文字サイズ変更
  • 標準
  • 特大
インフォグラフィックでわかる統合医療
一般の方へ ホーム  >  海外の情報  >  脊椎マニピュレーション

海外の情報

脊椎マニピュレーション
Spinal Manipulation

本項目の説明・解説は、米国の医療制度に準じて記載されているため、日本に当てはまらない内容が含まれている場合があることをご承知ください。

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2019年1月

脊椎マニピュレーションとは

  • 脊椎マニピュレーションは「脊椎生体療法」とも呼ばれています。施術者は手または用具を用いて脊椎関節に一定のスラスト(特定の角度による振幅で圧を加える)を行い、脊椎マニピュレーションを実施します。圧の加減はさまざまですが、スラストを行うと、関節を自然に動かすよりも大きく関節を動かすことができます。脊椎マニピュレーションは、脊椎モビライゼーションとは異なります。脊椎モビライゼーションはスラストを行いません(関節の自然な可動域内で行い、患者自身が制御します。)
  • 脊椎マニピュレーションはカイロプラクター(カイロプラクティックは多くの場合脊椎マニピュレーションを行います)が行うことが多いですが、整骨医や理学療法士が行うこともあります。
  • 2012年の米国国民健康聞き取り調査(National Health Interview Survey:NHIS)によると、脊椎マニピュレーションは、米国の成人と子供が最もよく利用する補完療法の1つです。
  • カイロプラクターの施術の詳細については、国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)のウェブサイト、カイロプラクティックをご覧ください。

なぜ人は脊椎マニピュレーションを利用するのでしょうか?

2012年のNHISによると、カイロプラクティックまたはオステオパシー・マニピュレーションを利用した米国の成人のうち、約67%が特定の症状の治療に利用し、53%が健康のために利用しました。具体的には

  • 43%が一般的な健康管理や病気の予防に利用
  • 25%が、心、体、精神といった人の全要素に焦点を当てていることを理由に利用
  • 16%が活力増進に利用
  • 11%が免疫機能改善に利用
  • 5%が記憶力または集中力の向上に利用

NHISの著者は、先行研究で人々が脊椎マニピュレーションを受けた結果として、痛みが軽減されたと肯定的な報告をしたことが認められた、と述べました。

どのような人が脊椎マニピュレーションを利用するのですか、また利用度は変化しましたか?

2012~2017年の間に、米国の成人が過去1年間に利用したカイロプラクティック(通常、脊椎マニピュレーションを含む)は、9.1%から10.3%にわずかに増加した、とNHISのデータより示されました。データはまた、女性は男性よりもカイロプラクターへ受診しに行く傾向があり、45~64歳の人は過去1年間に18〜44歳または65歳以上の人よりも受診しに行く傾向があることを示しています。(米国疾病対策予防センター[Centers for Disease Control and Prevention]の国立衛生統計センター[National Center for Health Statistics]による)同じ国民健康調査によると、カイロプラクターの診療に行く傾向にある非ヒスパニック系白人成人は多く(12.7%)、ヒスパニック系(6.6%)または非ヒスパニック系黒人(5.5%)よりも多いことが示されました。

小児において、2012~2017年までのカイロプラクティックの利用に有意な差はありませんでした(3.5%対3.4%)。12〜17歳の小児は、4〜11歳の小児よりもカイロプラクターにかかる傾向がありましたが、少女と少年の間でカイロプラクティックの利用に有意な差はありませんでした。非ヒスパニック系の白人の小児は、非ヒスパニック系の黒人またはヒスパニック系の小児よりもカイロプラクターにかかる傾向がありました。

脊椎マニピュレーションを利用する際の痛みの症状にはどのようなものがありますか?

