文字サイズ変更
  • 標準
  • 特大
医療関係者の方へ ホーム  >  海外の情報  >  更年期障害の症状

海外の情報

更年期障害の症状
Menopausal Symptoms

更年期障害の症状の詳細
最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2017年5月

要点は?

更年期障害の症状に対する補完療法の有効性についてわかっていることは?

  • 植物エストロゲン、ハーブなどの天然物が、更年期障害の症状を緩和するとは明確には示されていません。
  • 催眠療法マインドフルネス瞑想の研究はまだ初期段階ですが、有望な結果が出ている研究もあります。
  • ホットフラッシュ(ほてり)の緩和に対し、鍼治療が擬似的鍼治療よりも効果的であるかどうかは明らかにされていません。
  • ヨガはホットフラッシュを緩和すると明らかにされていませんが、更年期障害に関連した一部の症状には有用である可能性があります。
  • カスタム混合された(調合された)バイオアイデンティカルホルモン(生体内にあるホルモンと化学的に同一な構造のホルモン)は通常のホルモン療法よりも有効であるという科学的根拠(エビデンス)に裏付けられたものではありません。

更年期障害の症状に対する補完療法の安全性についてわかっていることは?

  • 天然物は副作用や医薬品との相互作用がある可能性があり、長期的な安全性についてはほとんどわかっていません。
  • 鍼治療、催眠療法、瞑想、ヨガなどの心身療法は、一般的に安全性に優れています。
  • カスタム混合されたバイオアイデンティカルホルモンは、他の形態のホルモン療法よりも安全性については明らかにされておらず、その内容はバッチごとに異なる場合があります。

更年期障害についての基礎知識

更年期障害とは、女性の月経が永久に止まる時期のことです。通常、平均年齢51歳で自然に起こりますが、手術や特定の医薬品の使用により、それより早く起こることもあります。更年期(閉経周辺期または閉経移行期と呼ばれる時期)になると、ホットフラッシュや寝汗、眠れないなどの症状が出てくる人もいます。

更年期障害の症状に対する従来の治療法

  • エストロゲン単独、またはエストロゲンと黄体ホルモンを使用するホルモン療法は、更年期のホットフラッシュに最も効果的な治療法です。しかし、ホルモン療法を行うことで、乳がんや血栓などの重篤な医学的問題のリスクが高まる可能性があります。したがって、もし使用するのであれば、症状を抑えることができる最小限の量と最短の期間で使用すべきです。特定の病状(乳がん、肝臓病、血栓の既往歴など)がある女性は、ホルモン療法を使用すべきではありません。
  • 更年期障害の症状には、ホルモン剤以外の薬剤を使用することもあります。2013年、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)は、ホットフラッシュに対する非ホルモン治療薬と更年期に伴う膣症状に対する治療薬を承認しました。

さらなる情報は、米国国立加齢研究所のウェブサイトの更年期に関するページ(英語サイト)をご覧ください。

科学的観点からみた更年期障害の症状に対する補完療法

天然物

更年期障害の症状には多くの天然物が研究されてきました。しかし、いずれも明確に有用性は認められていません。天然物の長期的な安全性についての情報はほとんどなく、中には有害な副作用や、薬物との相互作用があるものもあります。以下のセクションでは、更年期障害の症状のために研究されている複数の天然物について詳しく説明しています。

植物エストロゲン

  • 植物エストロゲンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た化学構造を持つ植物由来の物質です。大豆レッドクローバーに含まれるイソフラボンは、植物エストロゲンの一例です。亜麻仁は、別の植物エストロゲン源です。
  • 大豆やレッドクローバーのイソフラボンに更年期障害の症状を緩和する効果があるかどうかを検証した研究では、一貫性のない結果が得られました。亜麻仁製品の研究では、ホットフラッシュを抑える効果はプラセボ(不活性物質)よりも低いことがわかりました。
  • 植物エストロゲンは短期的には安全なようですが、長期的な安全性は確立されていません。植物性エストロゲンのサプリメントは、ホルモンであるエストロゲンと同じような効果を持つ可能性があるため、エストロゲンを摂取すべきではない女性には安全でない可能性があります。

大豆(英語サイト)レッド クローバー(英語サイト)および亜麻仁(英語サイト)についてのさらなる情報は、NCCIH のウェブサイトを参照してください。[eJIMサイト内日本語訳:大豆レッドクローバー亜麻仁]

ブラックコホシュ

  • ブラックコホシュは北アメリカ原産のハーブです。植物の根や根茎(地下茎)はサプリメントに利用されています。
  • 更年期障害の症状に対するブラックコホシュの効果を検証した研究では、一貫性のない結果が得られました。2012年の研究レビューでは、更年期障害の症状への使用を支持する十分なエビデンスがないと結論づけられています。
  • ブラックコホシュは一般的に、副作用があるとしても軽度のものしかありません。しかし、市販のブラックコホシュ製品を摂取している人では、まれに肝障害を起こしたケースが報告されており、その中には非常に重篤なものもあります。ブラックコホシュが肝障害の原因になったかどうかは明らかにされていません。とはいえ、肝臓に障害がある人は、ブラックコホシュ製品を摂取する前に医療スタッフに相談してください。ブラックコホシュを摂取中に腹痛、尿の色が濃い、黄疸などの肝障害の症状が出た人は、使用を中止し、医療スタッフに相談してください。

ブラックコホシュ(英語サイト)についてのさらなる情報は、NCCIHのウェブサイトを参照してください。[eJIMサイト内日本語訳]

DHEA

  • デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone:DHEA)は、体内で自然に作られる物質で、テストステロンとエストロゲンというホルモンに変換されます。DHEAの産生量は年齢を重ねるごとに減少していきますが、加齢や更年期障害の症状に影響するかどうかなど、その意義ははっきりしていません。
  • DHEAが更年期障害の症状の治療に有用であるかどうかは明らかにされていません。
  • DHEAのサプリメントを摂取した場合の長期的な安全性は不明です。一部のエビデンスでは、これらのサプリメントを短期的に使用しても、肝障害などの有害な影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。

ドンクアイ

  • 中国伝統医学において、中薬(中医学の薬草療法)のドンクアイは、更年期を含む女性の健康問題にしばしば使われています。しかし、更年期障害の症状に対するドンクアイの研究はほとんど行われていないため、その効果についての結論は得られていません。
  • ドンクアイは、抗凝固剤(血液希釈剤)のワルファリン(Coumadin)と相互作用する可能性があります。

ビタミンE

  • 少数の研究で、ビタミンEのサプリメントが更年期障害の症状に有用である可能性が示唆されています。しかし、研究報告数はごくわずかで、効果も小さいものです。例えば、ある研究では、ビタミンEを摂取している女性は、ホットフラッシュが平均で1日につき1回減少したという結果が出ています。
  • サプリメントに含まれる高用量のビタミンEは、出血(脳内出血による脳卒中などを含む)のリスクを高め、ワルファリン(Coumadin)などの抗凝固薬(血液希釈剤)と相互作用する可能性があります。

