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海外の情報

オメガ3系脂肪酸と健康
Omega-3 Fatty Acids and Health

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英語版最終改訂年月(翻訳時):2013年10月28日

報告について

この文書は、いくつかの疾患の予防または治療のために食品またはサプリメントから摂取されたオメガ3系脂肪酸の効果に関して、エビデンスに基づく8つのレビューの結果をまとめたものである。これらのレビューは、医療研究品質庁(Agency for Healthcare Research and Quality(AHRQ))からの委託により作成された。レビューはすべて、米国保健社会福祉省所管、米国国立衛生研究所(NIH)のサプリメントオフィス(ODS)の支援及び資金提供を受けている。。2004年3月に5つの報告が公表され、2005年2月にさらに3つの報告が公表された。すべての報告の全文と要約がODSのウェブサイト(ods.od.nih.gov)とAHRQのウェブサイト(www.ahrq.gov)で参照できる。

3つの報告は心血管疾患(CVD)に焦点を当て、心臓電気生理や不整脈(心拍数とその律動の乱れ)、心血管危険因子(血圧など)、疾患の中間評価指標(心拍変動など)に対するオメガ3系脂肪酸の影響などを論じている[1-3]。ある報告は、オメガ3系脂肪酸と喘息に焦点を当てている。別の報告は、II型糖尿病とメタボリックシンドローム、炎症性腸疾患、関節リウマチ、腎疾患、全身性エリテマトーデス、骨粗鬆症に対するオメガ3系脂肪酸の影響を論じている[5]。また別の報告は、正常な加齢における認知機能、認知症の発症と治療、パーキンソン病の発症と乳児における脳性麻痺、進行性多発性硬化症の臨床転帰に対するオメガ3系脂肪酸の影響を論じている[6]。さらに別の報告は、臓器移植を受けた患者の転帰をオメガ3系脂肪酸が改善するかどうかを評価している[7]。これらの報告は、Tufts-New England Medical Center Evidence-based Practice Center(Tufts EPC)[1,2,3,4]、University of Ottawa Evidence-based Practice Center(Ottawa EPC)[5]、Southern California/RAND Evidence-based Practice Center(RAND EPC)[6,7]によって作成されている。