坐骨神経痛
  • 坐骨神経痛は、膝の後ろと下腿の筋肉を支配する坐骨神経に関連する痛みです。 また、太ももの後ろ、下腿の一部、足の裏の感覚も支配しています。
  • 2015年に行われたさまざまな坐骨神経痛治療の研究レビューでは、マニピュレーションは坐骨神経痛の治療にあまり利用されていませんが、有用の可能性があると示唆されています。しかし、研究には多くの限界があった、と著者は述べています。
  • 2014年に行われた背中の痛みに伴う脚の痛みのある192例の研究では、脊椎マニピュレーション、個人指導、運動をした参加者は、12週間後に痛みが減少し、個人指導や運動のみを行った参加者よりも1年後に使用した薬剤が減少しました。しかし、1年後の両群の脚の痛みは同じでした。
腰痛

腰痛に対して多くの非侵襲的治療があり、これらは薬物療法と非薬物療法の選択肢があります。2017年の臨床ガイドラインでは、米国内科学会(American College of Physicians :ACP)は、脊椎マニピュレーションが急性または慢性腰痛の人に有用な多くの治療選択肢の1つであることを示唆しています(しかし、ACPは科学的根拠(エビデンス)の質が低いと述べています)。

  • 脊椎マニピュレーションは、急性または亜急性の腰痛や頸部痛を短期的かつ即時に緩和することにおいて、プラセボよりも優れていた、と2010年の研究レビューは結論付けました。また、マニピュレーションは慢性腰痛に対する鍼治療よりも優れていました。しかし、脊椎マニピュレーションをマッサージ療法、薬物療法、または理学療法と比較した研究の結果はまちまちでした。
  • 2011年に行われた26件の研究のレビューでは、慢性腰痛において、脊椎マニピュレーションは、運動や理学療法など一般的に推奨される方法と同様に効果的であると結論付けられました。しかし、痛みの効果は最小限でした。
  • 2014年に行われた慢性腰痛のNCCIH助成の研究(参加者400例)によると、12回の脊椎マニピュレーションが最適「用量」である可能性があります。
  • 2014年に行われた慢性腰痛の関する研究(参加者110例)では、脊椎マニピュレーションを受けた人は、偽の脊椎マニピュレーションを受けた人と比較して、施術直後の痛みを伴う刺激に対する感受性が低いことがわかりました。しかし数週間後、2群で同程度の痛みと支障が発生したことが研究で示されました。この研究はNCCIHが助成しました。
  • 慢性疼痛に対する非侵襲的、非薬物療法の米国医療研究品質局(Agency for Healthcare Research and Quality:AHRQ)のシステマティックレビューでは、脊椎マニピュレーションは、短期(治療後1〜6か月)と中期(6〜12か月)において、偽のマニピュレーション、通常の治療、注意制御、またはプラセボ介入よりもわずかに大きな効果を伴うことが報告されました。その報告では、エビデンスが低いと結論付けました。さらに、短期間の痛みに対して脊椎マニピュレーションと偽のマニピュレーション、通常の治療、注意制御、プラセボ介入とに差があるエビデンスは認められませんでしたが、中期の痛みに対して、マニピュレーションは対照よりもわずかに大きな効果を伴うと結論付けました。エビデンスの基準は、短期的な効果については低く、中期的な効果については中程度であると考えられました。
  • 急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションの研究は一般的に矛盾があり、多くの限界があります。
  • 2012年に行われた20件の研究レビューでは、脊椎マニピュレーションは、急性腰痛に対する偽の脊椎マニピュレーションと同様に有用ではありませんでした。また、標準医療などの別の治療に追加した場合でも有用性は認められませんでした。他の治療選択肢と比較しても、脊椎マニピュレーションは安全であると思われました。
  • 2015年に行われた研究(急性腰痛のある参加者220例)では、脊椎マニピュレーションを含む理学療法を受けた参加者は、標準的な治療を受けた参加者と同様の効果がありました。
  • しかし、2015年のNCCIHが助成した発症間もない急性と亜急性腰痛の成人を対象とした研究(参加者107例)では、標準的な医療を受けている参加者と比較して、脊椎マニピュレーションを受けた人の短期的な緩和がより大きくなることがわかりました。さらにこの研究では、徒手的スラスト・マニピュレーション(manual thrust manipulation:MTM)と補助器具を用いたマニピュレーション(mechanical assisted manipulation:MAM)の2種類の手技を比較し、MTMはMAMまたは通常の治療よりも、自己申告による痛みと支障の短期的な軽減につながることが認められました。
  • 2017年の解析では、15件(参加者約1,700例)のランダム化比較試験のデータを調査しました。研究者らは、脊椎マニピュレーションが急性腰痛の人の痛みと機能を多少改善できると結論付けました。
  • 2018年に行われた腰痛のある現役米軍人を対象とした研究結果(参加者750例)では、通常の治療に加えてカイロプラクティックを受けた人は、通常の治療のみを受けた人よりも痛みの強さと痛みに関連した支障が短期的に改善されたことが認められました。
頸部痛
  • 2012年に行われNCCIHが助成した研究(参加者272例)によると、急性頸部痛のある患者では、脊椎マニピュレーションまたは在宅での運動のどちらも、薬物療法よりも短期的にも長期的にもより効果があるようでした。2015年に行われた51件の試験結果(参加者2,920例)を調査した研究レビューでは、脊椎マニピュレーションが、急性または慢性の頸部痛を短期的に緩和する可能性があるという弱いエビデンスがあると報告しました。
頭痛
  • 片頭痛の予防において、脊椎マニピュレーションは、片頭痛の予防に使用される薬剤と同様に有用である補完療法(マッサージ療法を含む)の1つかもしれませんが、研究は決定的ではありません。
  • 慢性疼痛に対する非侵襲的、非薬物療法のAHRQのシステマティックレビューでは、脊椎マニピュレーションは、頭痛インパクト・テストと生活支障評価(スコア0~100)において、通常の治療と比較して、機能と痛み(1回の試験内の短期間[1〜6か月])の軽度から中程度の改善に関連すると報告されました。エビデンスは低いと評価されました。
その他の症状
  • 研究者は、線維筋痛症、子供の耳の感染症、慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)、乳児コリック、夜尿症など、多くの症状に対する脊椎マニピュレーションを研究しましたが、これらの症状に有用かどうかを知るエビデンスはほとんどありません。
  • 脊椎マニピュレーションは喘息、高血圧、または月経痛には有用でない、と複数の研究が示しています。