その他の天然物

  • 他にも、更年期障害の症状のため研究されている天然物としては、月見草油高麗人参カバ、メラトニン、ワイルドヤムなどがあります。しかし、更年期障害の症状に対する研究はほとんど行われていないため、効果についての結論は得られていません。カバのサプリメントは、重度の肝疾患のリスクとの関連性が指摘されています。

各種ハーブ製品についてのさらなる情報(英語サイト)は、NCCIHのウェブサイトを参照してください。

心身療法

更年期障害の症状に対するほとんどの心身療法については、ごくわずかな研究しか行われていません。しかし、現時点で入手できる限定的なエビデンスから、これらの療法の中には、症状を緩和したり、不快感を軽減したりするのに有用である可能性が示唆されています。

鍼治療

  • 鍼治療とは、施術者が身体の特定部位を刺激する治療で、多くの場合、皮膚に細い鍼を刺入することにより行います。
  • 鍼治療と無治療を比較した研究では、鍼治療はホットフラッシュの頻度や重症度を低下させましたしかし、2016年にオーストラリアで行われた研究を含む、鍼治療と擬似的鍼治療を比較した研究では、2つの治療の効果に違いは見られませんでした。鍼治療は、ホルモン療法よりもホットフラッシュの頻度を減らす効果が低いようです。
  • 鍼治療は、経験豊富な施術者が滅菌した鍼を使用して行う場合は、一般的に安全と考えられています。鍼治療が不適切に行われると、潜在的に重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

鍼治療についての詳しい情報(英語サイト)は、NCCIHのファクトシートをご覧ください。[eJIMサイト内日本語訳]

催眠療法

  • 催眠療法とは、健康関連の目的で催眠術を使用することです。催眠術では、人の注意が一点に集まり、集中している状態になります。この催眠状態では、人は口頭でのメッセージ(提案)に対する反応性が高まります。
  • 国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)が助成した研究では、催眠療法により、ホットフラッシュが頻繁に出る更年期女性でのホットフラッシュの頻度が減少しました。この研究に参加した女性たちは、ホットフラッシュが生活に支障をきたさず、よく眠れたとも言っています。
  • 催眠術は、訓練を受けたライセンスを持った医療スタッフによって行われた場合、一般的に安全です。副作用はまれですが、催眠術はある種の心理的問題を悪化させる可能性があります。

催眠療法についてのさらなる情報(英語サイト)は、NCCIHのウェブサイトを参照してください。[eJIMサイト内日本語訳]

マインドフルネス瞑想

  • マインドフルネス瞑想とは、その瞬間その瞬間での体験に完全に集中する瞑想の一種です。
  • NCCIHが助成している研究では、マインドフルネス瞑想トレーニングにより、更年期女性のホットフラッシュの煩わしさが減少し、不安、知覚されたストレス、自己報告された睡眠の質、生活の質が改善につながりました。しかし、ホットフラッシュの強さは変わりませんでした。
  • 瞑想は健康的な人には一般的に安全であるとされています。ただし、ある慢性の身体的または精神的な健康問題のある人の症状を悪化させる可能性があるという報告があります。もし、あなたに進行中の健康問題がある場合、黙想を始める前にかかりつけの医療スタッフと話してください。

瞑想についてのさらなる情報(英語サイト)は、 NCCIH のウェブサイトを参照してください。[eJIMサイト内日本語訳]

ヨガ

  • ヨガは古代インド哲学に歴史的起源を持つ心身療法です。ヨガのさまざまなスタイルは、一般的に身体的なポーズや動き、呼吸法、瞑想やリラクゼーションを組み合わせたものです。
  • 5件の研究の評価では、ヨガは更年期に関連した症状の短期的な軽減をもたらことはできるが、ホットフラッシュは減少しないと結論付けています。
  • 全体的に、ヨガを実践している人は副作用が少ないと言われています。しかし、怪我(その中には深刻なものもあります)が報告されています。健康状態が悪い人は、ヨガのポーズを変更したり、避けたりする必要があるかもしれません。

ヨガについてのさらなる情報(英語サイト)は、NCCIHのウェブサイトを参照してください。[eJIMサイト内日本語訳]

他の補完療法

バイオアイデンティカルホルモン(生体同一性ホルモン)

  • バイオアイデンティカルホルモンとは、植物由来のホルモンで、人間の体内で作られるホルモンと化学的に類似・同一のホルモンです。更年期障害の症状の治療には、2種類のバイオアイデンティカルホルモン製剤が使用されています。(1)他のタイプのホルモン療法と同じFDAの承認プロセスを経ているもの、および(2)調剤薬局が患者のために個別に調合するカスタム混合製剤です。このファクトシートでは、カスタム混合製剤のみを説明しています。
  • カスタム混合されたバイオアイデンティカルホルモン製剤は、従来のホルモン療法よりも効果的で安全だと主張されていますが、この考えを支持するエビデンスは不足しています。カスタムミックスされたバイオアイデンティカルホルモン製剤はその安全性についてあまり知られていないため、実際には通常の治療よりもリスクが高い可能性があります。また、規制機関が調製を監視していないため、その中身はバッチごとに異なる場合があります。

更年期障害の症状を治療するための臨床実践ガイドライン

複数の専門機関が、医療スタッフ向けに、更年期障害の症状を治療する方法に関するガイドラインを公表しています。ガイドラインでは、特定の補完療法について述べられています。

  • 北米更年期学会の2015年の意見書では、催眠療法を勧告していますが、それを支持するエビデンスは限定的なことを認め、条件付きでマインドフルネスに基づく療法を推奨し、ホットフラッシュを管理するための鍼治療、ヨガ、いかなる天然物も勧告していません。
  • 米国産科・婦人科学会(American College of Obstetricians and Gynecologists)のガイドラインによると、通常のホルモン療法は、カスタム混合された生体同一性ホルモンよりも好ましいとされており、植物エストロゲンやハーブサプリメントがホットフラッシュの治療に対する有用性は認められていません。
  • 米国臨床内分泌学会のガイドラインでは、カスタム混合されたバイオアイデンティカルホルモンの使用に反対し、副作用や薬物との相互作用の可能性があるため、サプリメントの使用には注意が必要であると勧告しています。また、ガイドラインでは、植物エストロゲンの効果には一貫性がなく、血栓、心血管系疾患、乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの個人的または強い家族歴のある女性は、大豆ベースの治療薬を使用しないよう注意を促しています。
  • 複数の専門学会による調査特別委員会が公表したガイドラインでは、DHEAの日常的な使用に反対しています。

NCCIHによる研究助成

NCCIHが助成している研究者は、以下のような更年期に関連したさまざまなトピックを研究しています。

  • ホットフラッシュに対する鍼治療の効果
  • 更年期障害の症状のある女性の睡眠改善に催眠療法が有効かどうか
  • 植物エストロゲンの分子および細胞レベルでの作用

