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市販の減量サプリメントについて知っておくべき7つのこと
7 Tips: Know the Facts About Supplements Marketed for Weight Loss

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英語版最終アクセス確認日:2021年2月12日

私たちは簡単に「即効性あり」とうたっている市販の減量サプリメントや食欲抑制剤に惑わされますが、そのほとんどは安全性や有用性が証明されていません。ハーブや伝統的なものなどいわゆる「天然」とされる製品は、安全であると多くの人が誤解しています。これらの製品の中にも医薬製剤と同じように危険なものが多くあることが研究により示されています。ここでは、減量に対する補完療法を考えている場合に知っておくべきことをいくつか紹介しています。

  1. その製品について話がうますぎる場合は本当に信用できるか慎重に考えましょう。「速効性がある」や「絶対に安全」などと記されている場合は注意が必要です。製品に効果があったという個人の「経験」に基づく情報は疑ってみる必要があります。証言や逸話、裏づけのない主張や個人の意見は客観的かつ根拠に基づく情報ではないことを念頭に置くべきです。
  2. 製品汚染の可能性を知っておくべきです。 米国食品医薬品局(U.S. Food and Drug Administration、FDA)はサプリメントとして市販されている減量目的の製品が、非表示の医薬品やその他の成分を含んでいたことを明らかにしました。このような違法な製品は、疑いを持たない消費者に重大な害を及ぼす可能性があります。
  3. アサイーベリーダイダイ緑茶サプリメントを減量に使用することを裏づける決定的な科学的根拠(エビデンス)はありません。 サプリメントとしてのアサイーの安全性に関して信頼できる情報はほとんどなく、ダイダイのサプリメントおよび緑茶の濃縮抽出物(エキス)を使用した結果、重篤な副作用が起きたという報告があります。
  4. マオウは危険であり、潜在的な有益性(ベネフィット)より、心臓の問題や脳卒中のリスク(危険)のほうが勝っています。2004年、FDAはマオウを含有すサプリメントの販売を禁止しました。FDAは、このようなサプリメントには健康被害や疾病、特に心血管系合併症の不当なリスクおよび死亡のリスクがあることを示しました。
  5. マインドフルネス瞑想ヨガなどの心身療法を考慮しましょう。 一部の心身療法は概ね安全であり、補完療法として他の減量介入治療との組み合わせが有用である可能性を示唆する科学的根拠(エビデンス)が複数報告されています。 この分野の研究は初期段階ですが、ヨガと食事療法に関する研究結果は有望です。
  6. 健康的な食生活や定期的な運動など、自分に合ったライフスタイルに変えましょう。 健康的な体重を達成する(NHLBI)(英語サイト)ために重要なのは、自分に合うように、また今後も維持していけるように食事や身体活動の習慣を変えることです。
  7. かかりつけの医療スタッフに相談しましょう。担当医師から、定期検査の時に、健康的な食事や運動、体重管理について尋ねられないときは自分から話題を切り出しましょう。医療スタッフは、体重と健康リスクを評価し、体重を減らす必要があるかどうかを決定し、また、減量プログラムに関して本人が決定する手助けとなる情報を提供してくれます。医療スタッフと体重の話しをするのは抵抗があるという人もいるかもしれませんが、彼らは健康改善の手助けをしてくれるためにそこにいることを忘れないようにしましょう。
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監訳:大野智(島根大学) 翻訳公開日:2021年3月12日

ご注意:この日本語訳は、専門家などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、当ホームページの「ご意見・ご感想」でご連絡ください。なお、国立衛生研究所[米国]、国立補完統合衛生センター[米国]、国立がん研究所[米国]のオリジナルサイトでは、不定期に改訂がおこなわれています。
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