主な知見の要約

  • 多価不飽和脂肪酸のαリノレン酸(ALA)およびリノール酸(LA)は、体内で合成できないため、食事から摂取する必要がある。オメガ3系脂肪酸の一種であるALAは、体内で脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)に変換され、オメガ6系脂肪酸の一種であるLAは、脂肪酸のアラキドン酸(AA)に変換される。
  • 多くの米国人の食事においては、オメガ3系脂肪酸と比較してオメガ6系脂肪酸が10倍以上を占めると言われている。一般的に健康増進のためには、オメガ3系脂肪酸の摂取量を増やし、オメガ6系脂肪酸の摂取量を減らすことが望ましいとされている。ALAは、葉物の緑黄色野菜、ナッツ類、植物油(キャノーラ油、大豆油、特にアマニ油など)に多く含まれており、EPAおよびDHAは、魚や内臓肉に豊富に含まれている。LAは多くの食品に含まれるものの、とりわけ、肉や植物油(ベニバナ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油等)、またこれらの油を使用する加工食品に多く含まれている。
  • EPAとDHAは、AAと同じ生化学的経路で代謝される。
    EPAとAAは、エイコサノイドと呼ばれるホルモン様物質の前駆体である。オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の望ましい比率や、オメガ6系脂肪酸をどの程度大量摂取すると、オメガ3系脂肪酸を摂取した利点を阻害するかは明らかになっていません。
  • CVDに対する影響: 一次予防研究と二次予防研究ではいずれも、全原因の死亡率と突然死、心臓死、心筋梗塞などといった予後疾患の発症を減らすことが可能と報告されています。これらのエビデンスは、魚および魚油サプリメントで最も強いとされています。
  • 心機能に対する影響: 動物生体内および摘出臓器/培養細胞の研究においては、正常な心拍数と冠血流量の維持に関連する細胞機能にオメガ3系脂肪酸が影響を及ぼすことが示されている。
  • 心血管疾患危険因子に対する影響: 魚油は用量依存的に血中トリグリセリド値を低下させる。魚油は、血圧に対する有益な効果はごくわずかであるものの、血管形成術後患者の冠動脈再狭窄や冠動脈粥状硬化症患者の運動能力に対して有益な効果がある可能性がある。
  • 喘息に対する影響: 成人または小児の喘息の予防または治療において、オメガ3系脂肪酸のサプリメントを使用する、安全性以外の意義について結論は導き出されていない。
  • その他の疾患に対する影響: オメガ3系脂肪酸は、関節リウマチでの関節圧痛と副腎皮質ステロイド薬の必要性を低減させることが可能である。炎症性腸疾患、腎疾患、全身性エリテマトーデス、骨密度、糖尿病に対しては、オメガ3系脂肪酸投与の効果に関して結論を裏付ける十分なデータが得られていない。
  • 認知機能に対する影響: 加齢、あるいは認知症(アルツハイマー病を含む)、多発性硬化症、およびその他の神経疾患の発症または臨床的進行に伴って、オメガ3系脂肪酸が認知機能を保護すると結論付けるにはエビデンスが不十分であるのが現状である。
  • 臓器移植に対する影響: 何らかの臓器移植の予後に対するオメガ3系脂肪酸サプリメント投与の特別な有用性を示唆する決定的なエビデンスは存在しない。ただし、解析対象として利用できる研究は規模が小さく、方法論的な問題があるため、現在の移植の流れに十分当てはまらない可能性がある。
  • 安全性: 魚油またはALAのサプリメントの摂取に関連する有害事象は総じて小さなものが多く、主に消化器症状(下痢など)が多く報告されている。通常は、サプリメントの減量または中止によって軽快する。
  • 結論: オメガ3系脂肪酸の健康への影響については、さらに研究が必要である。各報告には、具体的な研究の必要性と将来の研究の質を向上させる方法に関する提案が示されている。

オメガ3系脂肪酸、オメガ6系脂肪酸とその既知の機能に関する背景情報

多価不飽和脂肪酸(PUFA)は、その化学構造によってオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸という2つのクラスに大別できる。脂肪酸のαリノレン酸(ALA)とリノール酸(LA)は、体内で合成できないため、食事から摂取する必要がある。オメガ3系脂肪酸の一種であるALAは、体内でエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)に変換される。EPAとDHAも一部の食品中に天然に存在する。オメガ6系脂肪酸の一種であるLAは、脂肪酸のアラキドン酸(AA)に変換される。EPAとDHAはいずれもAAと同じ生化学的経路で代謝される。オメガ3系脂肪酸は、高脂血症患者において血中のトリグリセリド値と超低比重リポタンパク質(VLDL)値を全般に低下させるが、低比重リポタンパク質(LDL)値は上昇させるか、あるいは影響を与えない可能性があることが研究で示されている。

エイコサノイドには、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンが含まれており、細胞の分裂と増殖、血液凝固、筋活動、消化液とホルモンの分泌、カルシウムのような物質の細胞内への取り込みと細胞外への排出など基本的な生理的過程を調節している。しかし、エイコサノイドであるAAとEPAは、時に反対の作用を持つサブグループを産生することもある。AAから合成されたエイコサノイド(特に、プロスタグランジン2とロイコトリエン4)は、負傷、感染、ストレス、またある特定の疾患に反応して体内に放出される。それに伴い血小板凝集を亢進し、血管収縮と炎症過程に関連する物質の合成を促進する。EPA由来のエイコサノイド(特に、プロスタグランジン3)は逆に、過剰なプロスタグランジン2の産生を抑制する。結果として、EPAから生成され由来のプロスタグランジン3が十分に産生され、炎症性疾患(関節炎、全身性エリテマトーデス、喘息)などと同様に、心発作や脳卒中の予防を助ける可能性がある。