脊椎マニピュレーションは安全ですか?

訓練を受け免許を持つ施術者が行う場合、脊椎マニピュレーションは比較的安全です。脊椎マニピュレーションにおいて最もよく見られる副作用は、一時的な筋肉痛、凝り、または一時的な痛みの増悪です。

重篤な合併症、死亡、重篤な病気の診断が遅れることは、小児を含む脊椎マニピュレーションに関連していますが、非常にまれです。

脳卒中と動脈損傷
  • 頸部を重点的に調整するタイプの脊椎マニピュレーションは、頚部動脈解離(cervical artery dissections:CAD)と呼ばれる、頸部の動脈壁において危険とされる小さな裂傷に関連しています。これらの損傷はまれですが、脳卒中につながる可能性があります。スポーツ、むち打ち、激しい嘔吐や咳をするなど、突然の首の動きも損傷のリスクを高める可能性があります。現在あるエビデンスは、脊椎マニピュレーションを受けている人のCADの発生率は低いことを示唆していますが、このリスクの可能性を患者に知らせる必要があります。
脊椎マニピュレーションと妊娠
  • 2012年の研究レビューによると、妊娠中または出産後の期間に脊椎マニピュレーションにより問題が起きたという報告はほとんどありません。報告されている問題は、軽度で一時的な痛み~命を脅かす怪我までありました。深刻な有害事象は、頸椎のマニピュレーション後にのみ発生しました。

NCCIHによる研究助成

NCCIHが助成する研究は以下に関して調査を行っています。

  • 米国退役軍人の慢性腰痛に与えるであろう脊椎マニピュレーション/カイロプラクティックの臨床的影響
  • 高齢者において慢性腰痛の長期的管理を行うための脊椎マニピュレーションと処方薬療法との比較
  • 腰痛患者に対する脊椎マニピュレーションの治療計画を最適化する方法
  • 慢性頸部痛に対するカイロプラクティックケアに関する患者の経験と満足度
  • 筋骨格痛と精神疾患のある退役軍人にカイロプラクティックケアを最もよい形で提供する方法

