コミュニケーション

ヘルスリテラシーを考慮したコミュニケーションの例

情報収集に積極的なタイプの患者Aさん

患者に話を聞く医者

前回、治療について、パンフレットをお渡ししてお話しました。この治療について、何かお考えのことはありますか?(何か気になることはありますか?)今の考えを聞かせてもらえますか?

医者に相談する患者

ええ、治療を決めるために、自分でも図書館やインターネットで調べてみました。国立の研究機関のサイトでこんな情報をみつけたんですが・・・(印刷した紙を医師に見せる)

患者の取り組みを褒める医者

いろいろと情報を集められたのですね。〔HLS-14の6
この記事、内容は難しくありませんでしたか?〔HLS-14の3

医者に相談する患者

だいたいわかったんですが、ちょっと意味がわからないところがありました。

患者に話を聞く医者

(意味がわからない部分を説明した上で)ご自分にはどの治療が最もあいそうとお考えですか?〔HLS-14の11

医者に相談する患者

前回うかがったお話とあわせて、治療の違いがわかってきました。私は先生にお話頂いた治療を選びたいと思います。

患者に話を聞く医者

わかりました。ではこれから治療をすすめていきましょう。またわからないことがあれば、おたずねください。

発言が控えめなタイプの患者Bさん

患者に話を聞く医者

前回、治療について、パンフレットをお渡ししてお話しました。この治療について、何かお考えのことはありますか?(何か気になることはありますか?)今の考えを聞かせてもらえますか?

控えめに発言する患者

いろいろと考えてはみたんですが・・・。

患者に話を聞く医者

病気や治療のことをご家族とお話されましたか?〔HLS-14の9

控えめに発言する患者

家族とは話しました・・・。パンフレットがよくわからなかったので、夫にも読むように頼みました・・・。

患者に話を聞く医者

ご主人にも読んでもらったのですね。〔HLS-14の5
書かれている内容や治療に関して、何か不安や疑問はありますか?〔HLS-14の12

控えめに発言する患者

少し不安です・・・。本当にうまくいくのかなと思ったり・・・。調べたり夫に聞いたりしたのですが・・・。

一緒に考えることを提案する医者

(正しいかどうかを)聞いたり調べたりされたのですね。〔HLS-14の13
ではもう少し詳しく、それぞれの治療の効果や、副作用などついてお話しますので、一緒に考えてみましょう。

情報への関心が薄いタイプの患者Cさん

患者に話を聞く医者

前回、治療について、パンフレットをお渡ししてお話しました。この治療について、何かお考えのことはありますか?(何か気になることはありますか?)今の考えを聞かせてもらえますか?

あまり関心のない患者

うーん、よくわからないんで、なんでもいいです・・・。

少し困っている医者

パンフレットはお読みになられましたか?
読みにくい漢字や、字が細かくて読みにくいところなどは、ありませんでしたか?〔HLS-14の1と2

あまり関心のない患者

パンフレットは、時間がなくて・・・。ほとんど読んでいません。

患者に話を聞く医者

読むのに時間がかかるんでしょうかね・・・?〔HLS-14の4

あまり関心のない患者

読もうとしたんですけど、わからないことが多くて・・・。途中でおっくうになって、やめてしまいました。

患者に提案する医者

内容が難しくて、わかりにくかったですかね。〔HLS-14の3
では、パンフレットの内容もあわせて、もう一度お話しますので、わからないことがあれば、おたずねください。

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