さらに考慮しなければならないこと

  • 多くのサプリメントは天然のものを使用していますが、「天然」とは必ずしも「安全」という意味ではないことを覚えておいてください。また、メーカーが「標準化された」(または「検証された」、「認証された」)という言葉を使用しているからといって、必ずしも製品の品質や一貫性を保証するものではありません。さらなる情報は、NCCIHのサプリメントに関するリソース(英語サイト)を参照してください。
  • あなたが行っている補完・統合医療についてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。健康管理のためにあなたがどんなことをしているのか、すべて話しましょう。それによって連携のとれた安全な治療が受けられるでしょう。

消費者向け情報

医療関係者向け情報

関連するファクトシート

さらなる情報

■ NCCIH 情報センター

米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)の情報センターは、NCCIHに関する情報、ならびに連邦政府が管理運営する科学・医学論文データベースから関連する文献や検索・調査などを含む補完・統合医療に関する情報を提供しています。情報センターでは、医学的なアドバイス、治療の推奨、施術者の紹介はおこなっていません。

米国内の無料通話:1-888-644-6226
テレタイプライター(TTY、聴覚障害者や難聴の方用):1-866-464-3615
ウェブサイト:https://nccih.nih.gov/(英語サイト)
E-mail:info@nccih.nih.gov

■ PubMed®

米国国立医学図書館(National Library of Medicine, PubMed®:NLM)のサービスであるPubMed®には、科学・医学雑誌に掲載された論文の情報(掲載号、出版年月日など)および(ほとんどの場合)その論文の要約が掲載されています。NCCIHによるPubMed使用のガイダンスは、How To Find Information About Complementary Health Approaches on PubMed(英語サイト)をご覧ください。

ウェブサイト:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/(英語サイト)

■ MedlinePlus

健康に関する質問に答えるのに役立つリソースを提供するために、MedlinePlus(米国国立医学図書館のサービス)では、国立衛生研究所をはじめ、他の政府機関や健康関連組織からの信頼できる情報をまとめています。

ウェブサイト:https://www.medlineplus.gov/(英語サイト)

■ 国立老化研究所(National Institute on Aging:NIA)

NIAはNIHの研究所で、老化のプロセス、加齢に伴う疾患、高齢者の特別な問題やニーズに関する質の高い研究を支援し、実施することに重点を置いています。NIAの出版物には、米国国立老化研究所のホルモンと更年期障害に関するヒントが含まれています。

ウェブサイト:https://www.nia.nih.gov/(英語サイト)

■ 国立女性の健康情報センター(National Women's Health Information Center :NWHIC)

NWHICは、米国保健社会福祉省(Health and Human Services:HHS)の女性の健康局のサービスであり、女性の健康に関する研究、サービス、および公的および医療専門家の教育を促進するための情報を提供します。NWHICは、すべてのHHS機関と 女性の健康に関わるオフィス。

ウェブサイト:https://www.womenshealth.gov(英語サイト)

参考文献

  • American College of Obstetricians and Gynecologists. ACOG Practice Bulletin No. 141: management of menopausal symptoms. Obstetrics and Gynecology. 2014;123(1):202–216.
  • Carmody J, Crawford S, Salmoirago-Blotcher E, et al. Mindfulness training for coping with hot flashes: results of a randomized trial. Menopause. 2011;18(6):611–620.
  • Cramer H, Lauche R, Langhorst J, et al. Effectiveness of yoga for menopausal symptoms: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine. 2012;2012:863905.
  • Dodin S, Blanchet C, Marc I, et al. Acupuncture for menopausal hot flushes. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2013;(7):CD007410. Accessed at www.cochranelibrary.com(英語サイト) on February 17, 2016.
  • Ee C, Xue C, Chondros P, et al. Acupuncture for menopausal hot flashes. A randomized trial. Annals of Internal Medicine. 2016;164(3):146–154.
  • Elkins GR, Fisher WI, Johnson AK, et al. Clinical hypnosis in the treatment of postmenopausal hot flashes: a randomized controlled trial. Menopause. 2013;20(3):291–298.
  • Files JA, Ko MG, Pruthi S. Bioidentical hormone therapy. Mayo Clinic Proceedings. 2011;86(7):673–680.
  • Goodman NF, Cobin RH, Ginzburg SB, et al. American Association of Clinical Endocrinologists medical guidelines for clinical practice for the diagnosis and treatment of menopause. Endocrine Practice. 2011;17(Suppl 6):1–25.
  • Kelley KW, Carroll DG. Evaluating the evidence for over-the-counter alternatives for relief of hot flashes in menopausal women. Journal of the American Pharmacists Association. 2010;50(5):e106–e115.
  • Leach MJ, Moore V. Black cohosh (Cimicifuga spp.) for menopausal symptoms. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2012;(9):CD007244. Accessed at www.cochranelibrary.com(英語サイト) on February 17, 2016.
  • Lethaby A, Marjoribanks J, Kronenberg F, et al. Phytoestrogens for menopausal vasomotor symptoms. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2013;(12):CD001395. Accessed at www.cochranelibrary.com(英語サイト) on February 17, 2016.
  • Scheffers CS, Armstrong S, Cantineau AEP, et al. Dehydroepiandrosterone for women in the peri- or postmenopausal phase. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2015;(1):CD011066. Accessed at www.cochranelibrary.com(英語サイト) on February 17, 2016.
  • The North American Menopause Society. Nonhormonal management of menopause-associated vasomotor symptoms: 2015 position statement of The North American Menopause Society. Menopause. 2015;22(11):1155–1172.
  • Wierman ME, Arlt W, Basson R, et al. Androgen therapy in women: a reappraisal: an Endocrine Society clinical practice guideline. Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism. 2014;99(10):3489–3510.
  • その他の参考文献
    • Barton DL, Loprinzi C, Atherton PJ, et al. Dehydroepiandrosterone for the treatment of hot flashes: a pilot study. Supportive Cancer Therapy. 2006;3(2):91–97.
    • Birdee GS, Legedza AT, Saper RB, et al. Characteristics of yoga users: results of a national survey. Journal of General Internal Medicine. 2008;23(10):1653–1658.
    • Chiu H-Y, Pan C-H, Shyu Y-K, et al. Effects of acupuncture on menopause-related symptoms and quality of life in women in natural menopause: a meta-analysis of randomized controlled trials. Menopause. 2015;22(2):234–244.
    • Dew TP, Williamson G. Controlled flax interventions for the improvement of menopausal symptoms and postmenopausal bone health: a systematic review. Menopause. 2013;20(11):1207–1215.
    • Elraiyah T, Sonbol MB, Wang Z, et al. The benefits and harms of systemic dehydroepiandrosterone (DHEA) in postmenopausal women with normal adrenal function: a systematic review and meta-analysis. Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism. 2014;99(10):3536–3542.
    • Ernst E. Acupuncture–a critical analysis. Journal of Internal Medicine. 2006;259(2):125–137.
    • Fabricant DS, Krause EC, Farnsworth NR. Black cohosh. In: Coates PM, Betz JM, Blackman MR, et al., eds. Encyclopedia of Dietary Supplements. 2nd ed. New York, NY: Informa Healthcare; 2010:60–74.
    • Innes KE, Selfe TK, Vishnu A. Mind-body therapies for menopausal symptoms: a systematic review. Maturitas. 2010;66(2):135–149.
    • Kim M-S, Lim H-J, Yang HJ, et al. Ginseng for managing menopause symptoms: a systematic review of randomized clinical trials. Journal of Ginseng Research. 2013;37(1):30–36.
    • Lao L. Safety issues in acupuncture. Journal of Alternative and Complementary Medicine. 1996;2(1):27–31.
    • Lipton L. Using yoga to treat disease: an evidence-based review. JAAPA. 2008;21(2):34–36, 38, 41.
    • Lustyk MK, Chawla N, Nolan RS, et al. Mindfulness meditation research: issues of participant screening, safety procedures, and researcher training. Advances in Mind-Body Medicine. 2009;24(1):20–30.
    • Menopause: menopause basics. Office on Women’s Health Web site. Accessed on February 17, 2016.
    • National Institute on Aging. Menopause: Time for a Change. National Institute on Aging Web site. Accessed on February 17, 2016.
    • National Institute on Aging. Menopause: Treatment for Symptoms: Tips from the National Institute on Aging. National Institute on Aging Web site. Accessed on February 17, 2016.
    • Oken BS, Zajdel D, Kishiyama S, et al. Randomized, controlled, six-month trial of yoga in healthy seniors: effects on cognition and quality of life. Alternative Therapies in Health and Medicine. 2006;12(1):40–47.
    • Office of Dietary Supplements. Black Cohosh: Fact Sheet for Health Professionals. Office of Dietary Supplements Web site. Accessed at https://ods.od.nih.gov/factsheets/BlackCohosh-HealthProfessional/(英語サイト) on February 17, 2016.
    • Office of Dietary Supplements. Vitamin E Fact Sheet for Consumers. Office of Dietary Supplements Web site. Accessed at https://ods.od.nih.gov/pdf/factsheets/VitaminE-Consumer.pdf(英語サイト) on February 17, 2016.
    • U.S. Food and Drug Administration. Menopause & Hormones. Common Questions. U.S. Food and Drug Administration Web site. Accessed at https://www.fda.gov/downloads/ForConsumers/ByAudience/ForWomen/FreePublications/UCM383404.pdf on February 17, 2016.
    • Upton R. Dong quai. In: Coates PM, Betz JM, Blackman MR, et al., eds. Encyclopedia of Dietary Supplements. 2nd ed. New York, NY: Informa Healthcare; 2010:208–216.
    • Vickers A, Zollman C, Payne DK. Hypnosis and relaxation therapies. Western Journal of Medicine. 2001;175(4):269–272.
    • Xu S, Wang L, Cooper E, et al. Adverse events of acupuncture: a systematic review of case reports. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine. 2013;2013:581203.