さらに考慮しなければならないこと

  • 2017年の臨床診療ガイドラインでは、ACPは、脊椎マニピュレーションが慢性腰痛の推奨治療選択肢であり続けることを示唆し、有効性のエビデンスがいくつか示されている治療選択肢の1つであると述べました。
  • カイロプラクターの検索については、NCCIHのホームページをご覧ください。「How To Find a Complementary Health Practitioner(補完療法の施術者を見つける方法)」(英語サイト)
  • カイロプラクターを選ぶ前に
  • カイロプラクターの教育と免許について尋ねましょう。
  • あなたのすべての病状についてカイロプラクターに伝えましょう。
  • カイロプラクターがあなたの症状の治療に特化したトレーニング行ったか、または経験を持っているかを尋ねましょう。
  • 必要な治療回数や通常の自己負担額、保険の補償範囲について尋ねましょう。(メディケア・パートBは、医学的に必要であると判断された場合の脊椎マニピュレーションを補償します。)詳細については、NCCIHのファクトシートをご覧ください。「Paying for Complementary and Integrative Health Approaches(補完的および統合的健康法の支払いに関して)」(英語サイト)[eJIMサイト内日本語訳]
  • カイロプラクターに、あなたが服用している医薬品(処方薬または市販薬)やサプリメントを伝えてください。カイロプラクターがダイエタリーサプリメントを提案してきた場合は、あなたが服用している医薬品や他のダイエタリーサプリメントとの相互作用の可能性について尋ねましょう。
  • 自分の健康に責任を持ちましょう。あなたが行っている全ての補完療法についてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。それによって連携のとれた安全な治療が受けられるでしょう。

消費者向け情報

医療関係者向け情報

関連するファクトシート

さらなる情報

■ NCCIH 情報センター

NCCIH情報センターは、NCCIHに関する情報、および科学論文・医学論文の連邦データベースの公開や検索などの補完療法に関する情報を提供しています。情報センターでは医学的なアドバイス、治療の推奨や施術者の紹介は行いません。

米国内の無料通話:1-888-644-6226
テレタイプライター(TTY、聴覚障害者や難聴の方用):1-866-464-3615
ウェブサイト: nccih.nih.gov(英語サイト)
E-mail:info@nccih.nih.gov(メール送信用リンク)

■ PubMed®

国立医学図書館(NLM)[米国]のサービスであるPubMed®には、公表文献の情報および(ほとんどの場合)科学・医学雑誌の論文からの短い要約が掲載されています。NCCIHによるPubMed使用のガイダンスは、How To Find Information About Complementary Health Approaches on PubMed(PubMedで補完療法情報を探す)(英語サイト)をご覧ください。

ウェブサイト:www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed(英語サイト)

■ 国立神経疾患・脳卒中研究所 (NINDS; National Institute of Neurological Disorders and Stroke)

NINDSは、脳や神経系がどのように機能するかについての研究や神経疾患の治療に関する研究を行っています。

米国内の無料通話:1-800-352-9424
ウェブサイト: www.ninds.nih.gov(英語サイト)

■ 国立関節炎、骨格筋、皮膚疾患研究所 (NIAMS; National Institute of Arthritis and Musculoskeletal and Skin Diseases)

NIAMSの使命は、関節炎、骨格筋、皮膚疾患の原因、治療、および予防に関する研究の支援、この研究を行うための基礎および臨床科学者の訓練、これらの疾患の研究の進捗に関する情報の普及です。

米国内の無料通話:1-877-22-NIAMS
ウェブサイト: www.niams.nih.gov(英語サイト)

■ MedlinePlus

健康に関する質問に答えるリソースを提供するため、MedlinePlus(米国国立医学図書館のサービス)が国立衛生研究所および他の政府機関と健康関連団体からの信頼できる情報をまとめています。

ウェブサイト:www.medlineplus.gov(英語サイト)

■ NIH Clinical Research Trials and You(NIHクリニカル・リサーチ・トライアル・アンド・ユー)

国立衛生研究所(NIH)[米国]が開設したウェブサイトです。一般の人々に、臨床試験の重要性や、どうすれば臨床試験に参加できるのかを知ってもらうために開設されました。サイトには、臨床試験に関する質問と回答、臨床試験の情報を探す方法(ClinicalTrials.govなどの情報検索サイトやその他の情報源)、臨床試験に参加した人の体験談などが掲載されています。臨床試験は、病気を予防、診断、治療するうえで、よりよい方法を見つけ出すために必要な試験です。

ウェブサイト:www.nih.gov/health/clinicaltrials/(英語サイト)

このページの情報は役に立ちましたか?