オメガ3系脂肪酸のDHAは、エイコサノイドの組成には組み込まれていないが、脳内に存在する主要な多価不飽和脂肪酸であり、脳の発達と機能のために重要である。シナプスにはDHAが豊富に含まれており、DHAがニューロンでのシグナル伝達に関与していることを示唆している。DHAはまた、脳での炎症への身体反応に関与するレゾルビンと呼ばれる化合物群の1つの産生に必要とされる。特にDHAから合成されるレゾルビンは、虚血発作(血流の減少)によってもたらされる炎症の軽減を助ける。(EPAには、サイトカインなど炎症性化合物の産生を抑制して、炎症反応を緩和するはたらきもある。)

米国人の食事の多くは、オメガ6系脂肪酸がオメガ3系脂肪酸の10倍以上を占めている。現在では、周知の事実として、健康を増進するために、オメガ3系脂肪酸の摂取量を増やし、オメガ6系脂肪酸の摂取量を減らすべきであるという科学的な合意がある。しかし、食事でオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の望ましい比率が存在するかどうか、オメガ6系脂肪酸をどの程度大量摂取した場合にオメガ3系脂肪酸摂取の利点を阻害するかは不明である。Tufts EPCの研究者らは、Third National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES III; 1988-1994)データベースを精査して、米国におけるオメガ3系脂肪酸の摂取量を調査した。その結果、ALA摂取量は、女性よりも男性が有意に少なく、成人は小児よりも多く、CVDの既往がある人はCVDの既往がない人よりも少ないことが明らかになった(エネルギー摂取量を統計的に考慮した場合)。1日にEPAもしくはDHAを摂取したのは、母集団の25%のみであり、1日平均摂取量は、LAが14 g、ALAが1.33 g、EPAが0.04 g、DHAが0.07 gであった。

ALAは、葉物の緑黄色野菜、ナッツ類、植物油(キャノーラ油や大豆油など)、特にアマニやアマニ油に含まれている。EPAとDHAの良質な供給源は、魚(魚類、甲殻類とその魚油および魚卵)と内臓肉である。LAは、肉類、植物油(ベニバナ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油など)、それらの油を使った加工食品など、米国人が摂取する多くの食品に含まれている。米国医学研究所(The Institute of Medicine)が設定した成人の1日の摂取目安量は、ALAは1.1~1.6 g、LAは11~17 gであり、EPAとDHAについては設定されていない。

利用可能な食品

オメガ3系脂肪酸は、さまざまなサプリメントに含まれている。たとえば、アマニ油を含む食品からはALAを、魚油のサプリメントからはEPAとDHAを摂取できる。藻類から抽出されたオイルはベジタリアンにとってよいDHAの摂取源となる。

オメガ3系脂肪酸と心血管系疾患 [1-3]

1970年代末に発表されたいくつかの疫学的研究では、魚の摂取量が多いエスキモーなどの集団で心血管死亡率が比較的低いことが報告されている。魚には健康上の有益性があると思われ、少なくともその一部は魚に含有されるEPAとDHAによるものとされた。これらの初期研究以来、海産物由来のEPA、DHAまた植物由来のALAのCVDとその多くの危険因子および評価指標に対する影響を評価し、オメガ3系脂肪酸の摂取を増やすことの潜在的な利益を解明するための、何百もの観察研究や臨床試験が行われてきた。

Tufts EPCからの3つの報告は、オメガ3系脂肪酸と心血管の健康および疾患との関係について異なる研究領域に焦点を当て、科学医学論文のシステマティックレビューを行っている。最初の論文は、動物の生体内、摘出臓器、培養細胞での研究に焦点を当て、不整脈発現の機序と転帰に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価している。2番目の論文では、健康な被験者と脂質異常症、糖尿病あるいは既知のCVDの患者を対象に、さまざまなCVD危険因子と中間評価指標に対するEPA、DHA、ALAの影響を評価している。3番目の論文では、特定の臨床的なCVDアウトカム(心筋梗塞や脳卒中など)に対して、食事あるいはサプリメントから摂取したオメガ3系脂肪酸の影響と、各アウトカムの一次予防または二次予防の役割を果たすかどうかを調べた実験研究や観察研究を精査している。