謝辞

NCCIHは、この出版物の2016年の更新に貢献した次の人に感謝します:Lanay Mudd, Ph.D., and David Shurtleff, Ph.D., NCCIH

国立補完統合衛生センター(NCCIH)[米国]は、個人の参考情報として、この資料を提供しています。この資料は、あなたのプライマリーヘルスケア提供者(かかりつけ医等)の医学専門知識やアドバイスに代わるものではありません。NCCIHは、治療やケアについて意思決定をする場合は、必ずかかりつけの医療スタッフと相談することをお勧めします。この資料に記載されている特定の製品、サービス、治療法のいずれも、NCCIHが推奨するものではありません。
更年期障害の症状に対する補完療法:概要
最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2016年2月

更年期障害の症状に対する補完療法について、多くの研究やシステマティックレビューが発表されています。更年期障害の症状に対する心身療法の効果については科学的根拠(エビデンス)が限られていますが、いくつかの補完療法は有望とされています。ハーブサプリメントなどの天然物が有効だとするエビデンスはほとんどありません。植物エストロゲンの長期的な安全性は確立されていません。

更年期障害の症状に対する補完療法:科学的根拠
最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2016年2月

天然物

植物性エストロゲン(レッドクローバー、大豆)

更年期障害の症状を緩和する大豆やレッドクローバーに含まれるイソフラボンなどの植物性エストロゲンの研究結果には、一貫性がありませんでした。2011年に米国臨床内分泌学会が公表した閉経期の診断と管理の臨床診療ガイドライン(英語サイト)では、大豆由来のイソフラボノイドなどの植物性エストロゲンは、一貫性のない症状軽減の結果を示したと述べました。そのガイドラインは、ホルモン依存性のがん、血栓塞栓症、心血管系イベントなどについて既往のある女性または強い家族歴がある女性は、大豆由来の療法を用いるべきではないと勧告しています。同様に、米国産婦人科学会のガイドラインでは、ホットフラッシュ(ほてり)の治療に対する植物性エストロゲンやハーブ系サプリメントの有用性は示されなかったと述べています。

  • エビデンスベース
    • レッドクローバーや大豆などの植物性エストロゲンの有効性に関する科学的根拠(エビデンス)は、米国産婦人科学会が公表した診療ガイドライン並びにシステマティックレビューとメタアナリシスに基づいています。
  • 有効性
    • 15件のランダム化比較試験を評価した2015年のメタアナリシスおよびシステマティックレビュー(英語サイト)では、更年期障害の症状に対する植物性エストロゲンは、プラセボと比較して、有意な治療効果が示されませんでした。しかし、ホットフラッシュのデータを報告した10件の試験の解析では、植物性エストロゲンは、プラセボと比較して、ホットフラッシュの頻度に有意な減少が認められました。
    • 2014年のシステマティックレビュー(英語サイト)では、イソフラボンの研究において、ホットフラッシュおよび閉経移行期や閉経後に同時に発生する症状の有意な減少を示しましたが、大規模なサンプル数での試験による再現が必要であると結論付けています。
    • 2013年のコクランレビュー(英語サイト)は、ホットフラッシュの4084人を対象とした43件のランダム化較試験を評価し、一部の試験において植物性エストロゲンの治療によりホットフラッシュおよび寝汗の軽微な減少が報告されました。しかし、レビューが対象とした多くの試験は小規模で短期間に行われた質の低い試験でした。ゲニステイン(大豆由来の物質)が高配合された植物性エストロゲンは、日々のホットフラッシュの回数を減少するようですが、さらに検証が必要です。全般に、他のタイプの植物性エストロゲンが無治療よりも効果があることを示唆するような兆候はありません。
  • 安全性
    • 有害作用の情報は限定的で、大豆エキスは短期間の摂取であれば一般的に安全のようです。しかし、(植物性エストロゲン含有の)大豆エキスの長期間の使用は、子宮内膜の肥厚と関連します。
    • レッドクローバーに関する文献のレビュー(英語サイト)では、短期間(16週間まで)の使用による有害作用の明らかなエビデンスは認められませんでした。しかし、同じレビューは、長期使用の安全性に関するデータが欠落していることを指摘しています。レッドクローバーは植物性エストロゲンも含有しており、ホルモン感受性組織への有害な影響の可能性が懸念されています。