参考文献

その他の参考文献
  • Beliveau PJH, Wong JJ, Sutton DA, et al. The chiropractic profession: a scoping review of utilization rates, reasons for seeking care, patient profiles, and care provided. Chiropractic & Manual Therapies. 2017;25:35.
  • Black LI, Clarke TC, Barnes PM, Stussman BJ, Nahin RL. Use of complementary health approaches among children aged 4–17 years in the United States: National Health Interview Survey, 2007–2012. National health statistics reports; no 78. Hyattsville, MD: National Center for Health Statistics. 2015.
  • Bronfort G, Hondras MA, Schulz CA, et al. Spinal manipulation and home exercise with advice for subacute and chronic back-related leg pain: a trial with adaptive allocation. Annals of Internal Medicine. 2014;161(6):381-391.
  • Chou R, Deyo R, Friedly J, et al. Nonpharmacologic therapies for low back pain: a systematic review for an American College of Physicians clinical practice guideline. Annals of Internal Medicine. 2017;166:493-505.
  • Chung CL, Côté P, Stern P, et al. The association between cervical spine manipulation and carotid artery dissection: a systematic review of the literature. Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics. 2015;38(9):672-676.
  • Clarke TC, Black LI, Stussman BJ, Barnes PM, Nahin RL. Trends in the use of complementary health approaches among adults: United States, 2002–2012. National health statistics reports; no 79. Hyattsville, MD: National Center for Health Statistics. 2015.
  • Dobson D, Lucassen PL, Miller JJ, et al. Manipulative therapies for infantile colic. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2012;(12):CD004796. Accessed at www.cochranelibrary.com on August 13, 2018.
  • Fritz JM, Magel JS, McFadden M, et al. Early physical therapy vs usual care in patients with recent-onset low back pain: a randomized clinical trial. JAMA. 2015;314(14):1459-1467.
  • Huang T, Shu X, Huang YS, et al. Complementary and miscellaneous interventions for nocturnal enuresis in children. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2011;(12):CD005230. Accessed at www.cochranelibrary.com August 13, 2018.
  • Levi JR, Brody RM, McKee-Cole K, et al. Complementary and alternative medicine for pediatric otitis media. International Journal of Pediatric Otorhinolaryngology. 2013;77(6):926-931.
  • Stuber KJ, Wynd S, Weis CA. Adverse events from spinal manipulation in the pregnant and postpartum periods: a critical review of the literature. Chiropractic & Manual Therapies. 2012;20:8.
  • Tamburrelli FC, Genitiempo M, Logroscino CA. Cauda equina syndrome and spine manipulation: case report and review of the literature. European Spine Journal. 2011;20 Suppl 1:S128-131.
  • Wearing J, Beaumont S, Forbes D, et al. The use of spinal manipulative therapy in the management of chronic obstructive pulmonary disease: a systematic review. Journal of Alternative and Complementary Medicine. 2016;22(2):108-114.

謝辞

NCCIHは、この出版物の2019年版からの更新における貢献に対して次の人に感謝します。Helene Langevin, M.D., David Shurtleff, Ph.D., Lanay Mudd, Ph.D., and Merav Sabri, Ph.D.NCCIH。

このサイトの情報は著作権で保護されておらず公開されています。複製も奨励されています。

米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)は、個人の参考情報として、この資料を提供しています。この資料は、あなたが今かかっている医療機関の医療従事者の医学専門知識やアドバイスに代わるものではありません。NCCIHは、治療やケアについてあらゆる意思決定をする際、今かかっている医療機関に相談することをお勧めします。この資料に記載されている特定の製品、サービス、治療法のいずれも、NCCIHが推奨するものではありません。

監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

「統合医療」情報発信サイト
一般の方へ 関連コンテンツ

ページトップ
ページトップ