文字サイズ変更
  • 標準
  • 特大
医療関係者の方へ ホーム  >  コミュニケーション  >  薬とハーブの相互作用について知っておくべき6つのこと

コミュニケーション

薬とハーブの相互作用について知っておくべき6つのこと
6 Tips: How Herbs Can Interact With Medicines

最新版(英語版オリジナルページ)はこちら
英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日

多くの人は、サプリメントと、処方薬あるいは市販薬の両方を摂取・服用しています。しかし、これらの薬やサプリメントが有害な相互作用を起こす可能性があることを知っていましたか? 一部のサプリメントには、薬の効果を弱める可能性があるものもあれば、望ましくない副作用などを含む薬の効果を強める可能性があるものもあります。残念ながら、現時点では、多くの薬とサプリメントの相互作用に関する情報はほとんどなく、さらに多くの研究が必要です。しかし、ここでは、知っておくべきことをいくつか紹介します。

  1. セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、多くの種類の薬と相互作用します。ほとんどの場合では、薬物を不活性な物質に変えるプロセスを速め、体内の薬物の血中濃度を低下させます。しかし、セントジョーンズワートは、特定の種類の抗うつ薬など一部の薬と相互作用し、有害な副作用を引き起こす可能性があります。
  2. 濃縮ニンニク抽出物(エキス)などのさまざまなハーブは、アスピリンと同様に血液を薄める可能性があり、この作用が手術中または手術後に問題となる場合があります。
  3. 濃縮された緑茶サプリメントは、プソイドエフェドリン(鼻づまり薬:充血除去剤)と相互作用します。
  4. 最新の科学的レビューでは、ハーブのゴールデンシールが一部の薬との間で、ハーブ・薬物相互作用のリスクが高いことが結論づけられました。
  5. 治療域の狭い薬(ジゴキシン、シクロスポリン、ワルファリンなど)を服用する場合は、特別な注意を払い医療スタッフにハーブ系サプリメントを使用していることを伝える必要があります。治療域が狭いということは、その薬剤の量が少しでも少なすぎたり多すぎたりすると、大きな問題を引き起こす可能性があることを意味します。治療域の狭い特定の薬を服用しながら、朝鮮人参、セントジョーンズワートなどのハーブ系サプリメントを摂取する場合は、厳密に監視する必要があります。
  6. かかりつけの医療スタッフには、あなたが服用・摂取しているすべての医薬品とサプリメントについて伝えることはとても重要なことです。医療スタッフを訪ねるときは、服用・摂取している全ての名前、服用・摂取する頻度、服用・摂取量を書き出したリスト持っていきましょう。
このページの情報は役に立ちましたか?

監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください

「統合医療」情報発信サイト
医療関係者の方へ 関連コンテンツ

統合医療とは?
情報の見極め方クイズ
eJIM利用マニュアル
ページトップ
ページトップ