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補完療法および関連製品を安全に使うために
Safe Use of Complementary Health Products and Practicies
本項目の説明・解説は、米国の医療制度に準じて記載されているため、日本に当てはまらない内容が含まれている場合があることをご承知ください。
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英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日
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どんな治療法でもそうですが、補完療法および関連製品を用いる際は安全性を考慮することが重要です。安全性は各療法によって異なるので、それぞれの補完療法および関連製品についても、個別に考慮すべきです。
例えば瞑想やヨガといった心身療法は、健康な人が適切に行う場合は一般的に安全であると考えられています。ハーブ薬やボタニカルといった天然物は、しばしばサプリメントとして売られており、簡単に消費者の手に入ります。しかし、そうした多くの製品の安全性については、わかっていないことが沢山あります。その理由の一部は、サプリメントは市販前に製造者が安全性や有効性を証明する必要がないからです。
サプリメントの安全性に関する主な二つの懸念点
- 薬物間で相互作用が起きる可能性があります。例えばセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、抗うつ剤などとの相互作用で、それぞれの効果に影響を及ぼすことが研究で示されています。
- 製品汚染の可能性があります。表示されていない処方薬やそのほかの成分を含むサプリメントが見つかっています。特に減量や、勃起不全などの性的健康、運動能力や筋肉増強を目的に販売されているサプリメントに見られます。
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監訳:大野智、富塚啓貴(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日
ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。
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