動物実験および摘出臓器/培養細胞の研究 [1]

システマティックレビューと論文のスクリーニングによって、選択基準に合い、適切なデータが得られる86の研究を洗い出している。動物生体内での26の研究のうち、ALAあるいはオメガ6系脂肪酸を含む魚油の抗不整脈作用を比較した13の研究(ラットとサル)のメタアナリシスから、魚油のサプリメント(ただし、ALA以外)によって死亡、心室性頻脈、心室細動のリスクを有意に低下することが示された。これらの研究の大部分は1つの研究グループによって実施されているため、他の研究機関で再現して結果を確認する必要がある。

別の60の研究は、摘出臓器/培養細胞に対するオメガ3系脂肪酸の作用を評価している。うち7つは、EPAとDHA(およびALAの1つ)は、ラットとモルモットの両モデルにおいて自然発症的あるいは人工的な不整脈を予防することを報告している。催不整脈作用のあるさまざまな薬物を用いると、オメガ3系脂肪酸は、異なる動物間で一貫して収縮速度を低下させ、それによって他の物質(プラセボ含む)と比較して予防効果を示したが、催不整脈作用物質を投与していない研究では結果に整合性はなかった。

オメガ3系脂肪酸の潜在的な抗不整脈作用を説明する生化学的あるいは生理学的なメカニズムについての結論は導き出せない。これらの脂肪酸は、正常心拍数や冠血流量を維持する心臓電気生理に関与する細胞機能(細胞内外へのイオンの移動など)に影響を及ぼす。

CVDの心血管危険因子と中間評価指標 [2]

CVDの危険因子と中間評価指標が数多く提唱されている。
ある報告では、成人においてオメガ3系脂肪酸と関連する危険因子として、総コレステロール、LDLコレステロール、高比重リポタンパク質(HDL)コレステロール、トリグリセリド、リポタンパク質(a)、アポリポタンパク質(apo)A1、apo B、apo B-100およびLDL apo B、収縮期血圧および拡張期血圧、空腹時インスリン、C反応性タンパク質、フィブリノーゲン、血液凝固因子VII及びVIII、フォン・ヴィレブランド因子、血小板凝集能を取り上げている。検討されたCVDの中間評価指標は、血管形成術後の冠動脈再狭窄、頚動脈内膜中膜肥厚度、運動負荷試験、心拍変動であった。論文のレビューは、小児における研究、1日のオメガ3系脂肪酸摂取量が6 gを超える研究、期間が4週間未満の研究を除外した。CVDの23の潜在的な危険因子と中間評価指標、オメガ3系脂肪酸の組織レベルに関して、最終的な適格基準に合致した計123本の論文がレビューの対象となった。該当するほとんどのアウトカムについて、いくつかの最も規模の大きいランダム化試験に限定して解析した。

魚油のサプリメントは、魚油の摂取量が増加すると増加したトリグリセリドに対して、実質的な有益な影響を与えるという、強力なエビデンスが全般的に示された。ほとんどの研究は正味約10~33%の減少を報告していた。また、血圧に対する魚油の有益性はごくわずかで、血管形成術後の冠動脈再狭窄、冠動脈粥状硬化症患者の運動能力、および(特に亜急性心筋梗塞患者で)心拍変動に対して有益な影響を与える可能性があるというエビデンスもある。解析対象となったその他のCVD危険因子また中間評価指標については、一貫性のある有益な効果は明らかになっていない。オメガ3系脂肪酸が耐糖能に対して有害な影響を与えるかもしれないという問題については、有害作用を支持する一貫したエビデンスは示されなかった。

50試験のメタ回帰分析では、他の因子の影響にかかわらず、オメガ3系脂肪酸の摂取量はEPAとDHA濃度(血漿または血清リン脂質、血小板リン脂質として、または赤血球膜中)の変化に関連することが示された。EPAまたはDHAを1 gあるいはその両方を食事に補充すると、EPAまたはDHA濃度が約1%上昇した。また、顆粒球および単球の膜リン脂質の濃度も上昇した。解析に利用できるデータはほとんどないが、CVD危険因子と中間評価指標に対するオメガ3系脂肪酸の影響がどのように異なるかは、被験者の元の健康状態とCVDリスク、オメガ3系脂肪酸の摂取量、摂取期間、これらの脂肪酸の供給源と種類によって異なる。特に、ALAの潜在的な影響については不明である。

