシンのサプリメントは、これらの有害作用の予防に役立つ可能性がある。

抗てんかん薬

一部の抗てんかん薬(バルプロ酸(Depakene ®、Stavzor®)、カルバマゼピン(Carbatrol®、Epitol®、Tegretol ®など)、フェニトイン(Dilantin®)などは、ビタミンB6ビタマーの異化代謝の割合を増大させるため、低血漿PLP濃度と高ホモシステイン血症を引き起こす[37,38]。抗てんかん薬使用者における高ホモシステイン値は、てんかん発作と全身性の血管障害(脳卒中など)のリスクを増大させ、てんかん患者の発作をコントロールする能力が低下する可能性がある。加えて一般に患者は抗てんかん薬を何年も使用するため、慢性血管障害のリスクが高まる。

また、一部の研究で、ピリドキシン補充(200 mg/日、 12-120日間)によってフェニトインとフェノバルビタールの血清中濃度が低下することが示されている。 [35,39]。これは、おそらくこれらの薬剤の代謝が亢進するためである[9]。

レベチラセタム(Keppra®)は易刺激性、不穏、抑うつなどの行動上の副作用を伴う抗てんかん薬である。 [40,41,42]。予備的なエビデンスとして、小児では50~350 mg/日、 [41,42,43] 成人では50~100 mg/日のビタミンB6を補充することで、40]これらの副作用を軽減する可能性が示唆されている。

テオフィリン

テオフィリン(Aquaphyllin®、Elixophyllin®、Theolair®、Truxophyllin®など)は、喘息、慢性気管支炎、肺気腫、およびその他の肺疾患によって起こる息切れ、喘鳴、その他の呼吸障害を予防または治療する。テオフィリンを投与されている患者は、しばしば血漿PLP濃度の低下をきたし、そのためにテオフィリンに関連する神経性および中枢神経系の副作用(けいれんなど)に寄与する可能性がある[9,35]。

ビタミンB6と健康的な食事

米連邦政府が公表している「アメリカ人のための食生活の指針2015-2020」では、「栄養は主として食事から摂取すべきである。栄養分を豊富に含む食物(多くは未加工品)には、サプリメントに含まれることの多い必須ビタミンやミネラルだけでなく、食物繊維や体によい天然成分も含有している。場合によっては、強化食品やサプリメントは、補充しなければ推奨量を下回る可能性のある1つ以上の栄養素の摂取に有用と考えられる」と指摘している。

健康的な食事に関する詳細はDietary Guidelines for Americans(アメリカ人のための食生活指針)(英語サイト)と米国農務省の食事の指針システム、MyPlate(私の食事)(英語サイト)を確認すること。

「アメリカ人のための食生活指針」では健康的な食事を次のように述べている。

  • さまざまな種類の野菜、果物、全粒穀物、無脂肪もしくは低脂肪牛乳と乳製品、油を重視している。
  • さまざまな果物、野菜、全粒粉は、ビタミンB6の良質な供給源である。一部のインスタント朝食用シリアルは、ビタミンB6が栄養強化されている。
  • 魚介類、赤身の肉、鶏肉、卵、マメ科植物(インゲン豆、エンドウ豆)、ナッツ類、種子、大豆食品などのタンパク質食物に含む。
  • 魚、牛肉、シチメンチョウには、ビタミンB6が多く含まれている。豆類とナッツ類もビタミンB6の供給源である。
  • 飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、添加糖質、塩分および(ナトリウム)を少なくする。
  • 1日に必要なカロリー摂取量を超えない。
このページの情報は役に立ちましたか?

