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眼の症状・疾患に対するサプリメントについて知っておくべき4つのこと
4 Things To Know About Dietary Supplements for Eye Conditions

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英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日

2100万人ものアメリカ人が視覚障害を有し、8000万人が失明につながるおそれのある眼疾患を有しています。加齢黄斑変性症(Age-related macular degeneration:AMD)、白内障、糖尿病性網膜症および緑内障は、アメリカ人の高齢者における視覚障害や失明の主な原因です。一部の眼の症状・疾患に対して行うことができる従来の治療または手術がいくつか存在しますが、その症状・疾患を予防あるいは進行を遅らせるために、サプリメントを使用する人もいます。眼の症状・疾患のためのサプリメントを摂取することを検討している場合、知っておくべき4つのことを紹介しています。

  1. 加齢性眼疾患試験(Age-Related Eye Disease Studies :AREDSおよびAREDS2)の結果により、抗酸化ビタミン類および亜鉛を含むサプリメントの摂取は、中等度のAMDを有する人々と、片方の眼に後期AMDを有する人々の加齢黄斑変性の進行を遅らせる可能性があることが示唆されています。別の研究からのデータでは、イチョウ葉およびオメガ3脂肪酸のような他のサプリメントをAMDのために使用することは支持されていません。
  2. 現時点の研究では、ビタミンACおよびEを含むサプリメントを緑内障の治療のために使用することは支持されていません。また、メガビタミン、特別な食事、鍼治療リラクゼーション法、またはセラピューティック・タッチ(手当て療法の一種)を緑内障のために使用することを支持する科学的根拠(エビデンス)はほとんどありません。緑内障は、早期発見と従来の治療法が重要です。
  3. ビタミンB12のサプリメントが白内障の発症を遅らせたり予防したりする可能性があるという観察研究からのデータはいくつか存在しますが、白内障の治療のために推奨されているサプリメントは存在しません。
  4. 自分の健康に責任を持ちましょう。あなたが行っている補完療法についてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。一緒に、情報を共有し、十分な情報に基づいた意思決定を行うことができます。
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監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
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