心血管疾患 [3]

ある論文においては、食事あるいはサプリメントから摂取したオメガ3系脂肪酸が特定のCVD予後(心筋梗塞や脳卒中など)にどのような影響を及ぼすか、各アウトカムの一次予防または二次予防の役割を果たすかどうかを調べている。論文のシステマティックレビューとその後のスクリーニングによって、死亡率またはCVD臨床転帰を報告しており、少なくとも1年間の追跡調査を行っているという選択基準に合う39の研究を洗い出した。一次予防の研究には、22の前向きコホート研究と1つのランダム化対照試験(RCT)が含まれている。研究は世界各地で行われた。大部分のコホートに数千人の被験者が組み入れられている。研究期間は4-30年に及んでいる。反対に、二次予防の研究には、11のRCTと、CVD母集団のアウトカムを報告する前向きコホート研究が1つ含まれている。16,000人以上の患者が参加し、研究期間は1.5-5年であった。

一次予防または二次予防の研究全体から得られたエビデンスは、オメガ3系脂肪酸、魚、および魚油の摂取が、全死因死亡と各種CVDアウトカム(突然死、心臓死、心筋梗塞など)を低減させるという仮説を支持するものである。エビデンスは、魚または魚油についてはきわめて強力である一方で、ALAの潜在的な影響はほとんど不明である。ALAと魚油の相対的な影響については明確になっていない。ALAと魚油を直接比較した唯一のRCTでは、いずれを投与してもCVDアウトカムが減少した。男性と女性では、CVDアウトカムに対するオメガ3系脂肪酸の影響に一貫した違いはみられなかった。この理由は主に、RCTでの女性の比率が小さく、男性と女性のデータを別々に解析し、違いを検討することがなかったためである。また、オメガ3系脂肪酸の至適摂取量と種類、オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の至適な摂取割合があるとするならば、それらを明らかにするにもデータは不十分であった。

CVDの予防および治療のためのオメガ3系脂肪酸の摂取に関して、現在までにこれらすべての研究から導き出された教訓は、完全には明らかになっていない。解析対象とした研究は、魚あるいはオメガ3系脂肪酸の摂取量を見積もる方法、背景となる食事、背景となる心疾患リスク、設定状況、結果を報告する方法がさまざまであるため、米国以外で実施された研究結果を米国の集団に当てはめる妥当性は不明確である。さらに、食事の介入研究は、研究によって異なる、多彩で複雑な食事のために限界があり、各成分を識別し、どの特定の成分またはこれらの食事の組み合わせが最も効果的なのか判断するのを困難にしている。たとえば、摂取する魚の種類と調理方法によって効果が異なる可能性がある。

オメガ3系脂肪酸と喘息 [4]

喘息は、米国の公衆衛生上の主要な問題の1つである。1987年に、エスキモーの間で喘息の発症率が低いのは、EPAとDHAが豊富な魚油の摂取量が多いためという仮説が立てられた。基礎研究の結果、オメガ3系脂肪酸はシリーズ2プロスタグランジンPGE2など、喘息に関与する炎症過程に関わる物質に影響を及ぼすため、オメガ3系脂肪酸は喘息に効果がある可能性が示唆された。

Ottawa EPCは、発表済みまたは未発表の科学医学論文の包括的な検索を実施した。スクリーニングの過程を経て、26の研究を論じた31の論文が洗い出された。主要な評価尺度は、利用可能な最善の肺機能の評価方法と考えられる1秒間の努力呼気量であった。欠陥のあるデザイン、欠損データ、比較不可能な試験項目などの問題のために、RCTでのメタアナリシスは実施できなかった。ほとんどは規模が小さく、治療群間の統計学的差異の検出力がなく、選択基準と除外基準がほとんど報告されていなかった。