ブラックコホシュ

研究によると、更年期障害の症状に対するブラックコホシュの使用を支持するエビデンスは、全般に不十分です。

  • エビデンスベース
    • ブラックコホシュは、ほかの植物よりも更年期障害の症状に対する効果の可能性が科学的な注目を集めています。更年期障害の症状に対するブラックコホシュの効果のエビデンスは、数件のランダム化比較試験および1件のコクランシステマティックレビューに基づいています。
  • 有効性
    • 2012年のコクランレビュー(英語サイト)では、2,027人の女性を対象とした16件の試験を評価し、更年期障害の症状に対するブラックコホシュの使用を支持するエビデンスは不十分であることが示されました。
  • 安全性
    • 米国薬局方の専門家は、腹痛、濃い色の尿、黄疸などの肝障害または肝機能障害の症状が発生した場合、ブラックコホシュの使用を中止し、ヘルスケアの専門家に相談すべきであることを示唆しています。
    • ブラックコホシュを摂取した女性が、肝不全並びに肝炎、ミオパシーを発症した症例報告がいくつかあります。ブラックコホシュがこれらの問題の原因であったのかはわかっていません。これらの症例は非常にまれでエビデンスは決定的ではありませんが、科学者はブラックコホシュの肝臓への有害作用の可能性を懸念しています。

DHEA

DHEAは自然に産生される物質で、体内でエストロゲンおよびテストステロンのホルモンに変換されます。DHEAはサプリメントとして製造、販売されています。少数の小規模研究によると、DHEAはホットフラッシュおよび性欲減退にいくつかの利益をもたらす可能性がありますが、小規模のランダム化比較試験では利益が示されていません。

  • エビデンスベース
    • 更年期障害の症状に対するDHEAの効果は、コクランレビューが対象とした数件のシステマティックレビューとメタアナリシス並びに数件のランダム化比較試験のエビデンスに基づいています。
  • 有効性
    • 2011年に米国臨床内分泌学会が公表した閉経期の診断と管理に関する臨床ガイドライン(英語サイト)では、DHEAの更年期障害の症状の治療の有効性は、科学的研究で十分に立証されていないと述べています。
    • 2015年のコクランレビュー(英語サイト)では、1273人の閉経後の女性を対象とした28件のランダム化比較試験を評価し、DHEAが生活の質を改善するエビデンスはありませんでしたが、DHEAがアンドロゲン作用(ニキビ、不要な発毛(多毛症))と関連するいくつかのエビデンスが認められました。レビューアらは、DHEAが更年期障害の症状を軽減するかは不明であるが、DHEAがプラセボと比較して、性機能をわずかに向上する可能性があることを指摘しています。
    • 2014年のシステマティックレビューとメタアナリシス(英語サイト)では、1,188人の女性を対象とした23件のランダム化比較試験を評価し、信頼性の低いエビデンスにより、DHEAが閉経後で健康な副腎機能の女性の性機能または選択的代謝マーカーに有意な影響を与えないことを示唆していると結論づけています。
  • 安全性
    • DHEAは、体内でホルモンに変換され、リスクをもたらす可能性があり、その安全性に疑問が投げかけられています。DHEAの長期間の効果、リスク、利益について十分に研究がなされておらず、乳がんまたは前立腺がんのリスク増加の可能性は依然として不明です。
    • DHEAサプリメントの短期間の使用でさえも、体に有害な作用を及ぼす可能性があります。

心身療法

催眠療法およびマインドフルネス瞑想

臨床的催眠療法およびマインドフルネス瞑想において、ホットフラッシュなどの更年期障害の症状の改善に有用である可能性を示唆しているエビデンスがいくつかあります。2015年の北米更年期学会の論文(英語サイト)によると、ホットフラッシュの管理に催眠療法を推奨しているものの、有効性のいかなる望ましいエビデンスも限定的であると認めています。

  • エビデンスベース
    • 更年期障害の症状に対する催眠療法とマインドフルネス瞑想の効果のエビデンスは、少数のランダム化試験および少数のレビューに基づいています。
  • 有効性
    • 21件の論文を評価した2010年のレビュー(英語サイト)では、更年期障害の症状に対する心身療法を評価しています。ヨガ太極拳、瞑想を行うプログラムは、更年期障害の症状によくみられるホットフラッシュ、睡眠障害、気分障害、ストレス、筋肉痛や関節痛の頻度および程度を軽減するのに有用である可能性が認められました。
    • 187人の閉経後の女性を対象とした2013年のランダム化比較試験(英語サイト)では、臨床的催眠療法が自己申告および生理学的指標のホットフラッシュを有意に軽減したことが認められました。臨床的催眠療法の作用機序は不明ですが、この同じ研究で催眠療法を受けた女性は、対照群と比較して有意な満足度が得られました。2008年のランダム化試験(英語サイト)では、催眠療法は乳がんサバイバーの主観的なホットフラッシュを軽減し、気分や睡眠の向上など他にも利益がある可能性が示されました。
    • 周閉経期後期および閉経後前期の女性110人を対象とした2011年のランダム化試験(英語サイト)の知見によりますと、マインドフルネス訓練はホットフラッシュや寝汗を経験する女性の苦痛を軽減する臨床的に重要な方法である可能性が示唆されています。
  • 安全性
    • 催眠療法は、催眠療法の訓練を受けた医療専門家の下で行えば安全だと考えられます。自己催眠法は、ほとんどの場合、安全だと考えられます。自己催眠法による怪我の症例報告はありません。
    • 瞑想は、健康な人にとって安全だと言えます。瞑想が精神的な問題がある特定の人の間では、症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性の報告がまれにありますが、この問題についての研究はあまりなされていません。