参考文献

  1. Institute of Medicine. Food and Nutrition Board. Dietary Reference Intakes: Thiamin, Riboflavin, Niacin, Vitamin B6, Folate, Vitamin B12, Pantothenic Acid, Biotin, and Choline(英語サイト). Washington, DC: National Academy Press; 1998.
  2. McCormick D. Vitamin B6. In: Bowman B, Russell R, eds. Present Knowledge in Nutrition. 9th ed. Washington, DC: International Life Sciences Institute; 2006.
  3. Mackey A, Davis S, Gregory J. Vitamin B6. In: Shils M, Shike M, Ross A, Caballero B, Cousins R, eds. Modern Nutrition in Health and Disease. 10th ed. Baltimore, MD: Lippincott Williams & Wilkins; 2005.
  4. U.S. Department of Agriculture, Agricultural Research Service. FoodData Central,(英語サイト) 2019.
  5. Subar AF, Krebs-Smith SM, Cook A, Kahle LL. Dietary sources of nutrients among US adults, 1989 to 1991. J Am Diet Assoc 1998;98:537-47. [PubMed abstract(英語サイト)]
  6. U.S. Food and Drug Administration. Guidance for Industry: A Food Labeling Guide(英語サイト) (14. Appendix F: Calculate the Percent Daily Value for the Appropriate Nutrients). 2013.
  7. U.S. Food and Drug Administration. Food Labeling: Revision of the Nutrition and Supplement Facts Labels(英語サイト). 2016.
  8. U.S. Food and Drug Administration. Food Labeling: Revision of the Nutrition and Supplement Facts Labels and Serving Sizes of Foods That Can Reasonably Be Consumed at One Eating Occasion; Dual-Column Labeling; Updating, Modifying, and Establishing Certain Reference Amounts Customarily Consumed; Serving Size for Breath Mints; and Technical Amendments; Proposed Extension of Compliance Dates(英語サイト). 2017.
  9. Natural Medicines Comprehensive Database(英語サイト). Vitamin B6. 2011.
  10. Simpson JL, Bailey LB, Pietrzik K, Shane B, Holzgreve W. Micronutrients and women of reproductive potential: required dietary intake and consequences of dietary deficiency or excess. Part I–Folate, Vitamin B12, Vitamin B6. J Matern Fetal Neonatal Med 2010;23:1323-43. [PubMed abstract(英語サイト)]
  11. Bailey RL, Gahche JJ, Lentino CV, Dwyer JT, Engel JS, Thomas PR, et al. Dietary supplement use in the United States, 2003-2006. J Nutr 2011;141:261-6. [PubMed abstract(英語サイト)]
  12. Morris MS, Picciano MF, Jacques PF, Selhub J. Plasma pyridoxal 5'-phosphate in the US population: the National Health and Nutrition Examination Survey, 2003-2004. Am J Clin Nutr 2008;87:1446-54. [PubMed abstract(英語サイト)]
  13. Merrill AH, Jr., Henderson JM. Diseases associated with defects in vitamin B6 metabolism or utilization. Annu Rev Nutr 1987;7:137-56. [PubMed abstract(英語サイト)]
  14. Chiang EP, Selhub J, Bagley PJ, Dallal G, Roubenoff R. Pyridoxine supplementation corrects vitamin B6 deficiency but does not improve inflammation in patients with rheumatoid arthritis. Arthritis Res Ther 2005;7:R1404-11. [PubMed abstract(英語サイト)]
  15. Ebbing M, Bonaa KH, Arnesen E, Ueland PM, Nordrehaug JE, Rasmussen K, et al. Combined analyses and extended follow-up of two randomized controlled homocysteine-lowering B-vitamin trials. J Intern Med 2010;268:367-82. [PubMed abstract(英語サイト)]
  16. Saposnik G, Ray JG, Sheridan P, McQueen M, Lonn E. Homocysteine-lowering therapy and stroke risk, severity, and disability: additional findings from the HOPE 2 trial. Stroke 2009;40:1365-72. [PubMed abstract(英語サイト)]
  17. Albert CM, Cook NR, Gaziano JM, Zaharris E, MacFadyen J, Danielson E, et al. Effect of folic acid and B vitamins on risk of cardiovascular events and total mortality among women at high risk for cardiovascular disease: a randomized trial. JAMA 2008;299:2027-36. [PubMed abstract(英語サイト)]
  18. Toole JF, Malinow MR, Chambless LE, Spence JD, Pettigrew LC, Howard VJ, et al. Lowering homocysteine in patients with ischemic stroke to prevent recurrent stroke, myocardial infarction, and death: the Vitamin Intervention for Stroke Prevention (VISP) randomized controlled trial. JAMA 2004;291:565-75. [PubMed abstract(英語サイト)]
  19. Larsson SC, Orsini N, Wolk A. Vitamin B6 and risk of colorectal cancer: a meta-analysis of prospective studies. JAMA 2010;303:1077-83. [PubMed abstract(英語サイト)]
  20. Ebbing M, Bonaa KH, Nygard O, Arnesen E, Ueland PM, Nordrehaug JE, et al. Cancer incidence and mortality after treatment with folic acid and vitamin B12. JAMA 2009;302:2119-26. [PubMed abstract(英語サイト)]
  21. Balk EM, Raman G, Tatsioni A, Chung M, Lau J, Rosenberg IH. Vitamin B6, B12, and folic acid supplementation and cognitive function: a systematic review of randomized trials. Arch Intern Med 2007;167:21-30. [PubMed abstract(英語サイト)]
