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パーキンソン病に対する補完療法について知っておくべき5つのこと
5 Things To Know About Complementary Health Approaches for Parkinson’s Disease

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英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日

パーキンソン病は、化学物質であるドーパミンを産生する脳の神経細胞が正常に働かなくなることで起こる運動障害です。パーキンソン病の主な症状は、振戦(手、足、顎、顔の震え)、硬直(手足と体幹のこわばり)動作緩慢(動きの遅さ)、姿勢の不安定さ(バランスと協調運動の困難さ)です。これらの症状がよりひどくなると、歩行、会話または他の単純作業をこなすことが困難になることがあります。パーキンソン病を診断するのに有用であると証明されている血液検査や臨床検査は現時点で存在しないため、診断が難しいことがあります。パーキンソン病の詳細については、アメリカ国立衛生研究所のアメリカ国立神経疾患・脳卒中研究所のウェブサイト(英語サイト)をご覧ください。

パーキンソン病を治癒する治療は現時点で存在しませんが、薬物療法と脳深部刺激療法と呼ばれる外科的処置は、症状を限られた期間だけコントロールするのに有用である可能性があります。パーキンソン病患者の中には、疾患の症状をやわらげるために補完療法を試す人もいます。パーキンソン病に対する補完療法について知っておくべき5つのことを紹介しています。

  1. 一部の限られたエビデンスでは、太極拳が、バランスや機能的な可動性などパーキンソン病の一部の症状を改善する可能性があるという報告がありますが、研究結果は一貫していません。
  2. ダンス療法は、バランスの問題を含むパーキンソン病の一部の症状に対して短期的な効果をもたらすようです。
  3. マッサージ療法鍼治療も、パーキンソン病の症状を軽減するようには思われませんが、どちらの療法についても研究はわずかしかありません。
  4. パーキンソン病の症状をコントロールするのに有用であると証明されているサプリメントはありません。
  5. 自分の健康に責任を持ちましょう。あなたが行っている補完療法についてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。一緒に、情報を共有し、十分な情報に基づいた意思決定を行うことができます。
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監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
当該事業では、最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください

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