鍼治療

鍼治療が、更年期障害の症状の管理に有効であることを判断するためのエビデンスは十分ではありません。

  • エビデンスベース
    • 更年期障害の症状に対する鍼治療の効果のエビデンスは、多くのランダム化比較試験とコクランシステマティックレビューを含む数件のレビューに基づいています。
  • 有効性
    • 327人のオーストラリア人女性を対象とした2016年のランダム化比較試験(英語サイト)では、ホットフラッシュの治療に対する鍼治療が偽鍼(シャム鍼)治療(対照)より優れていないことが明らかとなりました。両群(偽鍼治療および実鍼治療)は、治療後にホットフラッシュの指標が有意に改善し、その改善は治療後3カ月および6カ月継続しました。
    • 2013年のコクランシステマティックレビュー(英語サイト)では、計1155人の女性を対象とした16件のランダム化比較試験を評価し、偽鍼治療と比較して、ホットフラッシュに対する効果に差異があるエビデンスは認められませんでした。鍼治療は、無治療と比較して利益があると考えられますが、鍼治療はホルモン療法と比較すると効果が少ないようです。
    • 複数の研究を評価した2010年のレビュー(英語サイト)では、自然な閉経または誘発された閉経に関連するホットフラッシュに対する鍼治療を評価しました。レビューが対象とした研究では、手による刺入または通電刺激を行った鍼治療の研究に限定されていました。鍼治療はホットフラッシュの頻度および程度を減少する可能性が認められましたが、鍼が体のどの部位に刺入するかに関係なく効果的である可能性があると結論付けました。しかし、小規模で質が低いため、ホットフラッシュに対する鍼治療の使用を支持するエビデンスは十分ではないことを示した研究もありました。
  • 安全性
    • 鍼治療による合併症はほとんど報告されていません。しかし、合併症は滅菌されていない鍼の使用および不適切な治療により起こります。
    • 適切に施術(鍼治療)が行われない場合には、鍼治療は感染症、出血、気胸、中枢神経系の傷害などの重篤な有害作用が起こる可能性があります。

ヨガ

ヨガが更年期障害の症状に利益があるかどうかを決定するエビデンスは、十分ではありません。

  • エビデンスベース
    • 更年期障害の症状に対するヨガの効果のエビデンスは、数件のランダム化比較試験のみに基づいています。
  • 有効性
  • 安全性
    • 全般に臨床試験データは、これらの研究の中で行われているヨガが、熟練した講師の指導の下で実践されており、軽度の副作用の割合が低いことを示唆しています。多くの身体活動のように、ヨガの実践者が軽度で一過性の苦痛を感じることはまれではありません。
    • しかし、大衆紙でヨガによる傷害(重篤な場合もある)が報告されています。
    • 健康に問題がある人は、副作用を予防するために、ポーズを修正(変更)または回避する助言ができる経験のある講師と一緒に行うとよいでしょう。

参考文献

  • Acupuncture for treatment of menopausal hot flashes. Annals of Internal Medicine. 2016;164(3):1-24.
  • Borud E, White A. A review of acupuncture for menopausal problems. Maturitas. 2010;66(2):131-134.
  • Carmody JF, Crawford S, Salmoirago-Blotcher E, et al. Mindfulness training for coping with hot flashes: results of a randomized trial. Menopause. 2011;18(6):611-620.
  • Chen MN, Lin CC, Liu CF. Efficacy of phytoestrogens for menopausal symptoms: a meta-analysis and systematic review. Climacteric. 2015;18(2):260-269.
  • Coon Jt, Pittler MH, Ernst E. Trifolium pratense isoflavones in the treatment of menopausal hot flushes: a systematic review and meta-analysis. Phytomedicine. 2007;14(2-3):153-159.
  • Dodin S, Blanchet C, Marc I, Ernst E, Wu T, Vaillancourt C, Paquette J, Maunsell E. Acupuncture for menopausal hot flushes. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2013;7: CD007410.
  • Elkins G, Marcus J, Stearns V, et al. Randomized trial of a hypnosis intervention for treatment of hot flashes among breast cancer survivors. J Clin Oncol. 2008;26(31):5022-5026.
  • Elkins GR, Fisher WI, Johnson AK, et al. Clinical hypnosis in the treatment of postmenopausal hot flashes: a randomized controlled trial. Menopause. 2013;20(3):291-298.
  • Elraiyah T, Sonbol MB, Wang Z, et al. Clinical review: The benefit and harms of systematic dehydroepoandrosterone (DHEA) in postmenopausal women with normal adrenal function: a systematic review and meta-analysis. J Clin Endocrinol Metab. 2014;99(10):3536-3542.
  • Goodman NF, Cobin RH, Ginzburg SB, et al. American Association of Clinical Endocrinologists medical guidelines for clinical practice for the diagnosis and treatment of menopause. Endocr Pract. 2011;17(Suppl 6):1-25.
  • Innes KE, Selfe TK, Vishnu A. Mind-body therapies for menopausal symptoms: a systematic review. Maturitas. 2010;66(2):135-149.
  • Joshi S, Khandwe R, Bapat D, et al. Effect of yoga on menopausal symptoms. Menopause Int. 2011;17(3):78-81.
  • Leach MJ, Moore V. Black cohosh (Cimicifuga spp.) for menopausal symptoms. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2012;9:CD007244.
  • Lethaby A, Marjoribanks J, Kronenberg F, et al. Phytoestrogens for menopausal vasomotor symptoms. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2013;12:CD001395.
  • Mahady GB, Low Dog T, Barrett ML, et al. United States Pharmacopeia review of the black cohosh case reports of hepatotoxicity. Menopause. 2008;15(4 Pt 1):628-638.
  • Newton KM, Reed SD, Guthrie KA, et al. Efficacy of yoga for vasomotor symptoms: a randomized controlled trial. Menopause. 2014;21(4):339-346.
  • Scheffers CS, Armstrong S, Cantineau AEP, et al. Dehydroepiandrosterone for women in the peri- or postmenopausal phase. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2015;1:CD011066.
  • The North American Menopause Society. Nonhormonal management of menopause-associated vasomotor symptoms: 2015 position statement of The North American Menopause Society. Menopause: The Journal of The North American Menopause Society. 2015;22(11):1-28.
  • Thomas AJ, Ismail R, Taylor-Swanson L, et al. Effects of isoflavones and amino acid therapies for hot flashes and co-occurring symptoms during the menopausal transition and early postmenopause: a systematic review. Maturitas. 2014;78(4):263-276.
高齢者に対する心身療法:概要
最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2019年8月

多くの高齢者は、「ウェルビーイング(well-being)」のための健康的な自己啓発アプローチの反映として、多くの場合、補完・統合医療に目を向けます。サプリメントとして販売されることが多い天然物は、安全上の懸念やその使用を裏付ける科学的根拠(エビデンス)がないにもかかわらず、さまざまな理由で多くの高齢者に頻繁に使用されています。サプリメントに含まれる植物性由来の物質や従来からある物質は安全と見なすことができるという認識が一般に広まっていますが、これらの製品には薬理学的に活性のある化合物が含まれていることがあり、それに関連する危険性があります。

ヨガ太極拳、気功などのリラクゼーション法や瞑想的なエクササイズを含む心身療法は、フィットネスやリラクゼーションのために、また健康上のベネフィット(有益性)として認識されているために、高齢のアメリカ人に広く利用されています。多くのシステマティックレビューは、症状管理、特に痛みに対する心身療法の潜在的な利点を指摘しています。

高齢者の数は世界中で増加しています。高齢者のボランティアによる研究が増えており、一部の現存するデータが利用可能です。しかし、エビデンスの基盤を増やすために、さまざまな症状と長期のフォローアップを伴う臨床試験が必要です。

患者のための情報

高齢者に対する心身療法:科学的根拠
最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版改訂年月(翻訳時):2019年8月

変形性関節症

2012年の米国リウマチ学会が手・股・膝関節の変形性関節症(Osteoarthritis:OA)に対する薬物療法および非薬物療法の勧告を公表しました。

そのガイドラインでは、変形性膝関節症の管理に手技療法および温熱療法、自己管理プログラム、歩行補助器具などの非薬物的方法と一緒におこなうことで太極拳を条件付きで勧告しています。

鍼治療は、中等度~重度の慢性膝痛の患者で人工膝関節全置換治療の対象であるが、その治療を受けようとしない、または受けることができない患者にも条件付きで勧告しています。

研究でわかったことは?