  22. Riggs KM, Spiro A, 3rd, Tucker K, Rush D. Relations of vitamin B-12, vitamin B-6, folate, and homocysteine to cognitive performance in the Normative Aging Study. Am J Clin Nutr 1996;63:306-14. [PubMed abstract(英語サイト)]
  23. Malouf R, Grimley Evans J. The effect of vitamin B6 on cognition. Cochrane Database Syst Rev 2003:CD004393. [PubMed abstract(英語サイト)]
  24. Wyatt KM, Dimmock PW, Jones PW, Shaughn O’Brien PM. Efficacy of vitamin B-6 in the treatment of premenstrual syndrome: systematic review. BMJ 1999;318:1375-81. [PubMed abstract(英語サイト)]
  25. Kashanian M, Mazinani R, Jalalmanesh S. Pyridoxine (vitamin B6) therapy for premenstrual syndrome. Int J Gynaecol Obstet 2007;96:43-4. [PubMed abstract(英語サイト)]
  26. Bendich A. The potential for dietary supplements to reduce premenstrual syndrome (PMS) symptoms. J Am Coll Nutr 2000;19:3-12. [PubMed abstract(英語サイト)]
  27. Niebyl JR. Clinical practice. Nausea and vomiting in pregnancy. N Engl J Med 2010;363:1544-50. [PubMed abstract(英語サイト)]
  28. Matthews A, Dowswell T, Haas DM, Doyle M, O’Mathuna DP. Interventions for nausea and vomiting in early pregnancy. Cochrane Database Syst Rev 2010:CD007575. [PubMed abstract(英語サイト)]
  29. Vutyavanich T, Wongtra-ngan S, Ruangsri R. Pyridoxine for nausea and vomiting of pregnancy: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial. Am J Obstet Gynecol 1995;173:881-4. [PubMed abstract(英語サイト)]
  30. Sahakian V, Rouse D, Sipes S, Rose N, Niebyl J. Vitamin B6 is effective therapy for nausea and vomiting of pregnancy: a randomized, double-blind placebo-controlled study. Obstet Gynecol 1991;78:33-6. [PubMed abstract(英語サイト)]
  31. ACOG (American College of Obstetrics and Gynecology) Practice Bulletin: nausea and vomiting of pregnancy. Obstet Gynecol 2004;103:803-14. [PubMed abstract(英語サイト)]
  32. Bendich A, Cohen M. Vitamin B6 safety issues. Ann N Y Acad Sci 1990;585:321-30. [PubMed abstract(英語サイト)]
  33. Gdynia HJ, Muller T, Sperfeld AD, Kuhnlein P, Otto M, Kassubek J, et al. Severe sensorimotor neuropathy after intake of highest dosages of vitamin B6. Neuromuscul Disord 2008;18:156-8. [PubMed abstract(英語サイト)]
  34. Perry TA, Weerasuriya A, Mouton PR, Holloway HW, Greig NH. Pyridoxine-induced toxicity in rats: a stereological quantification of the sensory neuropathy. Exp Neurol 2004;190:133-44. [PubMed abstract(英語サイト)]
  35. Bender DA. Non-nutritional uses of vitamin B6. Br J Nutr 1999;81:7-20. [PubMed abstract(英語サイト)]
  36. Shrim A, Boskovic R, Maltepe C, Navios Y, Garcia-Bournissen F, Koren G. Pregnancy outcome following use of large doses of vitamin B6 in the first trimester. J Obstet Gynaecol 2006;26:749-51. [PubMed abstract(英語サイト)]
  37. Clayton PT. B6-responsive disorders: a model of vitamin dependency. J Inherit Metab Dis 2006;29:317-26. [PubMed abstract(英語サイト)]
  38. Apeland T, Froyland ES, Kristensen O, Strandjord RE, Mansoor MA. Drug-induced pertubation of the aminothiol redox-status in patients with epilepsy: improvement by B-vitamins. Epilepsy Res 2008;82:1-6. [PubMed abstract(英語サイト)]
  39. Hansson O, Sillanpaa M. Letter: Pyridoxine and serum concentration of phenytoin and phenobarbitone. Lancet 1976;1:256. [PubMed abstract(英語サイト)]
  40. Alsaadi T, El Hammasi K, Shahrour TM.Does pyridoxine control behavioral symptoms in adult patients treated with levetiracetam?Case series from UAE.Epilepsy Behav Case Rep 2015;4:94-5.[PubMed abstract(英語サイト)]
  41. Davis GP, McCarthy JT, Magill DB, Coffey B. Behavioral effects of levetiracetam mitigated by pyridoxine.J Child Adolesc Psychopharmacol 2009;19:209-11.[PubMed abstract(英語サイト)]
  42. Marino S, Vitaliti G, Marino SD, et al.Pyridoxine add-on treatment for the control of behavioral adverse effects induced by levetiracetam in children: a case-control prospective study.Ann Pharmacother 2018;52:645-9.[PubMed abstract(英語サイト)]
  43. Major P, Greenberg E, Khan A, Thiele EA.Pyridoxine supplementation for the treatment of levetiracetam-induced behavior side effects in children: preliminary results.Epilepsy Behav.2008 Oct;13(3):557-9.[PubMed abstract(英語サイト)]

【免責事項】

ダイエタリーサプリメント室が作成したこのファクトシートは、情報を提供するものであり、医師のアドバイスの代わりになるものではありません。サプリメントに関する興味・関心、疑問、利用法、何があなたの健康全般のために最善かについて尋ねたい場合は、医療スタッフ(医師、管理栄養士、薬剤師など)に相談することをお勧めします。この文書内で言及している個別の商品名は、その製品を推奨しているものではありません。

監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

「統合医療」情報発信サイト
医療関係者の方へ 関連コンテンツ

ページトップ
ページトップ