成人または小児の喘息におけるオメガ3系脂肪酸のサプリメントの価値について、安全性以外の結論を出すことはできなかった。10のRCTと9つのその他の研究を評価して、これらのサプリメントが効果的な補助療法または単剤療法であると結論付けるには、それぞれの結果の間で矛盾が多く、もっと大規模な集団に適用するには限界があることが明らかになった。一部の症例で、患者が使用する喘息の治療薬は、オメガ3のサプリメント摂取による利点の抽出を妨げていた可能性がある。他の治療特性(摂取した脂肪酸の種類、特定の摂取源、1日の摂取量、介入期間など)は呼吸性アウトカムを改善しなかった。オメガ3系脂肪酸が炎症過程の一部を担う物質(PGE2など)の影響に関して、重要な11の研究ではサンプル数が少なく方法にばらつきがあるため、この問題を扱うには不十分であった。

オメガ3系脂肪酸が喘息の一次予防に有効かどうかは不明である。小児を対象とした4つの観察研究は、食事パターン(あらゆる魚、または脂肪の多い魚など)との正の相関があるが、成人看護師を対象とした前向き研究では、喘息の発症と食事での魚の摂取の間に関連を認めなかった。あるRCTは、出生前にオメガ3系脂肪酸またはプラセボの投与を開始した喘息リスクのある新生児での関連性を評価している。中間結果では、サプリメントの利点をほとんど認めなかったが、月齢18カ月では、喘息と確定診断するにはおそらく早すぎる。

オメガ3系脂肪酸とその他の疾患 [5]

RAND EPCは、II型糖尿病とメタボリックシンドローム、炎症性腸疾患、関節リウマチ、腎疾患、全身性エリテマトーデス、骨密度/骨粗鬆症においてオメガ3系脂肪酸が健康に及ぼす影響に関する発表済み、または未発表の科学医学論文の包括的な検索を実施した。骨塩量の観察研究を除いて、RCTまたは対照群を置いた臨床試験の結果を報告した論文のみを選択した。計83本の論文が選択基準に適合した。そのうち82本がRCTであった。総じて、関節リウマチを除く前述の医学的な問題に対するオメガ3系脂肪酸の価値に関する結論を導き出すにはデータが不十分であった。

II型糖尿病とメタボリックシンドローム

II型糖尿病またはメタボリックシンドロームの患者を対象とした34本のRCTのうち18本から、メタアナリシスを行うのに十分な統計データを入手できた。解析によって、オメガ3系脂肪酸はプラセボと比較して、トリグリセリドに対して望ましい作用を持つことがわかった。しかし、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、空腹時血糖、グリコヘモグロビンに対する効果はなかった。4つの研究の定性分析では、このいずれかの疾患を有する患者において、オメガ3系脂肪酸は血漿インスリンまたはインスリン抵抗性に対する効果はないと結論付けた。

炎症性腸疾患(クローン病と潰瘍性大腸炎)

炎症性腸疾患患者でのアウトカムを報告した13の研究でオメガ3系脂肪酸は評価スコア(臨床所見、内視鏡所見、組織学的検査)、寛解導入率、再燃率にさまざまな影響があった。潰瘍性大腸炎の場合、オメガ3系脂肪酸は、3つの研究のメタアナリシスで再燃の相対リスクに影響を及ぼさなかった。2つの研究で、オメガ3系脂肪酸を摂取する患者での副腎皮質ステロイド薬の必要性は、プラセボと比較して有意に低下しなかった。他の免疫抑制薬の必要性に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価した研究はなかった。