  • 症状のある膝関節症の204人を対象とした2016年のランダム化比較試験(英語サイト)では、太極拳は、標準的な理学療法を受けた参加者と同等の利益的な効果が認められました。2016年のシステマティックレビューおよびメタアナリシス(英語サイト)では、計1,260人を対象とした18件のランダム化比較試験を評価し、太極拳が変形性関節症の慢性疼痛の緩和に肯定的なエビデンスを示していることが明らかになりました。2013年のメタアナリシス(英語サイト)では、348人を対象とした7件のランダム化比較試験を評価し、12週間の太極拳は関節炎の症状改善および身体機能改善に利益があることが得られました。
  • 米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)が助成した2009年のメタアナリシスおよびシステマティックレビュー(英語サイト)では、慢性腰痛、OA、頭痛に対する鍼治療を評価し、OAの人の鍼治療が標準ケア群または待機リスト対照群よりも、概ね優れているようにみえましたが、助言を受け運動を行う群と比較しても追加的な利益はない可能性があることがわかりました。2010年のシステマティックレビュー(英語サイト)では、3,498人の患者を対象とした末梢のOAに対する鍼治療の効果を調査し、偽鍼(シャム鍼)治療と比較して、鍼治療は変形性関節症の痛みを短期間統計的有意に改善したことが認められたものの、利益はわずかで臨床的な意義はありませんでした。一方、鍼治療は、待機リスト対照と比較して、末梢関節のOA患者に対し、統計学的有意で臨床的に意義のある利益を示しました。

安全性

  • 太極拳は安全な実践法と考えられます。太極拳を始めた際に、筋骨格の痛みの合併症が起こる可能性がありますが、続けていくうちに改善することが分かっています。
  • 鍼治療に関連する合併症はほとんどありませんが、軽度のアザまたは出血などの有害作用が起こる可能性があり、滅菌されていない鍼、または経験のない施術者の未熟な手技により感染症が起こる可能性があります。

睡眠障害

現在の米国睡眠医学会の診療ガイドラインでは、慢性原発性および二次性不眠症の高齢者を含む年齢を問わない成人に、刺激制御法またはリラクゼーション法、または不眠症に対する認知行動療法(cognitive behavioral therapy for insomnia:CBT-I)などの心理的および行動的介入を勧告しています。

研究でわかったことは?

  • 米国睡眠医学会が公表した2008年の診療ガイドライン(英語サイト)では、慢性原発性および二次性不眠症に心理的および行動的介入を勧告しています。そのガイドラインでは、以下のように述べています。「治療初期の対処法として、刺激制御療法またはリラクゼーション法など少なくとも1つの行動的介入、または認知療法、刺激制御法、またはリラクゼーション法の有無を問わない睡眠制限療法の併用、もしくは不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)を含めるべきである。」
  • 慢性不眠症の75歳以上の成人60人を対象とした2015年のランダム化比較試験(英語サイト)の結果では、マインドフルネス・ストレス軽減法が慢性不眠症の有効な治療法であることが示唆されています。
  • 2014年のランダム化比較試験(英語サイト)では、慢性不眠症および原発性不眠症の成人123人を対象とし、認知行動療法、太極拳、睡眠セミナー教育対照との有効性を比較されました。その研究では、臨床的不眠症の寛解において認知行動療法が、太極拳および睡眠セミナー教育よりも優れていることが認められ、太極拳群および睡眠セミナー教育群よりも睡眠の質、睡眠パラメータ、倦怠感、抑うつ症状をより改善したことが示されました。睡眠セミナー教育対照群と比較して、太極拳は睡眠の質、疲労、うつ症状を改善と関連していましたが、不眠症の寛解とは関連していませんでした。
  • 2011年のシステマティックレビュー(英語サイト)では、不眠症に対する8つの補完療法を対象とした20件の研究を評価し、慢性不眠症に対して太極拳がエビデンスによる支持されていることが明らかになりました。

安全性

  • 不眠症に対するリラクゼーション法および認知行動療法は、安全だと考えられます。

更年期障害の症状

総じて、研究ではヨガ、太極拳、瞑想をベースとしたプログラムなどの心身療法の中には、更年期によくみられる症状に対して何らかの効果がある可能性が示唆されています。

研究でわかったことは?

  • 2019年のシステマティックレビューおよびメタアナリシス(英語サイト)では、計1,016人の女性を対象とした12件のランダム化比較試験を評価し、認知行動療法、マインドフルネスに基づく療法、行動療法などの心理的介入は、ホットフラッシュ(ほてり)を短期~中期間軽減し、他の更年期障害の症状を短期間軽減したことが明らかになりました。
  • 21件の論文を評価した2010年のレビュー(英語サイト)では、更年期障害の症状に対する心身療法を評価しています。研究者らは、ヨガ、太極拳、瞑想に基づくプログラムは、更年期障害の症状によくみられるホットフラッシュ、睡眠障害、気分障害、ストレス、筋肉痛や関節痛の頻度および程度を軽減するのに役立つ可能性があることを明らかにしました。
  • 2013年のコクランレビュー(英語サイト)では、計1155人の女性を対象とした16件のランダム化比較試験を評価し、鍼治療は偽鍼(シャム鍼)治療と比較して、ホットフラッシュに対する効果に差異があるエビデンスは認められませんでした。しかしながら、鍼治療は、無治療と比較した場合、効果があると考えられました。鍼治療は、ホルモン療法よりも低い効果でした。一部の研究は、質の低いエビデンスで、偽鍼治療対照群が欠落しているため、レビューアらは鍼治療が更年期の血管運動症状の管理に効果があるかどうかを判断するエビデンスは不十分であると結論付けました。

