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もう一歩進んだ「情報の見極め方」

1. 情報を吟味しよう

情報の活用を判断するためのチェックポイント

ノートPCを見ながら考えている女性の画像

それぞれの段階の質問に答えることで、情報が自分にとって活用できるものかどうかを判断する時に役立ちます。
例えば、テレビやインターネット、口コミなどで「○○が健康によい」という情報があるときのことを考えてみましょう。

【段階1】情報をふるいにかける(スクリーニング) (1)「◯◯が健康に良い」理由の説明があるか? ある場合は(2)に移る。ない場合は「その情報を活用しない」 (2)「◯◯が健康に良い」ことは具体的な研究に基づいているか? いる場合は(3)に移る。ない場合は「その情報は活用しない」 (3)その研究の対象は人か? 人の場合は「段階2に進む」、人ではない場合は「その情報は活用しない」
【段階2】情報のかたよりをチェックする (4)「◯◯にデメリットはないか?」をチェック。デメリットがある、デメリットがメリットより大きい、デメリットが書かれていないかどうか。(5)「その研究の実施者は◯◯から利益を得る立場か?」利益相反があり、結果に影響を及ぼす懸念があるかどうか。(6)「できる範囲で以下も確認する」その研究結果を覆す最新の研究がないか? 複数の研究で支持されているか? 診療ガイドラインに採用されているか? (4)(5)(6)をそれぞれチェックして、その情報の活用に注意する。その後、段階3へ進む。 利害関係(情報の出どころを確認しようページへのリンク)
【段階3】情報に「PICO」をあてはめて考える 注:PICOはPatient(患者)、Intervention(介入)、Comparison(比較)、Outcome(結果)の略で「ピコ」と読みます (7)「その研究のPICOは明確か?」P:誰(どんな人)に対して、I:何(どんなこと)をしたら、C:何(別のどんなこと)に比べて、O:どうなったか。 【意思決定する前に改めて確認】(8)その研究のPICOは自分のPICOと合致するか? P:研究のPは、自分と似ているか? I:研究のIは、自分が入手・実行できそうか、C:自分が選べる他の方法があるか、O:研究のOは、自分にとって重要か。(7)(8)を確認して、その情報の活用を判断する
参考文献:メディアドクター研究会の11の評価軸を参考に北澤京子・中山健夫が作成
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公開日:2015年3月28日

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