関節リウマチ

関節リウマチ患者を対象とした9つの研究のメタアナリシスは、オメガ3系脂肪酸には患者が訴える痛みの強さと疾患重症度、腫脹関節数、または赤血球沈降速度(疾患活動性の尺度)に対する影響はないと結論付けた。ただし、過去のメタアナリシスでは、オメガ3系脂肪酸がプラセボと比較して圧痛関節数に対して統計的に有意な改善をもたらすとしている。抗炎症薬または副腎皮質ステロイド薬の必要性に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価した7つの研究の定性分析では、6つの研究から必要性が低減することを示した。サプリメントが疾患修飾性抗リウマチ薬の必要性にどのように影響を及ぼすかを評価した研究はなかった。疾患活動性の主観的尺度と客観的尺度の両方を組み合わせた複合スコアを用いた研究はなかった。全体的に、オメガ3系脂肪酸は関節リウマチ患者の圧痛関節数を減少させ、副腎皮質ステロイド薬の必要性を低減させる可能性がある。これらの研究では、その他の臨床転帰に対するサプリメントの影響は示されなかった。

腎疾患

腎疾患におけるオメガ3系脂肪酸の影響を評価する9つの研究の定性分析では、サプリメントは血清中クレアチニンとクレアチニンクリアランスに対してさまざまな影響を及ぼすが、末期腎疾患の進行に影響を及ぼさないと結論付けた。血液透析用グラフトの開存性を評価したある研究は、魚油を用いるとプラセボと比較してグラフトの開存性が有意に良好であることを示した。オメガ3系脂肪酸が副腎皮質ステロイド薬の必要性の変化について評価した研究はなかった。

全身性エリテマトーデス

全身性エリテマトーデスにおけるオメガ3系脂肪酸の影響を評価した3つの研究の定性分析では、疾患活動性に対するさまざまな影響が明らかになった。障害に対する影響または患者の疾患重症度の認識に対する影響を評価した研究はなかった。ある研究はオメガ3系脂肪酸には副腎皮質ステロイド薬の必要性に対する影響はなかったとしているが、これらのサプリメントが他の免疫抑制薬の必要性にどのように影響を及ぼすかを評価した研究はなかった。疾患活動性を調べる自覚的尺度と客観的尺度の両方を用いた研究はなかった。

骨密度/骨粗鬆症

5つの研究の定性分析では、4つの報告で骨密度に対するオメガ3系脂肪酸のさまざまな影響が示されたと述べている。骨折に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価したとされる研究はなかった。

オメガ3系脂肪酸と認知機能、認知症、神経疾患 [6]

オメガ3系脂肪酸は、脳の発達と機能において重要と思われる。正常な加齢における認知機能、認知症の発症と治療、いくつかの神経疾患の発症、多発性硬化症の進行に対する影響が評価された。発表済みまたは未発表の科学医学論文の包括的な検索を実施して、選択基準に合致する12の研究を洗い出した。

正常な加齢および認知症における認知機能

正常な加齢での認知機能に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価した1つのコホート研究では、魚の摂取は認識機能障害リスクの低減に対して弱い関連性しか示されなかった。長期にわたる認知低下との関連はなかった。オメガ3系脂肪酸の摂取は、いずれのアウトカムとも関連していなかった。3つの前向きコホート研究は、認知症の発症に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価している。1つの研究のみ、魚の摂取が非アルツハイマー型認知症発症の有意な減少と関連しているとしていた。3つの研究すべてで魚の摂取がアルツハイマー型認知症リスクの低下と関連しているとしていたが、統計的に有意としたのは1つの研究のみであった。オメガ3系脂肪酸の総摂取量とDHAの摂取量(ただし、ALAまたはEPAではなく)は、アルツハイマー病発症の有意な低下と関連していた。認知症の治療に対するオメガ3系脂肪酸の影響を評価した1つのRCTで、DHAは認知症評定尺度のスコアをわずかに改善したが、サンプルサイズが小さく、研究の質も低かった。

多発性硬化症およびその他の神経疾患

オメガ3系脂肪酸の摂取と多発性硬化症の発症との関連を評価する2つの研究(1つのコホート研究と1つの症例対照研究)では、有意な結果は示されなかった。病勢進行に対するオメガ3系脂肪酸の摂取の影響を評価した3つの研究では、RCTでは身体障害または再燃率に対する影響は示されなかったが、2つの単一群非盲検試験で身体障害の有意な減少が報告された(1つの試験では、病勢進行指標の改善も報告された)。