安全性

  • 瞑想は、健康な人にとって安全だと言えます。瞑想が特定の精神的な問題がある人の間では、症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性の報告がまれにありますが、この問題についての研究はあまりなされていません。身体に制限がある人は、動きを伴う特定の瞑想に参加できない可能性があります。精神的または身体的な症状のある人は、瞑想を実践する前に医療スタッフと話し合いを行い、瞑想指導者に自分の症状について知らせておくべきです。
  • 全般に臨床試験データは、このような研究の中で行われているヨガが、熟練の講師の指導下で実践されており、軽度の副作用の割合が低いことを示唆しています。しかし、大衆紙でヨガによる傷害(重篤な場合もある)が報道されています。健康に問題がある人は、副作用を予防するために、ヨガのポーズを修正(変更)または回避する助言ができる経験のある講師と一緒に行うとよいでしょう。
  • 太極拳は安全な実践法と考えられます。太極拳を始めた際に、筋骨格の痛みの合併症が起こる可能性がありますが、続けていくうちに改善することが分かっています。
  • 鍼治療に関連する合併症はほとんどありませんが、軽度のアザまたは出血などの有害作用が起こる可能性があり、滅菌されていない鍼、または経験のない施術者の未熟な手技により感染症が起こる可能性があります。

帯状疱疹

ワクチン接種後の水痘帯状疱疹ウイルスに対する細胞性免疫において太極拳の効果を調査した研究は数件しかありませんが、それらの研究結果では有益性を示しているものもあります。神経痛および帯状疱疹後神経痛の期間に対し、鍼治療、吸い玉(カッピング)、神経療法、ビタミンC(アスコルビン酸)静脈注射などの他の介入の有効性を調査する研究がなされていますが、どの研究も小規模です。

研究でわかったことは?

  • 2007年のランダム化比較試験(英語サイト)では、100人を超える健康な高齢者を対象とし、16週間の太極拳プログラムが、同じワクチンを接種し太極拳の代わりに健康教育プログラムを受けた参加者と比較して、ワクチン接種後の水痘帯状疱疹ウイルスに対する細胞媒性免疫が向上したことが示されました。
  • 2017年のシステマティックレビューおよびメタアナリシス(英語サイト)の知見では、計945人を対象とした9件のランダム化比較試験を評価し、帯状疱疹に対する鍼灸治療が帯状疱疹の痛みの程度を緩和する利益の可能性を示唆しましたが、全体的に質の高い研究による十分なエビデンスはありませんでした。

安全性

  • 太極拳は安全な実践法と考えられます。太極拳を始めた際に、筋骨格の痛みの合併症が起こる可能性がありますが、続けていくうちに改善することが分かっています。
  • 鍼治療に関連する合併症はほとんどありませんが、軽度のアザまたは出血などの有害作用が起こる可能性があり、滅菌されていない鍼、または経験のない施術者の未熟な手技により感染症が起こる可能性があります。

バランス不良・転倒のリスク

太極拳が高齢者の転倒リスクを軽減する可能性を示したエビデンスがあります。太極拳が、特に問題のない高齢者および軽度~中等度のパーキンソン病または脳卒中の人のバランスおよび安定性を改善する可能性についても、いくつかのエビデンスがあります。

研究でわかったことは?

  • 2019年のコクランレビュー(英語サイト)では、60歳以上の地域在住高齢者23,407人を対象とした108件のランダム化比較試験では、運動プログラムが地域在住高齢者における転倒率および転倒経験者数を減少したことが認められました。レビューはまた太極拳が転倒率を19%減少する可能性があり(確実性の低いエビデンス)、転倒経験者数を20%減少する可能性(確実性の高いエビデンス)があることを示しました。
  • 10件の研究を評価した2017年のメタアナリシス(英語サイト)では、太極拳がリスクのある成人および高齢者の短期間(12か月未満)の転倒率および負傷に至る転倒を、それぞれおよそ43%、50%減少することが認められました。
  • 2014年のコクランレビュー(英語サイト)では、2,878人の高齢者を対象とした、地域在住高齢者の転倒への恐怖を軽減するための太極拳を含む運動介入の効果を評価した30件の研究を評価しました。レビューアらは、運動介入が介入直後の転倒への恐怖を軽減させるという質の低いエビデンスがあり、またこれらの介入が介入後も転倒への恐怖を減少するかどうかを決定するエビデンスは十分ではない、と結論付けました。そのレビューではまた、副次的アウトカムとして運動介入が参加者の転倒数を減少したかどうかを調査しましたが、本解析が対象とした研究ではこの副次的アウトカムについてほんの一部しか評価していなかったため、不十分と考えられます。

安全性

  • 太極拳は安全な実践法と考えられます。太極拳を始めた際に、筋骨格の痛みの合併症が起こる可能性がありますが、続けていくうちに改善することが分かっています。

認知機能低下

太極拳、ヨガなどの心身療法は、認知機能低下のない高齢者の認知機能の軽微な強化を示す可能性を示唆したエビデンスがいくつかあります。

研究でわかったことは?

  • 2018年のシステマティックレビューおよびメタアナリシス(英語サイト)では、計2,539人の高齢者を対象とした19件のランダム化比較試験を評価し、対照群と比較して、心身療法(太極拳、ヨガなど)は認知能力、全般の認知機能、実行機能、学習および記憶力、言語に有意な効果を示したことが明らかとなりました。これらの療法すべては、心身運動(例えばストレッチおよび腹式呼吸)に関連する動作と呼吸法が使われています。しかし、決定的な結論を導くには、より多くの質の高い研究が必要です。
  • しかし、別の2018年のシステマティックレビュー(英語サイト)では、16件のランダム化比較試験を評価し、認知機能改善に対する太極拳の有効性に関して結論を導くにはエビデンスが不十分であることが示されました。

安全性

  • 太極拳は安全な実践法と考えられます。太極拳を始めた際に、筋骨格の痛みの合併症が起こる可能性がありますが、続けていくうちに改善することが分かっています。

参考文献

NCCIHクリニカルダイジェストは、国立補完統合衛生センター、NIH、DHHSのサービスです。NCCIHクリニカルダイジェストは、月刊の電子ニュースレターで、科学文献検索、NCCIHが出資する試験の要約、患者のためのファクトシートなど、補完療法に関するエビデンスに基づいた情報を提供します。

国立補完統合衛生センターは、厳密な科学に照らし補完療法および関連製品について調査すること、補完療法の研究者をトレーニングすること、一般市民や専門家に信頼できる情報を発信することに力を注いでいます。詳細については、NCCIH情報センター(1-888-644-6226)に無料でお電話いただくか、NCCIHのWebサイト(nccih.nih.gov)(英語サイト)をご覧ください。NCCIHは、米国の医学研究に関する連邦政府の中心である米国国立衛生研究所の27の研究所および研究センターのうちの1つです。

Copyright

コンテンツはパブリックドメインであり、著作権(©)で保護されていることが表示されている場合を除き、転載可能です。情報源として、国立補完統合衛生センターを表示してください。すべての著作物は、それぞれの所有者の財産であり、許可なしに転載することはできません。

このページの情報は役に立ちましたか?

監訳:大野智、富塚啓貴(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。

「統合医療」情報発信サイト
医療関係者の方へ 関連コンテンツ

ページトップ
ページトップ