その他の神経疾患に関して、1つのコホート研究でオメガ3系脂肪酸の摂取(魚から、ALA、EPA、またはDHA)とパーキンソン病リスクとの関連を評価しているが、有意な関連性は示されなかった。1つの症例対照研究で、妊娠期間を通じて週1回以上の母親の魚の摂取と出生児の脳性麻痺リスク低下との有意な関連が示された。

認知機能と認知機能低下、認知症、神経疾患に対するオメガ3系脂肪酸の影響についてのエビデンスの量と強さは、大幅に開きがある。試験の規模が概して小さく、臨床試験の質が全般に低いことから、これらの疾患に対するオメガ3系脂肪酸の価値に対する実質的な結論を導き出すことはできない。

オメガ3系脂肪酸と臓器移植 [7]

いくつかの実験室、動物、臨床の研究で、示唆されている。魚油由来のオメガ3系脂肪酸は、臓器移植でのアウトカムを改善(拒絶反応の緩和、高脂血症、高血圧の減少、血液粘性の低下、免疫抑制薬シクロスポリンAの毒性の低下など)する可能性がある。Tufts EPCは、移植を受け、数量化できる量のオメガ3系脂肪酸を投与されたヒト被験者の研究を系統的に洗い出した。移植に関連する計31の研究が、レビューに組み入れられた。内訳は腎移植(23)、心移植(6)、肝移植(1)、骨髄移植(1)であった。1つを除くすべての研究が、1日1.2-~5.4 g/dayのEPAにDHAを加えた魚油のサプリメントを用いていた。用量の最頻値は1日2~3 gであった。

何らかの移植において評価されるアウトカムに対するオメガ3系脂肪酸補充の具体的なベネフィットを示唆する確証的なエビデンスは示されなかった。1つ例外の可能性があるのは、腎移植を受けた患者でのトリグリセリド値の低下であった。これは、その他の疾患に対するオメガ3系脂肪酸の影響と一貫している。サプリメントは、シクロスポリンAとの間に臨床的に重大な相互作用を引き起こさなかった。

エビデンスの量と質、現在の移植術への適用には限界がある。すべての研究は小規模で、エンドポイントを定義して測定する際の厳密さなど方法論的な問題があり、大部分の研究が最近のものではなかった。移植技術は絶えず改善し続けており、魚油の補充が現在の手順のもとでは有益性は不確実である。さらに、すべての研究で、サプリメントは移植後に投与を開始している。オメガ3系脂肪酸がサイトカインの産生に影響を及ぼすには3週間を要する可能性があるため、移植前に補充するとアウトカムに影響する可能性がある。

オメガ3系脂肪酸の安全性 [3]

Tufts EPCでは、オメガ3系脂肪酸のサプリメント(魚油など)摂取による有害事象(魚臭い後味を除く)を評価するために148の研究を精査した。過半数(77件)が、有害事象は発生しなかったと報告している。合計すると約10,000人の被験者が、1日0.3-~8 gのさまざまな形態と用量のオメガ3系脂肪酸のサプリメントを、1週間-7年以上摂取していた。ほとんどの研究は小規模であり、被験者数は数十人、サプリメントの摂取期間は6カ月未満であった。

一般に、副作用は軽度で、主に消化器症状(下痢など)であり、被験者の7%未満であると報告されている。サプリメントは、死亡、生命を脅かす疾患、重大な障害またはハンディキャップなど、重篤な有害事象とは関連していない。オメガ3系脂肪酸は、出血イベントの頻度には影響を及ぼさなかった。しかし、2つのRCTで、患者がワーファリンあるいはアスピリンも毎日服用していた場合に易出血傾向を示した症例が何件か報告された。出血(創傷部あるいは消化管出血など)は概して軽度であった。

Tufts EPCは、魚油またはALAのサプリメントの摂取に関連する有害事象は軽症であり、そのサプリメントの減量または中止によって管理できると結論付けている。ただし、多くの試験で、特に試験終了前に中止した被験者について、十分な有害事象の報告をしていないため、有害事象データは不十分であるともしている。

参考文献

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監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学) 翻訳公開日:2014年3月28日

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